Health is a gut issue|ファスティング3日目

注意!本ブログ記事は皆様にファスティング(絶食・断食)を勧めるものではありません。
安易なファスティングは命にかかわる危険性があります。特に断食期間中に現れるアシドーシス(血液の酸化)と食事を再開する方法を厳密に管理しないと死に至る危険性がありますので十分ご注意ください。

ファスティング(絶食・断食)3日目に突入したhigumonです。
私がファスティングを始めたことを知った女性社員からお菓子攻撃にあいましたが、まだ理性が勝っています(笑)。

さて、本日のブログタイトルは世界的な科学雑誌であるNatureに書かれていたものです。
邦題は”健康は本当のところ、腸の問題”

先日のブログにも書いたとおり、人類の遺伝子は飽食環境には慣れていません。その人類の腸に寄生している細菌たちも(おそらく)しかり!人類(ならびに腸内細菌たち)は、飢餓の環境には適応する能力を持っていても、使いきれないほどの食物に晒されるては、どうして良いのか分からない状態なのではないでしょうか?

2013年8月29日号のNature(Vol.500, No.7464)には、健康は腸の問題であることを示す2つの論文が掲載されています。

E. Le Chatelierらは、腸内細菌の種類の豊かさ(多様性)が少ない人ほど、肥満、インスリン抵抗性(糖尿病)、脂質異常症(高血圧・心血管病)、炎症(アトピーやリウマチ)が見られ、尚且つ、太りやすいことを見出しました。

一方、A. Cotillardらは、食物繊維を多く含む食事で治療された肥満者ほど肥満が解消され、その際には腸内細菌の多様性も増していることを示しました。

これらの報告は食事の内容と腸内細菌の多様性が密接に関係しあって健康を守っていることを示しています。逆を言えば、飽食の時代で過剰摂取しがちな糖分・脂質ならびに食品添加物によって腸内細菌の多様性が損なわれ、様々な病気を引き起こすと考えられないでしょうか。

下の写真は腸に寄生するセグメント細菌。
Th17を介した免疫機能の獲得に大切や役割を果たしています。
セグメント細菌.jpg

ファスティングの話に戻ります。

ファスティングで体調が変化するのは、ブドウ糖を使い果たして飢餓状態に陥った体が、脂肪を燃やして作ったケトン体に順応するためではないか?と考えられます。しかし、1週間ほど水だけで生活すると、飽食でダメージを受けていた腸内細菌達が目覚め、多様性が高まった結果、肥満の解消、心血管病やアレルギー疾患、高血圧、消化器疾患の症状が軽減するというメカニズムも働いているのでは?と考えるわけです(あくまでも個人的仮説です)。

さて、ファスティング開始から48時間を超えたあたりから、急に脱力感が襲ってきました。空腹感も一番強く感じています。その他にも肩こり、頭がボーとする、目のかすみなど明らかに変調を感じます。朝は6.5だった尿pHが夜には5.5まで低下していました。今晩から明日がアシドーシス(血液の酸性化)のピークのようです。あ~~つらいshock
体重は84.4 kg(マイナス3.3 kg)、血圧も133, 86と低下傾向です。

2日目に戻るend   soon4日目へ

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腸を超チェック!

秋晴れで布団を干したい良いお天気!…と思いきや,午後からは曇り空に…cloud
過ごしやすくなってありがたいのですが…coldsweats01

毎度おなじみ水曜担当スタッフM子ですhappy02paper

 1310ニュートン表紙.jpg先日弊社代表が雑誌を持ってきてくれました。

おぉ!Newton!

この雑誌,科学ネタを豊富な写真やわかりやすいイラストで説明してあって,読み物として楽しいんですよねnotes

あれ?表紙を見ても仕事に関係しそうなテーマの記載がありません。

代表曰く,「時間論の話が面白そうで購入したら,こんな記事もあったよ。」

1310ニュートン中身.JPG本誌後半に掲載の記事は,人体における腸内細菌の働きと,その意義,腸内細菌等の活動を知る指標として「便」の色や形やにおいなどなどがとても有用な情報になるというトピックでした。

以前にも触れましたが,我々の体はおおよそ60兆個の細胞で構成されていると概算されています。その一方,腸内細菌は100兆個いるという試算が。

腸内細菌が我々の健康に大きな影響力を持つのもなんとなく納得できます。

とはいえ,善玉菌・悪玉菌に対して,あまり影響のない日和見菌が圧倒的に多いそうです。

記事には悪玉菌は5%以下とありますが,しかし100兆個の5%なら5兆個,我々の細胞60兆個に対して8.3%…。

もし体細胞の8%がガン細胞に変異していたら??とか考えると,8%という数字は侮れないような気が…coldsweats02
(腸内細菌はガン細胞ではありませんがねcoldsweats01

女性は「私便秘~!」という方が多いと思いますが,どういう状態なら便秘?という定義についてはご存じない方が多いのでは??

