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サラダ油をやめれば脳がボケずに血管も詰まらない!【書評】(難易度:初級)

こんにちはゆっきーです。

冬こそ良質な油をとりましょう

テレビで特集されていたのに触発されて、今回はこんな本を手に取ってみました。テレビでは聞けないあんな話やこんな話がのっています(笑)

書評『「サラダ油」をやめれば脳がボケずに血管も詰まらない!』
(ワニブックス、税別1,100円)
こちらの本を書いた山嶋哲盛教授は医学博士であり脳科学専門医です。摂取する油(特にサラダ油)を加熱した時に発生するヒドロキシノネナールという毒素が様々な病気の原因と解説しています。
アルツハイマー病のほか、心血管病や糖尿病などの生活習慣病、がん、アレルギーなどの病気を遠ざけるために『サラダ油を捨てましょう、捨てるのがもったいない?やがて薬代がかかるだけ(笑)』というメッセージからスタートしています。

第1章:今すぐできる!サラダ油をやめて、脳と血管を守る10の習慣


サラダ油とは精製された植物油脂の総称で原料は9種類(菜種、綿実、大豆、紅花、ひまわり、トウモロコシ、ごま、米(米ぬか)、落花生)とJASにより規格されています。この本でオススメしない油としては、この9種類の内6種類。以下の3種類は(ごま油と米油)は含有成分や製造工程に問題はない・落花生は日本では一般的ではない)除外して紹介しています。
大量生産の過程で加熱処理、酸化している、リノール酸は多く摂りすぎるのはよくない。人間の都合で安価に作られる油はヒドロキシノネナールが多くなりよくない(なぜよくないのか)と丁寧に説明してくれています。

第2章:これだけは知っておきたい油の新常識

揚げ油
工業的に大量生産されるような油が安価だが体によくないのはもちろんの事、トクホの油にも注意が必要。オリーブオイルも日本で売られているものは質が低い(エキストラやピュア等と表記してあってもそもそも日本では規制がない)ので基本的に油の値段で判断し、濃い色の瓶(または缶)入りのものを選ぶことが大事だそうです。サラダ油がなぜ劣化しないのか?そんな理由も書いてあって、プラスチック容器に入ってスーパーで安売りしているサラダ油を思うとちょっと怖くなってしまいました。・・・安いのはそれなりの理由がありますよね。

第3章:ドクター山嶋式 脳と血管を若く保つ『脱サラダ油』生活

ファミレスのメニュー
山嶋先生は昔はメタボ体型だったそうです。しかし、健康的な脱サラダ油生活を始めてから腹8分目赤ワインと青魚をたっぷり食べ、メリハリのある食生活を意識しているそうです。その他先生の愛用しているお勧めの油メーカーの紹介や無理なく続けられるコツなどをわかりやすくまとめてあります。コンビニや外食のコツなども書いてありますので、自炊が苦手な人にも参考になります。

第4章:認知症を未然に防ぐ!早期のアルツハイマー病を自分で発見、対策

物忘れ シニア男性
アルツハイマー病は脳の中にある海馬が萎縮してしまうと起こる病気、「あれ、それ、これ、なに」が会話に増えてきていませんか?早期に発見すれば進行を遅らせることが可能な時代となってきています。しかし、発症したら治らないので心当たりがある人は注意が必要です(糖尿病や生活習慣病がある人、サラダ油を常用してきた人、脳への刺激が少なく運動不足の人、お酒が飲めない体質の人)油を変えたことで早期アルツハイマー病に改善が見られた女性の事例なども紹介してあります。

第5章:健康油であらゆる病気を遠ざける

サラダ油
アルツハイマー病の心配がある中高年だけでなく、子供や若い世代の人の不調にも良い油は効果を発揮してくれます。うつや花粉症なんかにも良い油を摂るのがオススメだとか。老化を防ぎ若さを保とうという『アンチエイジング』という考え方には限界があります。この為、山嶋先生が提唱するのは『スローエイジング』という考え方。老化のスピードを抑えるために、油のみならず活性酸素を抑制させるような取り組みも大切との事です。

まとめ

ぜひ、本書を読んでほしいのですが、簡単に抜粋したお勧めの良い油、脱サラダ油習慣はこちらです。
(なぜ悪いのか?を本を読んで納得してもらったほうが実践できるんじゃないかなと思います)
毎日の食事の事なので知ってしまうと怖くなるかも?笑

油の選び方のポイント
有機栽培の原料の油を選ぶ
油の製法にも注目 収穫後すぐに圧搾し、溶媒や加熱処理をしていない油が理想的=高価な油
体から毒素を抜くために3か月は続けてみる 魚を週5食べる
外食やお惣菜の揚げ物は避ける
酸化前に使い切る 開封して一ヶ月が目安

 

 

おわりに


高齢化社会が進んでいる昨今では、認知症による行方不明者が年間一万人以上・・・なんてニュースも。。。
介護される立場に立つ前に、自分の健康は自分で守れるといいですね。

ゆっきーも最近までは、コンビニのフライドチキンやスナック菓子、市販のお惣菜の揚げ物を本当に好んで食べていました。最近思うのは、自分の大事な体は食べたものから出来ているのだなーという事。
暴飲暴食したり、深酒をするとあっという間に吹き出物や腸内環境の乱れが現れます(自制しなきゃと毎回反省)。

そういう暴飲暴食もまだ若いからできること。食い意地がはっているゆっきーとしては、いくつになっても、おいしいものを食べれるだけの健康(脳も臓器も)を保ちたいと思います。悪い油を摂るにしても、知らずに毎日食べてしまうのと、知ってて食べるのとでは大違いだなあとつくづく実感しています。

“脳科学専門医だからわかる、認知症と動脈硬化を防ぐ50のコツ”というサブタイトルからも分かるように、動脈硬化(血管の老化)はたくさんの細かい血管が集まっている臓器である腎臓病にもよくありません。

是読んでみてくださいね!

関連ブログ:慢性腎臓病(CKD)に良い食べ物、そのオリーブオイルは大丈夫?

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この記事を書いた人
ゆっきー

美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
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