薬剤性腎障害や片腎についてのご質問にお答えします。
いつも食べる純炭きよらをご愛顧いただきありがとうございます。
今月号のきよら通信では、当店に寄せられた腎臓病に関する疑問質問を共有したいとおもいます!
目次
質問1.
白内障の手術は術前・術中・術後に抗生物質(抗菌剤)の点滴や服薬があると聞きました。腎機能を落とさないでしょうか?

ご質問の通り、抗生物質は薬剤性腎障害(※)を起こしやすい事が知られています。
(※)薬剤性腎障害とは…
治療や検査に使用される薬により、腎機能が低下してしまう事をさします。
薬剤性腎障害の原因となる主な薬は、解熱鎮痛剤(NSAIDs)、抗がん剤、抗生物質、造影剤。
高齢者は薬で腎機能が低下しやすいので注意が必要です。
参考:NHK今日の健康(薬剤性腎障害を引き起こす薬)
白内障手術について調べてみたところ、2,000年頃に術後感染症で失明した患者の医療訴訟が頻発し、予防的に抗生物質を全身投与する術式が推奨されたことがわかりました。
しかし、「諸外国では全身投与が行われていない」、「全身投与のエビデンスが明確でない」といった理由から抗生物質の使用方法が見直され、現在では術中・術後に抗生物質を点眼するだけの術式が広まりつつあるようです。
質問を下さったお客様は、
『たとえ眼科であっても、血液検査の結果からeGFRが低いことを考慮してくれるだろう』と思っていたそうです。
しかし、最終的にはご自身で『腎機能に不安がある』旨を申告して初めて、抗生物質の服用は免除されたそうです。
腎臓に関係のない診療科では、腎機能の低下を医師が見落してしまうこともあるようです。
白内障の手術の予定がある方は、眼科で確認してみて下さいね。
質問2.
人間ドックで、片方の腎臓の萎縮が指摘され、『萎縮を防いだり治す方法はない』と言われてしまいました。心配です、どうしたらいいのでしょうか?

当店では、『片方の腎臓が動いていない』、『腎臓が1個しかない』というお話をよく耳にします。
腎臓が片方しかない原因をお伺いすると…
・生まれつき
・事故にあって
・萎縮して
・癌で摘出
・腎移植のドナーやレシピエント
・原因不明
…など、様々な理由で『腎臓が片方しか動いていない』方がいらっしゃるようですが、珍しい話ではないようです。
腎移植のドナー(与える)側の場合、片方の腎臓を摘出しても、腎機能は単純に半分になるわけではなく、残った腎臓が孤軍奮闘して、2つあったころの6割位まで回復するとの報告もあります。
ですので、腎臓が片方しか働いていなくても悲観せず、頑張って働いてくれている「残った腎臓クン」を応援し、労わってあげて下さい。
大切なのは、片腎でも毎年どれくらい腎臓の点数eGFR(※)が推移しているかグラフにつけて管理することです。
(※)腎臓の点数eGFRとは…
腎臓が何割くらい元気で働いているかを知ることができます。
クレアチニン値と年齢と性別で簡単に計算することができます。
ご自身のeGFRが分からない人はこちらから計算してみて下さいね。
腎臓の点数eGFRは加齢とともに年に0.4点程度(日本人平均)誰でも低下します。
たとえ腎臓が片方だけでも、その程度の低下スピードでキープ出来ていれば、怖がり過ぎる事はないのかもしれません。
一方、1年に0.4を超えてeGFRが低下している場合は、以下の事を気を付けてみましょう。
残った片方の腎臓をより大切に守っていく方法

・減塩
・高血圧を解消する食事
・肥満を解消する食事
・便秘を解消する食事
・添加物(無機リン)の少ない食事
・AGEが少ない食事
一言で、何を食べればよいか?
と説明することは難しいですが、食事は総合力が大切です。
食物繊維が豊富なバランスの良い食事を選び、いろんな食材から栄養が摂れればばなおGOODです。

・適度な運動
・日光を浴びる
・便秘の解消する運動やマッサージ
・腎臓専門医の受診
・人と会話して笑う
・ぬるめのお風呂に浸かる
生活面は、次に紹介する精神面を健康的に保つためにも大いに役立ちます。
体や脳を動かして楽しく明るく過ごすことを心掛けると、腎臓にもよい影響がありますよ。

・ストレスをためない
・安眠を心掛ける
・マインドフルネス(瞑想など)を取り入れる
不安な気持ちやマイナス思考は、血圧などに影響を及ぼし、腎機能を落とす一因になりかねません。
お気楽極楽の精神で、精神面も健やかな毎日を送ることが、腎臓を守る秘訣です。

箇条書きで紹介しましたが、具体的な詳しい方法は毎月お届けしているきよら通信をご覧ください。
過去のきよら通信は、こちらからご覧いただけます。
腎臓が片方…と言われても、できる事は沢山あるので、過去のきよら通信も参考に、一緒に取り組んでみて下さいね。
質問3.
泌尿器科で腎臓を診てもらっているが、泌尿器科と腎臓内科は違うのですか?
泌尿器科が外科であることは、あまり知られていません。
一方、腎臓内科は投薬などの内科的治療が主で(通常は)手術などの外科的治療は行いません。

