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きよら通信バックナンバー

あなたの薬は何種類?腎臓病なら気を付けたい多剤服用のお話

手のひらに薬をだして今から飲もうとしているイメージ画像

あなたは何種類のお薬を飲んでいますか?

多剤服用のイメージ画像

多剤服用という言葉はご存知でしょうか。

病気を治すはずの薬が、かえって健康を害しているとして、社会問題化しています。

『たくさん薬を飲めば安心』と考えずに、まずは何種類の薬を飲んでいるか数えてみて下さい。

高齢者の4割が5種類以上の薬を飲んでいる

瓶からこぼれた錠剤のイメージ画像

薬局への調査の結果、75歳以上の25%が7種類以上の服薬、40%が5種類以上の服薬をしているという報告もあります。

ふらつきや物忘れが歳のせいだと思っていたら、沢山の薬が原因だった…という方もいるのです。

特に高齢者では、6種類以上の薬を飲むと副作用の発生率が特に増えることがわかっています。

薬の副作用は、薬をやめれば症状が治まります。

しかし、副作用の症状を抑えるために別の薬が処方される…これが多剤服用の実態なのです!

※ただし、治療に6種類必要な場合もありますし、3種類だけでも副作用が出ることもあります。

自己判断で薬をやめるのは危険なので必ず医師に相談してください。

もしかして、薬のせい?

新聞を読んでいる高齢女性のイメージ画像
□ふらつき、転倒
□物忘れ
□うつ
□せん妄
□食欲低下
□便秘
□排尿障害
□かゆみ、発疹

こちらのリストに心当たりがある場合は多剤服用による副作用が原因かもしれません。

加齢とともに、肝臓や腎臓の働きが弱くなるため、薬を分解して排出するのに時間がかかり、薬の血中濃度が高まります。

これが、若いころより薬の副作用が出やすくなる原因です。

自分が感じている症状が、お薬手帳に書いてある薬の副作用に当てはまらないか?確認してみましょう。

インターネットで「〇〇〇(薬の名前) 副作用」や「〇〇〇(薬の名前) 添付文書」と検索すると、更に詳しい副作用情報を知ることができますよ。

病院の先生に薬のことを相談する方法

男性の医者のイメージ画像

いきなり“薬をやめたい”と訴えても、先生は耳を傾けてくれない可能性が高いのが難しいところ。

また、いくつもの診療科にかかっている場合、それらの医師全員で話し合って薬の過不足を確認するのは困難です。

先日読んだ医療系サイトに「医師へ薬の疑問点を上手に質問するコツ」が書かれていました。

その記事によると、質問するタイミングは診察室に入って、先生が「お身体はどうですか?」と聞かれた時が良いそうです。

(ちなみに一番悪いタイミングは、診察が終わって「お大事に」と言われた後とのこと)


医師への切り出し方はこんな風に聞いてみましょう。

「○○の症状があるんですが、薬の副作用でしょうか?」
「△△の薬の副作用に〇〇の症状が書かれていて、最近〇〇の症状がある気がする」

また、薬を服用して検査値が正常に戻った時に「先生、この薬は一生飲み続けるのでしょうか?」と問いかけてみるのも良い方法だと書かれていました。

総合的に診てくれる先生に相談しよう

薬剤師さんから薬の説明を受けている女性のイメージ画像

たくさんの薬について相談する場合は、総合的に診てくれる、かかりつけ内科医や薬剤師などの専門家に聞くのが安心です。

必ずお薬手帳を持っていき、他の診療科での薬もすべてわかるようにしてから
『この年齢でたくさん薬が飲めないので、減らす方法はありませんか?』と相談してみてください。

また、薬が増えたり変更された時は、あらたに副作用の症状が出ないか注意してくださいね。

病気を治すために飲んでいる薬が、健康を損なってしまう事のないように、定期的に見直してみてください。

腎臓病治療の最新情報

緑が美しい芝生のイメージ画像

腎臓病の不安が軽くなるような明るいニュースをお届けします。

これを読んで、腎臓に関する健康情報をアップデートしてくださいね。

ニュース1)透析を遠ざける、佐中 孜先生の外来診療が再スタート!

読むデトックスvol1のイメージ画像

「読むデトックスVol.1透析を受けずに人生を楽しむ3つの方法」でおなじみの佐中 孜(さなか つとむ)先生。

「自分の患者は透析に入れない」という信念のもとに治療や食事指導を行っている名医で、日本全国の患者さんが佐中先生を頼りにしていらっしゃいます。

外来診療を行っていたクリニックがビル火災の影響で閉院となり「佐中先生は今どこで診察しているの?」というご質問が多いので、この場を借りてお知らせします。

受診の際は、必ず電話で佐中先生の診療日を確認して予約してくださいね。

◆メディカルプラザ篠崎駅西口
住所:東京都江戸川区篠崎町7-15-12 SKビル 
℡:03-5879-7121
小岩駅北口クリニック
◆小岩駅北口クリニック
住所:東京都江戸川区西小岩1-23-2サンハイツグリーンヒル内 
℡:03-5612-5161

ニュース2)アメリカで4例目!豚由来の腎臓移植をうけた患者が退院

かわいい豚のイメージ画像

日本だけでなく、アメリカでも現在10万人以上が腎移植を待っており、深刻なドナー不足となっています。

今回移植を受けた男性は、2年間の透析治療のあいだ、吐き気や倦怠感に悩まされていました。

今回の移植後1週間で退院するほどに回復したそうです。

通常、豚の腎臓をヒトに移植することは容易ではありません。

今回の移植に使われたのは、拒絶反応が起こらないように遺伝子を改変した特殊な豚。

日本国内でも2024年2月に同様の豚の生産に成功し、透析から離脱するための臨床試験が進んでいます!

ニュース3)平日の睡眠不足を休日に補うと慢性腎臓病(CKD)リスクが低下

ベッドで熟睡する女性のイメージ画像

中国の研究で、平日の睡眠時間が7時間未満の場合、週末に2-3時間のキャッチアップ睡眠(※ウイークデーの睡眠不足を休日に補う事)を行う事で、CKDリスクを低下させる可能性があることが報告されました。

睡眠不足は様々な病気の原因といわれているので、多忙で十分な睡眠時間を取れない場合は、ゆっくりできる日に+αの睡眠をとってみて下さいね。


(2025年5月号として配布したものです)



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この記事を書いた人
ゆっきー

美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
また、お電話で商品をご注文のお客様は”ゆっきー”が電話対応させていただくことも。お客様に安心してご購入いただくことを信条としていますので、ご相談から世間話までお気軽にどうぞ♪いつも元気と笑顔がモットーです( *´艸`)

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