純炭粉末の安全性に関する調査報告│毒性試験・各種分析の詳細と結果
はじめに│食用炭「純炭粉末」が安全性試験(毒性試験)を公表する理由
サプリメントを研究・製造・販売するメーカー(株)ダステックとして、安全性に関わる確認(試験・検査)をどのように行っているかを、できる限り分かりやすく整理して公開することを目的としたページです。
当社は、炭サプリの安全性を「品質検査(重金属・微生物等)」だけで語らず、毒性学的安全性(急性・反復・遺伝毒性等)を確認するための試験データを取得・公開しています。
錠剤・カプセル状の食品(サプリ形状)は過剰摂取が起こり得るため、原材料の安全性は食経験・文献調査に加えて必要に応じた試験(毒性試験)を行うことが、厚生労働省の公的ガイドラインで示されています。
さらに炭は、原料や焼成条件で性質が変わりやすく、文献の知見をそのまま当てはめにくい素材です。
だからこそ当社は、最終製品と同一の原料で毒性試験等を行い、その条件と結果を公開しています。
また、試験データを「参照できる情報」にとどめず実際に活用できる根拠とするため、試験に用いた原料と最終製品の原料が同一であること(原料・製法・規格・ロット管理等)の担保にも力を入れています。
当社が公開情報として確認できた範囲では、炭サプリ原料について「同一原料」かつ「毒性試験結果まで」を条件・結果付きでを一般公開している炭サプリは、現時点で純炭粉末、「食べる純炭きよら」のみです。
このページで分かること
・当社が研究・製造する素材「純炭粉末」及び製品「食べる純炭きよら」「キドニーピュア」において、実施している安全性確認の種類(毒性・変異原性・汚染物質)と衛生品質試験(微生物・元素)
・それぞれの試験が「何を確認するものか」
注釈・ガイドライン
注)本ページにおける「公開」とは、第三者が参照可能な形で、少なくとも①試験名(急性・反復・遺伝毒性等)、②試験条件(動物種、投与量、観察期間など)、③結果(死亡・主要所見・NOAEL等)を確認でき、かつ④最終製品と同一原料(同一仕様)で実施されたことが明示されている状態を指します。
当社は公開情報を継続的に確認しています。該当する公開例をご存じの場合は、根拠資料(URL等)をご提示しお知らせください。確認のうえ、当ページに追記・更新します。
また、以下に示す試験・検査は、特定条件下での評価結果です。
あらゆる使用状況における安全性を保証するものではありません。
本ページは、当社製品の効果を説明・保証するものではありません。
(この点は各項目でも「何が言えて、何が言えないか」として併記します)
参考:厚労省「錠剤、カプセル剤等食品の原材料の安全性に関する自主点検及び 製品設計に関する指針(ガイドライン)」
1.実施している安全性試験・検査一覧
「純炭粉末」は以下の試験を行っています。
| 区分 | 試験・検査 | 目的(何を見るか) |
|---|---|---|
| 毒性 | 急性毒性試験 | 一度に高用量を摂取した場合の急性影響の確認 |
| 毒性 | 亜急性毒性試験(28日間反復投与毒性試験) | 一定期間の反復摂取による影響の確認 |
| 遺伝毒性 | 変異原性試験 | 遺伝子に対する有害性の有無の確認 |
| 化学汚染 | ベンゾ[a]ピレン検査 | PAH(多環芳香族炭化水素)に関する確認 |
| 放射性物質 | 放射能検査(放射性セシウム・ヨウ素等) | 放射性物質の有無/基準適合の確認 |
| 化学汚染 | 重金属検査 | 鉛・ヒ素等の混入確認 |
| 微生物 | 一般生菌・大腸菌検査 | 衛生管理(微生物汚染)の確認 |
2. 各試験の概要と、結果の読み方
単回経口急性毒性試験
目的:短期間(単回)で高用量を摂取した場合に、明らかな急性影響がないかを確認します。
最終更新日:
| 実施機関 | 株式会社田辺R&Dサービス |
|---|---|
| 動物福祉 | 本試験の実施に際し、田辺三菱製薬株式会社動物実験委員会の承認を得た。 動物実験実施伺書実施承認番号:AJ09-1108 |
| 実施時期 | 2009年(本試験は頻繁に再実施する性質のものではないため、実施年を明記して掲載しています) |
| 試験法 | 雌雄ラットを用いた経口投与急性毒性試験 |
