クレアチニンがいくつになったら透析に入る?

投稿日: カテゴリー ●腎臓病について

こんにちは、純炭社長の樋口です。

病院に行ってクレアチニンの値を告げられるのが苦痛というお声をよくいただきます。

・1.5 mg/dlになったら腎生検(腎臓の組織を取って検査すること)と言われている。
・〇〇以上になったら透析に備えてシャント手術(腕の動脈と静脈をつなぐ手術)と言われている。
などなど。

先日のブログでクレアチニン値が当てにならない場合があることを書きましたが、
先日は透析に入ったお客様から
「きよらを飲んでいるのにクレアチニンが上がってしまった」
というお声もいただき、クレアチニン値を必要以上に意識しすぎている感じを受けました。

まず、透析とクレアチニンの関係について書くと、
「透析前のクレアチニン値は高く、透析後のクレアチニン値は低く」が基本です。
透析に入るとクレアチニン値は徐々に低下することが多いようですが、これは加齢や透析時間中の運動不足による筋肉量低下が原因です。
ですから、筋トレなどで筋肉量を増やし、透析前のクレアチニン値は高い状態を保ち、透析によって体内の老廃物をしっかり除去して、透析後のクレアチニン値は下がっている状態の方が望ましいのです。

また、クレアチニン値やeGFRがいくつになったら透析導入なのか?という問題については興味深い文章を見つけました。

「なにより大切なのは自覚症状が出ないよう、体調管理につとめることで、クレアチニン8mg/dL以上(eGFR 6mL/min/1.73m2未満)のなるべく高値まで透析療法の開始を遅らせると生命予後の点で最も良好であることも分かっています」
(出典:腎臓サポートセンター「腎臓教室」バックナンバー85号)

腎機能が低下すると造血ホルモンであるエリスロポエチンが作られなくなるため、貧血による動悸・息切れ・だるさ等の自覚症状が現れます。幸い、腎性貧血にはESA製剤という特効薬があるので治すことができます。

クレアチニンによるeGFRよりも、シスタチンCによるeGFRやクレアチニンクリアランスを測定しながら、ESA製剤などを上手く使い、自覚症状がでないように注意して、
eGFR 6mL/min/1.73m2以上をキープして下さい!

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純炭社長

投稿者: 純炭社長

純炭粉末の(株)ダステック代表取締役社長。中外製薬で腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の開発に携わった後に、ESA製剤が不必要になる世の中(すなわち腎臓病が無くなる世の中)を目指して47歳で起業しました。元金沢医科大学医学部非常勤講師。ケトジェニックダイエットシニアアドバイザー・AGE研究協会認定講師でもあります。「出す」健康法で健康寿命を延ばすのが夢! 最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとしてサラメシも提供しています(笑)。

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