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糖化糖化とは

メディアでは報道されないもう一つの糖化

前回のブログでは

果糖は毒性の強いAGE(toxic AGE:TAGE)を作り、ブドウ糖からはAGE-1という毒性がないAGEができることをご紹介しました。

本来AGEは食品科学の世界で「美味しいものを食べたいcake」との願いで研究されたメイラード反応によって作られます。

ですから人間が美味しいと思う食事にはAGEが含まれているのです。

食品中に含まれるAGEの大半はブドウ糖から作られるAGE-1ですが、最近の研究で大変なことがわかりました。

口から摂取したAGEの10%近くが腸から吸収され、AGE受容体であるRAGEを増加させると言うのです。
Sato T, Takeuchi M et al., Eur. J. Nutr., 48: 6 (2009)

下のイラストをご覧下さい。

AGE血管

体の中では絶えずAGEが作られています。

このAGEは受容体であるRAGEに捕まり様々な病気の原因物質を作ります。

食事から摂取したAGEは体内に蓄積するだけでなく、なんと!RAGEの量を増やすのですcoldsweats02

RAGE病気血管

AGEが沢山含まれているファーストフードや電子レンジ加熱食品を食べ続けると、上のイラストのようにRAGEが増えてしまいます。

すると血糖値を抑えて体内で産生されるAGE量を減らす努力を続けても、

病気を悪化させる信号(シグナル)がいつまでも出続けることになります。

糖化を防いで老化や病気から体を守るには「体内の糖化を引き起こす二つの経路」を知っておく必要があります。

糖化経路

体の中でAGEができるのを抑えるには、野菜を食べてから炭水化物を食べるなど、糖の吸収を抑制する方法や、

糖の吸収を遅くするお茶やAGEを作り難くするバーブなどが有用です。

一方、(株)ダステックでは現代人が避けては通れない「体の外から入ってくるAGE」から体をまもる素材の研究開発を行っています。

 

この記事を書いた人
樋口正人(純炭社長)

株式会社ダステック代表取締役社長。
1985年3月:千葉大学大学院理学研究科生物学専攻 修了
1985年4月:中外製薬株式会社入社。新薬研究所配属腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の創薬に従事。
1998年4月~2001年3月:通産省工業技術院生命工学工業技術研究所(岡修一先生)技術研修員
1999年4月~2008年3月:筑波大学先端学際領域研究センター(山本雅之教授)客員研究員
2007年4月~2014年3月:金沢医科大学非常勤講師
2007年10月:中外製薬退社
2009年5月:株式会社ダステック設立
2015年5月:純炭粉末の米国特許取得(ADSORPTION CARBON, AND ADSORBENT Patent No.: US 9,034,789 B2)
2015年5月:純炭粉末の日本特許取得(吸着炭及び吸着剤 特許第5765649号)

「出す健康法」で健康寿命を延ばすのが夢!
最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとして社員さんの昼食を調理しています(笑)。

「メディアでは報道されないもう一つの糖化」への6 件のフィードバック

  • 病気を悪化させるシグナル、
    とっくに出されてるのに
    気がついてないんですよね。σ(^_^
    この研究開発の進歩は、
    世界中の人が待ってますね!!
    頑張ってください!(`・ω・´)

  • 匿名さま
    励ましのお言葉ありがとうございます。
    研究開発担当に伝えたところとても喜んでおりました。
    力の限り頑張ります!とのことです。
    今後とも「食べる純炭きよら」を宜しくお願いいたします。

  • 密かな読者です。
    日本の食文化は正常ではないと感じていました。
    アメリカでは病気を減らすために日本食が推奨されているのに、日本ではアメリカのジャンクフードがどんどん入ってきています。それとともに大腸がんや乳がんが増え、糖尿病や肥満が増え、医療費が高騰し、日本経済が衰退するなど言語道断です。
    AGEやトランス脂肪酸、カテキンなどの外国では問題になっている成分が世界一安全といわれる日本で知らない人が多いのはなぜなんでしょうね。

  • めぞん一刻さま、コメントありがとうございました。
    食品そのものや個別の成分は、体に良い面(成分)もあれば、
    (摂りすぎると)悪い成分もあるといった諸刃の剣だと思います。
    悪い情報を知ることで悪戯に危機感をつのらせるのではなく、
    科学的データに裏付けされた情報に基づいて
    消費者自身がメリット・デメリットを総合的に判断することが重要!
    との判断の元、
    これからもマスコミが報じない健康情報を発信していきたいと考えておりますので、
    引き続きご愛読いただければ幸いです。

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