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腎臓病生活習慣

なぜ私は人工透析を拒否してきたか~腎不全発症から10年~【書評3】(難易度:初級)

こんにちは、純炭社長の樋口です。

8%の腎機能でも透析を回避しているリュウ・ウェイ(劉薇)さんの生活習慣を紹介するブログ、最終回は「代替医療」に関してです。

透析に入らない生活習慣


前回のブログでも腎臓病医の椎貝達夫先生がeGFR 15以下の慢性腎臓病患者に「瞑想療法」を取り入れたことを紹介しました。駄菓子菓子、そもそも代替医療ってなに?怪しいんじゃないの?と感じる方が多いと思います。

代替療法とは

マインドフルネス
代替医療とは「瞑想」や「マインドフルネス」などの精神・心理療法の他にも、「鍼灸・指圧・気功」などの中国医学、食事療法、温泉療法、アロマセラピーなどなど種々雑多。
怪しいビジネスが紛れ込むこともありますが、瞑想やマインドフルネスはグーグルやマイクロソフトが導入しており、インテルは全社員が9週間にも及ぶマインドフルネスプログラムを受講すると聞きました。

劉薇さんが選んだ代替療法

さて、劉薇さんが取り入れた代替療法はざっくりと以下の7つ。

雑穀を中心とした食事療法
腎臓に良い健康ヨガ
ひまし油湿布
腸洗浄と腸マッサージ
身体のずれと歪みを矯正する整体マッサージ
内臓のこりをほぐす、内臓セラピー
パウル・シュミット式ドイツ波動療法

ヨガやマッサージと腎臓病

腎臓は毎分1000 mLもの血液が流れ込む、最も血流の多い臓器のひとつなので、ヨガやマッサージでコリをほぐして、血流が滞らないようにするのは理にかなっていそうですよね。詳しいヨガのポーズなどは書籍に書かれているので、ぜひ手に取って読んでみて下さい。

腸活と腎臓病

腸活腸は尿毒症物質が作られる場所なので、腸洗浄と腸マッサージも良さそうです。

波動療法について

波動
代替医療の中で一番とっつきにくいのが⑦の波動療法だと思います。
日本生まれのレイキ(霊気)は日本海軍が兵士の治療に使っていた波動療法の一種で、現在では海を渡って西洋式レイキとして世界中に広まっていますが、実は、純炭社長は波動療法どころか代替医療そのものを全く信じていませんでした(長年、製薬会社の研究所に在籍していたので、西洋医学一辺倒でした)。

レイキ療法

ある時、知人の経営者が「がん治療のためにレイキを薦められているけれどどう思う?」と連絡してきたのです。もちろん、私は「そんな胡散臭いものはやめなさい!」と一蹴しました。

がん治療の分野でも

ところが、その翌日、雑誌プレジデントの書評欄をながめていると、「がんが自然に治る生き方」という本が目に飛び込んできたのです。
ハーバード大学出身の研究者である著者が、末期がんを宣告されたにも関わらず奇跡的に生還した世界中の人々にインタビューして、9つの共通した生活習慣を見出した名著(だと純炭社長は思っています)でした。

共通点が沢山

直感的に「読まなければ!」と感じた純炭社長は、すぐに書店に走り(アマゾンから購入しないところがアナログ)、一気読みした後に感じたことは、「ここに書かれている9つの生活習慣はがんに限らず全ての病気を遠ざける!」ということでした。

末期がんから生還した人たちの9つの共通点
抜本的に食事の内容を変える
治療法は自分で決める
直感に従う
ハーブとサプリメントの力を借りる
抑圧された感情を解き放つ
より前向きに生きる
周囲の人の支えを受け入れる
自分の魂と深くつながる
「どうしても生きたい理由」を持つ

これらは、劉薇さんが透析を遠ざけている生き方と共通する項目が沢山あるんです。

おわりに


「生徒が学ぶ準備ができた時に教師は現れる」という言葉があります。
純炭社長は54年生きてきてやっと準備が整ったのだと感じました。
このブログを読んで、劉薇さんやケリー・ターナーさんの書籍を手に取ってみようと感じたアナタも準備ができたのだと思います。

食事療法でも瞑想でも波動療法でもヨガでも、
とりあえず試してみる生き方が人生を豊かにし、
病気を遠ざける秘訣だと今では確信しています。
「人間の最大の失敗は、絶えず失敗を恐れていることだ!」
お気楽極楽でチャレンジしてみましょう!

 

【関連記事】
リュウ・ウェイ(劉薇)さん流の透析に入らない生き方(その1:食事)
リュウ・ウェイ(劉薇)さん流の透析に入らない生き方(その2:病院とストレスとの付き合い方)

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純炭社長:樋口正人 代表取締役社長CEO
中外製薬で腎臓病治療薬(エリスロポエチン)の創薬研究に従事。金沢医科大学医学部腎臓内科非常勤講師を経て、2009年株式会社ダステックを創業。 長期服用を前提とした安心・安全な食用炭「純炭粉末」の研究開発や自社製造を続ける傍ら、腎臓病の知識・腎臓内科の受診のすすめ、腎臓をeGFRで管理することの重要性など、慢性腎臓病患者さんに対する情報発信、啓蒙活動に取り組んでいる。

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この記事を書いた人
純炭社長:樋口正人

株式会社ダステック代表取締役社長。
1985年3月:千葉大学大学院理学研究科生物学専攻 修了
1985年4月:中外製薬株式会社入社。新薬研究所配属腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の創薬に従事。
1998年4月~2001年3月:通産省工業技術院生命工学工業技術研究所(岡修一先生)技術研修員
1999年4月~2008年3月:筑波大学先端学際領域研究センター(山本雅之教授)客員研究員
2007年4月~2014年3月:金沢医科大学非常勤講師
2007年10月:中外製薬退社
2009年5月:株式会社ダステック設立
2015年5月:純炭粉末の米国特許取得(ADSORPTION CARBON, AND ADSORBENT Patent No.: US 9,034,789 B2)
2015年5月:純炭粉末の日本特許取得(吸着炭及び吸着剤 特許第5765649号)

「出す健康法」で健康寿命を延ばすのが夢!
最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとして社員さんの昼食を調理しています(笑)。

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