| 検体(ロット) | 品質管理された同一条件の検体 |
| 条件(用量・期間等) | 雌雄ラット 各5匹(計10匹)/単回経口投与/投与量:5,000 mg/kg 体重/観察期間:14日間 |
| 評価項目 | 死亡率、一般状態・症状観察、体重および摂餌量(投与後1日、2日、7日、14日)、全採血(14日後)、剖検(14日後) |
結果
| 結果要約 | 試験条件下において、死亡例は認められず、一般状態、体重推移、摂餌量、血液検査および剖検所見において特段の異常は認められませんでした。 |
|---|---|
| 判定・所見 | 急性毒性に関連する明らかな有害所見は認められませんでした。 |
| 数値 |
LD50:未確定(最高用量5,000 mg/kgでも死亡例なしのため、LD50は5000 mg/kgを上回る) NOAEL(無影響量):5,000 mg/kg(本試験条件下での最大用量) ※5000 ㎎/kgでも死亡例なしのため、LD50>5000 ㎎/kg以上とされる。) ※数値は本試験の条件(動物種・用量・投与方法)に依存します。 |
| 備考 | 本結果は単回投与時の急性影響を評価するものであり、長期摂取の安全性を示すものではありません。 本結果は2009年当時の試験条件下での確認結果です。現在の製品については、原料・製法・品質管理条件を一定に保つ運用のもと、重金属・微生物等の定期検査により品質を継続的に確認しています。 |
亜急性毒性試験(28日間反復投与毒性試験)
目的:長期間摂取した場合に、明らかな毒性変化がないかを確認します。
最終更新日:
| 実施機関 | 株式会社田辺R&Dサービス |
|---|---|
| ガイドライン | 「食品添加物の指定及び仕様基準改正に関する指針について」に準拠 |
| 実施時期 | 2010年(本試験は頻繁に再実施する性質のものではないため、実施年を明記して掲載しています) |
| 試験法 | 雌雄ラットを用いた経口投与による28日間反復投与毒性試験 |
| 検体(ロット) | 品質管理された同一条件の検体 |
| 条件(用量・期間等) | 雌雄ラット 各19匹(計38匹)/雄:6週齢/雌:6週齢/単回経口投与/投与量:0、100 mg/kg、1,000 mg/kg 体重/観察期間:28日間 |
| 評価項目 | 一般状態・症状観察、体重および摂餌量、摂水量、尿検査、血液検査、血液学検査、血液性化学検査、剖検、器官重量、病理組織標本の作製、病理組織学的検査 |
結果
| 結果要約 | 1日1回、28日間連続経口投与し、その影響を毒性学的に評価した結果、純炭粉末に起因すると考えられる変化は認められなかった。 |
|---|---|
| 判定・所見 | 一般状態、体重、摂餌量、尿検査、血液学検査、血液性化学検査、剖検初見、器官重量、病理組織学的検査の結果、変化は認められなかった |
| 数値(任意) |
無毒性量(ADI):1,000 mg/kg 以上 ※数値は本試験の条件(動物種・用量・投与方法)に依存します。 |
| 備考 | 本結果は2010年当時の試験条件下での確認結果です。現在の製品については、原料・製法・品質管理条件を一定に保つ運用のもと、重金属・微生物等の定期検査により品質を継続的に確認しています。 |
変異原性試験
目的:純炭粉末の変異原性を細菌の遺伝子突然変異誘発性を指標として検索する。
最終更新日:
| 実施機関 | 株式会社田辺R&Dサービス |
|---|---|
| ガイドライン | 「医薬品の遺伝毒性試験に関するガイドラインについて」別添「遺伝毒性試験ガイドライン」に準拠 |
| 実施時期 | 2009年(本試験は頻繁に再実施する性質のものではないため、実施年を明記して掲載しています) |
| 試験法 | 微生物を用いて純炭粉末の変異原性を検討した。 |
| 検体(ロット) | 品質管理された同一条件の検体 |
| 条件(用量・期間等) | 20.6、61.7、185、556、1667、5000 ㎍/プレート,直接法・代謝活性化法 |
| 評価項目 | 復帰突然変異コロニー数 |
結果
| 結果要約 | 純炭粉末は遺伝子突然変異を誘発しないものと判断できた。 |
|---|---|
