運動をするとクレアチニン値が上がるから趣味の登山はやめた方がいいの??

投稿日: カテゴリー ■腎臓病について, ■最近のご質問

こんにちはゆっきーです。

今日はこんなお客様からの質問が・・・
「インターネットで調べてみたら運動するとクレアチニン値が上がるとあったので趣味の登山はしない方がいいのですか?」
ゆっきーの趣味も登山と言うのもありますが、そこは声を大きくして解説したいと思います!(‘◇’)ゞ
結論から言うと、『大好きな登山、辞めないで下さい!!』ということです。

確かに、こんな風に疑問に思ってしまうのも、仕方がないと思います((+_+))
病院に行くたびに、検査の数値を見せられて注意されると、”クレアチニンという物質自体が悪!”というイメージがついてしまっていますよね。

『クレアチニンの存在が腎機能を悪化させる』のではなく
『腎機能が悪くなってしまうとクレアチニン(という一つの成分)がろ過できず結果として血中の濃度が上昇してしまう』と考えるのが正しい流れです。

ちなみに、クレアチニンを大量にラットに注射する実験でも腎臓への毒性はほとんど見られないとの実験結果が出ています。
(ラットの実験では、普通の健康な人で換算すると、体内に存在するクレアチニンの量の50倍もの量を投与している計算になるので、通常の生活や運動ではありえない量のクレアチニン量です)

そもそも、クレアチニンっていったい何?ってところなのですが、簡単に言うと
『筋肉が運動するための重要なエネルギー源が使われた後にできる老廃物』の事です。ですので、運動や筋トレなんかするとクレアチニン値は上がります。(実際、店長たっくんもジムで筋トレをした次の日に人間ドックへ行ったらクレアチニン値で引っかかってしまいました。もちろん、店長は腎不全ではありません。)

「クレアチニン値を下げたいから運動はしない」は大間違い!。むしろ、運動不足が慢性腎臓病患者さんの腎障害を悪化させるのみならず、生命予後を悪化させる「疾患」と見なさざるを得ないという論文や研究結果も出ています。

腎機能の低下はフレイル(高齢になることで筋力や精神面が衰える状態)の増加に密接に関係しており、”腎臓病進行=フレイルの増加”は比例しています。※参考文献(1),(2),(3)
また、運動不足は喫煙、高血圧に次いで第三位の危険因子であるという論文も出ています。※参考文献(4)

ですので、適度な運動はリフレッシュしたり、人生を楽しむためにも不可欠ですし、筋力不足や肥満予防の為にも、どうぞ登山は続けて下さい。
気を付けてほしいのは運動中の水分補給!汗をかき過ぎて脱水になるのは腎臓に負担がかかりますのでこまめに水分を取ってくださいね。

ただし、運動ならどれだけでもすればするほどいいのか?という訳ではありません。運動強度の強いもの(トライアスロンやフルマラソンなど)は酸化ストレスが増加します。
酸化ストレスは血管を固くして腎臓に負担をかけますので、心配な場合はお医者さんに聞いてみてくださいね(*^^)

参考文献
※(1)Semin Dial 26 : 690-696,2013
※(2)J Am Geriatr Soc 61 : 896-901,2013
※(3)Am j Kidney Dis 60 : 912-921,2012
※(4)Lancet 378 : 1094-1105,2011

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ゆっきー

投稿者: ゆっきー

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