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腎機能の守り方(上級編)精神面もいたわって腎臓の負担を軽減する方法

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知らなかった、インターネットがない、そんなあなたに毎月“きよら通信”をお届けします(*^^*)

さて、きよら通信では、初級編、中級編、上級編の3回にわたり腎機能の守り方をお届けしています。

今回は上級編をお届けします。

食事や生活習慣を改善までは、みなさんたどり着くのですが、実は意外な事も腎機能に負担をかけてしまいます。

こんな事に心当たりが無いか、上級編でチェックしてみてください。

メンタル(精神面)と腎臓病のお話


上級編は、食べ物の話ではありません。

腎臓が悪くなってしまう原因は、実は食べ物や生活習慣だけではないってご存知でしょうか。

東洋医学では、思考の癖から悪くしやすい臓器を分類しています。

“腎“にトラブルが出やすい人の特徴は、些細な事で大げさに驚き、常に何かにおびえて不安を感じている人なのだそうです。

※厳密にいうと、東洋医学の腎=腎臓ではありませんが、精神面でストレスがかかる状態は腎臓に良くありません。

なぜなら、不安やストレスを抱えた状態は、以下のようなことが起こることが西洋医学でもわかっています。

血圧が上がるホルモンが分泌され、腎臓の血管に負担をかける。
腎血流量が低下して、腎機能の低下する。

楽観的な人と、悲観的な人のお話


あるお客様からこんなお話をお伺いしました。

「腎機能が低下している」とお医者さんに言われてから、こんな風に過ごしていたそうです。
・毎日厳格な食事制限
・水分摂取量も記録
・食べたらダメなものを必死で我慢

それにもかかわらず、どんどん数値が悪化してしまったそう。

対して、その方の友人で、同じように腎機能が低下している友人がいたそうです。

その友人は、そこまで頑張っていないのに、腎機能があまり悪化していなかったそうです。

どうしてこんなに頑張っているのに報われないの?と思いますよね。


腎臓病に対するストレス

その方のお話をさらにお伺いすると…

・腎臓内科で定期健診をするたびストレス

・病院に行くだけで透析になってしまうのではないかと不安でたまらなくなり

・慢性的な睡眠不足状態

になっていたんだそうです。

睡眠障害で透析リスクが上がる


毎日ぐっすり眠れない人は透析に、1.3倍も透析になりやすくなるという研究結果があります。

でも、病院で利尿剤をもらっていると、夜中にトイレで目が覚めてしまう、なんてご相談も。

服薬が不眠の原因だと感じる場合は、処方した医師に相談してみましょう。

慢性的な睡眠不足は心血管病が進行するだけでなく、腎臓のろ過機能も低下させます。

腎臓に良い睡眠の方法


ちゃんと寝れない事が透析への近道だったなんて、教えてくれる先生は少ないのではないでしょうか。

そこで、今日からよく眠れるように、すこし生活習慣を意識して、変えてみませんか?

①昼夜のメリハリをつける
体内時計を整えるために、朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びるようにしましょう。
②散歩に出かけ、人と会って会話する

・日中の活動量が少ない(一日中家の中で過ごす、あまり運動しない)
・人と会って会話をする事が少ない

そんな方は不眠になりやすいです。
日中に出かけたり、人と会話する頻度を増やしてみましょう
③夕方にうたた寝をしない
夕方に寝てしまうと夜に眠れなくなり、早朝覚醒しやすくなります。
昼寝をするなら、15時までの早めの時間に30分以内でするようにしましょう。
④夕食(飲酒)は早く済ませる
遅い時間の食事は胃腸が休まらずぐっすり眠れなくなります。
夕食は、就寝3時間前には済ませましょう
また寝酒も睡眠の質を落とすので控えましょう。
⑤ぬるめのお風呂に入る
眠気は体の内部の温度が下がる時に起こります。
38~40度くらいのぬるめのお風呂で体を温めます。
その後一時間程休憩し、深部体温が下がってくると、自然に眠気がやってきます。
就寝の1時間前に入浴するのがオススメです。
⑥就寝1時間前に画面を見ない
パソコンやテレビを見ていると脳が興奮してしまい、なかなか寝付けなくなります。
また、パソコンやスマホ画面に使われているLED(ブルーライト)も脳を興奮させ、睡眠に必要なメラトニンというホルモンの分泌を妨げる作用があります。
寝る1時間前からテレビ、パソコン、タブレット、スマホは遠ざけましょう。

自分でできる不眠に効くツボ


不眠の原因は交感神経が優位になり、体が興奮状態になっているから。

安眠には副交感神経を優位にするのがポイント。

それに効く“安眠”という名前のツボをおすのがオススメです。

場所は耳の後ろの出っ張っている骨の指一本分下(うなじの付け根)にあります。

人差指と中指をつかって、全体的にさすったり、親指で5~10回ほど押しながら揉むのも効果的。

このツボが痛かったり凝っているの場合は、体からの睡眠不足のサインでもあります。

揉みほぐすと、頭がスッキリして気持ちいいですよ。

寝つきが悪い夜は、安眠ツボ押しで緊張感をほぐしてあげましょう。

鍼灸治療で不眠解消(2023年7月追記)

じつは、ゆっきーも服薬の影響で不眠で眠れない日が続いていました。そこで、以前より気になっていた鍼灸治療院へ行ってみたんです。

体に鍼(はり)を打つことで、緊張して凝り固まった筋肉が緩まり、血流も改善されるとのこと。

不眠の原因でもある自律神経の乱れは、鍼灸治療で改善されるため、入眠しやすくなり、睡眠の質も良くなるらしいです。

ゆっきーが通う鍼灸治療院では、その日の状態によって鍼とお灸を使い分けています。


一瞬痛みはあるものの、とても細い針なので慣れれば全く苦痛ではありません。
特に凝り固まったり冷えている箇所は、電気を流したり、赤外線で温めたりして治療をしてくれます。

その日の状態をみて、様々なツボにお灸をしてくれます。
写真のような粘着テープのついたお灸に火をつけます。
地味に熱いのですが、やけどをしたり水ぶくれになるようなことはありません。
お灸に使われているモグサの香りも、なんだかほっと癒されます。
個人の感想ですが、ゆっきーには鍼灸治療は合っていたようです。


自律神経は振り子のように揺れているので、
・お灸でカーッと熱してツボを刺激すると、自律神経が興奮状態へ振れる
・その後、ツボが冷えてくると自律神経は逆方向のリラックス状態に振り子が振れる
「振れ幅が大きいほど、自律神経のバランスが取れて安眠にもつながるんだよ」と、通っている鍼灸治療院の先生がおっしゃっていました。

なんと、通い始めて2か月で、長年悩んでいた冷え性が治り、よく眠れる日が格段に増えたと実感しています(個人の感想ですが)

体質的に相性もあるかとは思いますが、鍼灸治療はリラックスできたり、自律神経が整ったり、血行が良くなったり、腎臓が喜んでくれる効果が期待できるのではないかな?と思いました。

ぜひ試してみてくださいね(*^▽^*)

(2019.9月号として配布したきよら通信です)

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この記事を書いた人
ゆっきー

美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
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