外科的治療は、手術による処置が必要な治療の事をさします。
泌尿器科では…
・腎臓やその周辺の腫瘍
・尿路結石
・前立腺の病気
このような病気で手術が必要な場合は、主に泌尿器科が活躍します。

内科的治療は、検査結果に基づいた投薬などの治療の事をさします。
腎臓内科では…
・糖尿病
・生活習慣病(高血圧・肥満・動脈硬化など)
・免疫の異常
このような事が原因で腎機能が低下している場合は、主に『服薬をしながら数値の経過観察をする』内科的な処置となります。
腎臓病の進行具合により、『かかりつけ内科』または『腎臓内科』に診てもらうことになります。
もちろん、泌尿器科も内科的治療を行いますし、腎臓学会で勉強している泌尿器科医も少なくないかもしれません。
ただ、泌尿器科と腎臓内科は専門性や治療方法が少し違うことを覚えておいて損はないと思います。
また、腎臓内科と掲げていなくても、腎臓学会で認定資格をとった“腎臓専門医”は様々な診療科に在籍しています。
腎臓学会のサイトで、弊社のある『石川県』の腎臓専門医がどこにいるか調べる(※)と、小児科やリウマチ科、一般内科にも腎臓専門医が多数在籍していることがわかりわかります。
(※)全国の腎臓専門医はこちらから検索できます。
ご自身の持病や通いやすい病院も鑑みて腎専門医がどこに在籍しているか?
調べてみてはいかがでしょうか。
質問4.
炭を食べると遠赤外線効果で代謝が上がり、痩せるという情報があったのですが本当でしょうか?

痩せる炭として売られているサプリメントがあるようですが、真偽の程は不明です。
(本当だとすれば、体に必要な栄養素や消化酵素を吸着してしまい、栄養失調や消化不良を起こしているのでは?と想像してしまいます。)
純炭粉末からも遠赤外線は出ると思います。
しかし、炭を飲んでも体温が上がることは無く、お腹が内側からポカポカすることもありません。
ですので、『基礎代謝が上がって脂肪が燃焼する』ほどの遠赤外線が出るとは考え難いので、『炭の遠赤外線により脂肪が燃焼する』とのうたい文句は極めて怪しいと(純炭社長個人的には)思います。
少なくとも、弊社が製造している純炭粉末にはダイエット効果はありません。
長年愛用しているゆっきーがまったく痩せない(純炭以外に食いしん坊という原因が否めませんが・・・笑)ので間違いありません。
素朴な疑問、質問、ご感想があれば
【メール】info@juntan.net
【お手紙】〒9200226 石川県金沢市粟ヶ崎町5-36-8㈱ダステック宛
【お電話】フリーダイヤル 0120-090-218(平日9-17時)
【FAX】 076-225-8405(FAXで返信をご希望の場合は返信先のFAX番号をご記載ください)
いずれかの方法でお尋ねくだされば、専門のスタッフまたは、弊社代表がお伺いいたします。
(2024年2月号として配布したものです)
- この記事を書いた人
- ゆっきー
美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
また、お電話で商品をご注文のお客様は”ゆっきー”が電話対応させていただくことも。お客様に安心してご購入いただくことを信条としていますので、ご相談から世間話までお気軽にどうぞ♪いつも元気と笑顔がモットーです( *´艸`)
「薬剤性腎障害や片腎についてのご質問にお答えします。」への4 件のフィードバック
いつも有意義な情報をありがとうございます。おおいに助かっております。
質問。1.16種の雑穀米 2.もち麦 3.大麦米
の中で腎臓に優しいお米はどれでしょうか?教えてください。
難しい質問(笑)ありがとうございます。
カリウムやリンの制限がない場合には、栄養価の観点から1位(雑穀米)→2位(もち麦)→3位(大麦米)
カリウムやリンが高めの場合には、カリウム含量の観点から1位(大麦米)→2位(もち麦)→3位(雑穀米)
という感じでしょうか。
雑穀米はビタミン・ミネラル・食物繊維の全てが豊富ですが、アマランサスやキヌアはカリウムが多いので、雑穀の種類と配合によってカリウム量が変わってきます。
カリウム制限がある場合にはメーカーに確認してみてください。
大麦ともち麦を比較すると、もち麦の方が腸内環境を整える水溶性食物繊維が多いのですが、カリウムも多めです。
「腎臓病」イコール「カリウム制限」ではありません。
カリウム制限が必用か否かは医師の見立てが大切ですので、相談してみてください。
樋口社長殿 早々に良きアドバイズをありがとうございます。現在もち麦を食していますが、次回からは大麦に変更いたします。
血液検査結果、リンの項目は見当たらないので不明。カリウムは5.5H 判定。クレアチニンは0.9H 判定。eGFRは45.6 と低い。今回だけLDLが169 と驚いています。
尿定性検査は異状なしです。食材に気を付けていますが、ちょっと油断していました。もう一度二度三度と貴社からの情報を読み直します。ありがとうございました。
もち麦や大麦を選ぶ目的は食物繊維が豊富だからかと思います。
しかし、カリウムも白米に比べて多くなってしまうので、食物繊維サプリを活用する手もあります。
きよらプレミアムに配合している難消化性デキストリンやイヌリンの他にも、イソマルトデキストリンやフラクトオリゴ糖など、様々な水溶性食物繊維があります。
精製された食物繊維はカリウムやリンをほとんど含まないので、安心して口にすることができますよ。