納豆って効くの?デマなの?

投稿日: カテゴリー 【純炭社長のつぶやき】

こんにちは。純炭社長の樋口です。

新型コロナウイルスに関するデマ情報でトイレットペーパーがスーパーから消えたり、納豆やヨーグルトが消える?という風の噂も聞こえてきます。その根拠は納豆で有名な茨城県で感染者がゼロだからだとかいう話も・・・・納豆大好きな純炭社長は誰も信じないことを願っています(笑)。

☞感染率と死亡率…?

さて、このところ、「新型コロナウイルスによる死者がイタリアやイランで多いのはなぜなのか?」と不思議に思っているのです。キスやハグの習慣は感染拡大には寄与するでしょうが、死亡率アップとは関係ないはずですよね。医療体制の問題なのか?はたまたウイルスが変異してしまっているのか?
日本でも、無症状だったり軽症ですむヒトと肺炎が重症化してしまうヒトは何が違うのか?若い人は軽症(とも言えないケースも出てきましたが)、高齢者や持病があるヒトは重症化しやすいと言われていますが、そのメカニズムは明らかではありません。

☞純炭社長の建てた仮説

そこで純炭社長的に(まったく科学的根拠なしに)、「肺に棲んでいる常在細菌の差?」という仮説を立てて調べてみると、興味深い論文にたどり着きました。
マイクロバイオーム(人間に共生している微生物たち)と呼吸器疾患に関する奈良県立医大・日本医大からの報告です。(友田恒一  木村弘『呼吸』eレポート 1(1) 37-43, 2017)

☞呼吸器疾患と微生物の関係とは

人体にはヒト細胞をはるかに上回る数の常在細菌が共生しており、肥満やアレルギー、精神性疾患などに影響を及ぼす、一種の臓器として働いていることが分かってきました。従来は下気道や肺(コロナウイルスが侵入して肺炎を引き起こす場所)は無菌であり、常在細菌は棲んでいないと考えられていましたが、細菌遺伝子の解析技術の進歩によって下気道や肺にも(数は少ないものの)常在細菌が存在することが分かってきました。

☞コロナウイルスと戦う常在細菌

呼吸器に棲む常在細菌にとって、コロナウイルスは縄張りを荒らす侵入者です。常在細菌の種類や数によってコロナウイルスを抑え込めなくなると肺炎が重症化するのではないか?と純炭社長は仮説を立てました。この仮説を証明するのは容易ではありませんが、自分の身体で仮説に沿った取り組みを行ってみようと考えた次第です。

☞腸内細菌叢が呼吸器の病気の引き金にも!?

前述の論文にはGut(腸)-Lung(肺) axis(ネットワークのような意味)という概念が紹介されています。臨床現場では腸内環境の変化が気管支喘息などの呼吸器疾患の病態と関連することが知られていました。例えば、「潰瘍性大腸炎などで腸内環境が乱れている慢性閉塞性肺疾患の患者は予後が悪い」といったように。

☞なんと善玉菌の作る成分で肺の病気が軽く!

友田らはラットを使った実験で、腸内善玉菌が作る短鎖脂肪酸(酢酸・乳酸・酪酸・プロピオン酸など)が増えると、肺気腫の病変が軽減することを見出しました。どのような仕組みかは分かりませんが、腸の中で善玉菌が増え、短鎖脂肪酸を沢山作ってくれると肺の病気が軽くなる可能性があることが明らかになったのです。

繰り返しになりますが、腸内環境を整えれば重篤な肺炎に罹りにくいという科学的根拠はありません。しかし、一見関係なさそうな腸と呼吸器には複雑な因果関係があるようです。
次回、善玉菌と短鎖脂肪酸を増やすにはどうしたらいいの?をお伝えします★

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純炭社長

投稿者: 純炭社長

純炭粉末の(株)ダステック代表取締役社長。中外製薬で腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の創薬に携わった後に、ESA製剤が不必要になる世の中(すなわち腎臓病が無くなる世の中)を目指して47歳で起業しました。元金沢医科大学腎臓内科非常勤講師。ケトジェニックダイエットシニアアドバイザー・AGE研究協会認定講師でもあります。「出す」健康法で健康寿命を延ばすのが夢! 最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとしてサラメシも提供しています(笑)。

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