| 判定・所見 | 復帰突然片コロニー数を対照の2倍以上に増加させなかった。 |
| 備考 | 本結果は2009年当時の試験条件下での確認結果です。現在の製品については、原料・製法・品質管理条件を一定に保つ運用のもと、重金属・微生物等の定期検査により品質を継続的に確認しています。 |
ベンゾ[a]ピレン分析
目的:純炭粉末中に代表的な発がん性物質PAHsのベンゾ[a]ピレンが含まれていないか確認する。
一般的な木炭・竹炭などには発がん性物質PAHsの含有が報告されており、メーカーには自主点検が求められている。
そのような背景からもっとも代表的なPAAHsベンゾ[a]ピレンが含まれていない事を確認するための試験である。
最終更新日:
| 実施機関 | 株式会社島津テクノリサーチ |
|---|---|
| ガイドライン | 「医薬品の遺伝毒性試験に関するガイドラインについて」別添「遺伝毒性試験ガイドライン」に準拠 |
| 実施時期 | 2025年9月26日 |
| 測定分析項目 | ベンゾ[a]ピレン(Benzo[a]pyrene) |
| 測定分析法 | 衛生試験法(日本薬学会)3.2.5 着色剤1)カーボンブラック ガスクロマトグラフ―高分解能質量分析法(GC-HRMS法) |
| 検体(ロット) | 品質管理された同一条件の検体 |
| 分析精度 | 定量下限 0.05 μg/kg(0.05 ppb) |
結果
| 結果要約 | ベンゾ[a]ピレンは検出されなかった。 |
|---|---|
| 判定・所見 | 定量下限0.05 μg/kg(0.05 ppb)未満であった。 |
放射能分析
目的:純炭粉末中に代表的な放射性物質が含まれていないか確認する。
最終更新日:
| 実施機関 | 財団法人日本食品分析センター |
|---|---|
| 実施時期 | 2012年1月19日 |
| 測定分析項目 | セシウム-137,セシウム-134,ヨウ素-131 |
| 測定分析法 | γ線スペクトロメーター(ゲルマニウム半導体検出器)法/ 測定時間1000秒 |
| 検体(ロット) | 品質管理された同一条件の検体 |
| 分析精度 | 定量下限 20 Bq/kg |
結果
| 結果要約 | 放射性物質セシウム-137,セシウム-134,ヨウ素-131は検出されなかった。 |
|---|---|
| 判定・所見 | 定量下限未満であった。 |
重金属・ヒ素分析
目的:純炭粉末中に代表的な重金属:鉛、ヒ素が含まれていないか確認する。
最終更新日:
| 実施機関 | 一般社団法人 北陸保健衛生研究所 |
|---|---|
| 実施時期 | 2025年10月23日 |
| 測定分析項目 | 鉛・ヒ素 |
| 測定分析法 | 鉛:誘導結合プラズマ-質量分析法/ヒ素:水素化物発生-原子吸光光度法 |
| 検体(ロット) | 品質管理された同一条件の検体 |
| 分析精度 | 鉛:定量下限 0.05 μg/g(0.05 ppm)/ヒ素:定量下限 0.01 μg/g(0.01 ppm) |
結果
| 結果要約 | 鉛・ヒ素は検出されなかった。 |
|---|---|
| 判定・所見 | 定量下限0.05 μg/g(0.05 ppm)未満であった。 |
一般生菌・大腸菌群分析
目的:純炭粉末中の菌数・大腸菌数を確認する。
最終更新日:
| 実施機関 | 一般社団法人 北陸保健衛生研究所 |
|---|---|
| 実施時期 | 2025年10月23日 |
| 測定分析項目 | 一般生菌数・大腸菌群 |
| 測定分析法 | 生菌数:標準寒天培地法/大腸菌群:デスオキシコーレイト培地法 |
| 検体(ロット) | 品質管理された同一条件の検体 |
結果
| 生菌数結果 | 300 個/g以下 |
|---|---|
| 大腸菌群結果 | 陰性 |
3. 用語説明
3-1.LD50とは?
LD50(半数致死量)は、「一定条件下で動物の50%が死亡する用量」を指標化したものです。
なお、結果表記が「LD50:〇〇 mg/kg 以上」の場合、通常は試験の最高用量(上限)まで死亡が出なかったため、
LD50がその用量を上回ることを意味し、〇〇 mg/kgで半数が死亡したという意味ではありません。
3-2.NOAELとは?
NOAEL(無影響量)は、試験条件下で「有害影響が認められなかった最大の用量」を指します。
3-3.ADIとは?
ADI(許容一日摂取量)は、主に食品添加物等で用いられる指標で、
通常はNOAEL等に安全係数を適用して設定されます(本ページの個別試験結果とは用途が異なります)。
安全性を最優先する理由
サプリメントは、
「効くかどうか」以前に
「安全に使えるかどうか」が最も重要だと考えています。
その理由は明確です。
・長期的に摂取される可能性がある
・体調・年齢・持病によって影響が異なる
・自己判断、医療管理下にないケースが多い
だからこそ当社では、
製品や素材に対する安全性試験、品質試験、成分分析を行い、
できる限り同一性・再現性を保つ設計を徹底する必要があると考えています。
炭サプリを比較検討中の方へ
試験内容や検査結果の詳細を確認したうえで、
竹炭・ヤシ殻活性炭・純炭粉末の違いを比較したい方は、
公開情報ベースで整理した「炭サプリの安全性ランキング」もご覧ください。
原料名だけでは分かりにくい安全性関連情報の違いを、比較しやすい形でまとめています。
よくある質問
-
炭の毒性試験データは世の中に存在しないのですか?
海外の報告では急性/反復/変異原性評価を扱った報告があります。
ただし当社が重視しているのは、「そのサプリに使われている原料そのもの」と照合できる形(同一原料・同一仕様・条件と結果が公開)であることです。
この条件を満たす公開例は、現時点では多く確認できていません。 -
なぜ炭は「論文など文献情報だけ」で安全性を語りにくいのですか?
炭は、原料・製法・焼成条件などによって性質(微細構造や不純物プロファイル)が変わり得る素材です。
食用レベルでは焼くたびに別の炭なってしまうといっても過言ではありません。
また天然原料(竹、木など)では産地、季節、天気、木材の部位によっても全く異なる炭になるため同じ炭を作ることは不可能と言っていいほど非常に困難です。
そのため、文献に記載された「炭」と、実際に流通する炭(原料)が同一とは限らないという課題があります。 同様の理由で医薬品や特保・機能性の研究も進みにくいという課題があります。
-
純炭粉末はどのように炭の同一性を担保していますか?
純炭粉末は原料の規格化、焼成条件の管理、品質試験・吸着試験をもって同一性を管理しています。
これにより、毒性試験の結果を参考情報にとどめず、最終製品の根拠として活用できるようにしています。
原料:規格化された同じ品質の食物繊維のみを使用。
製法・焼成条件の管理:機械化し、電子制御により同一条件・工程での製造が可能。
規格:品質試験や吸着試験を行い、実際の品質が同等であることを確認。
ロット管理:原料と製品でトレーサビリティを構築。
-
重金属検査や成分分析は安全性試験ですか?
いいえ。それらは安全性試験ではなく衛生試験・品質試験と呼ばれるべきものです。
重金属・ミネラル分析、一般生菌数などの検査を「安全性試験」と表現している例がありますが、これらは主に汚染・衛生(品質)を確認する検査です。
それだけで、摂取による健康影響まで含めた毒性学的安全性(急性毒性、反復投与毒性、遺伝毒性など)を示すものではありません。
したがって「毒性試験データが確認できる炭」を探す場合は、急性毒性試験、反復投与毒性試験(例:28日)、変異原性試験(例:Ames)等が実施され、かつ 試験に用いた炭と最終製品に用いる炭の同一性(原料・製法・規格)が明確なものを確認することをおすすめします。
-
毒性試験をしていれば「絶対に安全」「無害」と言えるのですか?
いいえ。毒性試験は、一定の条件(動物種、用量、観察期間など)において、望ましくない影響が確認されないことを評価するものであり、リスクゼロを証明するものではありません。
そのため当社は、試験結果を断片的に示すのではなく、試験名・条件・結果を併記し、評価の前提を明確にしたうえで公開しています。
-
この試験結果はどこまで一般化できますか?
本ページの結果は、当社原料(純炭粉末)について、記載した条件で実施された試験に基づくものです。
原料・製法・規格が異なる炭素材に、そのまま当てはめられるとは限りません。
補足
・本ページは特定商品の効果を説明するものではありません。
・医療的な判断については、必ず医師にご相談ください。
最終更新日:2026/02/20
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