かくいう私も知りませんでしたが,ちゃんと国際診断基準があるそうです。
本誌に記載されているので是非ご覧くださいねwink

 
その昔「1日1回の排便が一般的」と聞いた際に衝撃を受けたのですが(私は物心ついた頃からこのような頻度ではなかったので…),本文によると1日3回から3日に1回くらいなら正常の範囲(便秘ではない)とのことでした。

「食べる純炭 きよら」の錠剤タイプを飲み始めて以来,この範疇の頻度に収まっている私としては,なんだかちょっと安心しましたconfident

また便秘診断の際に必要な「便形状の分類」についても,英国のブリストル医師が提言した国際基準があるそうで…
本誌にはイラスト入りで区分が分かり易く記載されております!happy01

近年,人間ドックなどでは「アミノインデックス」といって,血中の各種アミノ酸濃度を分析して健康診断のひとつの指標としているそうですね。

腸内環境が与える人間の健康への影響については,きよらショップブログでも度々トピックに上がっておりますが,肥満やガンでも腸内細菌の構成に特徴がでるという研究報告がなされております。

そのうち腸内細菌の構成を調べて健康診断に行かされる日が来るのかもしれませんcatface

 本誌にもそのような記述があり,またどのように腸内環境をよくするかというお話もありました。

「食べる純炭 きよら」のような「経口吸着物」を活用することについては言及がなかったのが少々残念なところでしたが~bearing

一年に一度くらいの健康診断以外に,自宅でできる手軽な健康管理の一環として,便の状態チェックはかなり有効なようですshine

これから「食べる純炭 きよら」を試してみる!というお客様は是非飲み始める前後の変化を観察していただきたいものです!

腸を重視した健康法,皆様も試してみませんか~??happy01flair

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透析に入らないための食生活を考えてみました。

こんにちは。
純炭社長の樋口です。

 一週間ほど前に福岡で開催された日本透析医学会に参加して来ました。
IMG_0689.JPG
この学会は日本の透析医療に関わる、

医師、看護師、臨床工学技士、製薬会社、透析機器会社、

などなど、

ありとあらゆる透析関係者が集まる巨大学会です。

年に一回開催される学術集会に参加する人数は、

2万人とも3万人とも言われます。

博多のホテルが予約できずに、久留米や小倉から通う会員もいるほど。

IMG_0691.JPG
企業の展示も華やかです。

当然のように夜の博多の街も大賑わい。

これだけの学術集会を誘致できれば、

地域経済を大いに潤すでしょうねhappy01

話が脱線してしまいましたが、

数年ぶりに参加した学会は収穫の多いものでした。

基礎研究から始まって、かゆみなどの透析合併症ケア、透析膜やオンラインHDFなど3日間、フルに演題を聞きまくって感じたことは、

近い将来、透析導入は回避できるようになるsign03

という確信でした。

これまで、腎機能を低下される主要因は、

①糸球体高血圧

②インドールのような腸管内で発生する尿毒素

だと言われてきました。

今回の学会では上記に加えて、

③AGEs(終末糖化産物)

④CPP(カルシプロテインナノパーティクル)

という二つの悪役が注目を集めたと思います。

⑤一方で、京都大学の柳田先生らは、尿細管障害によって引き起こされる腎間質の繊維化がタモキシフェン(抗がん剤の一種)によって治療できる可能性を示しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2011/110913_1.htm

①糸球体高血圧はARBのような降圧剤で治療が可能になりました。

②腸管内で発生する尿毒素は悪玉菌が蛋白質を分解して作られるので、クレメジンのような吸着薬で尿毒素を排泄するか、善玉菌優位にする、もしくは蛋白摂取量を減らすといった対策が取られます。

③食事由来AGEsが糖尿病性腎症を悪化させることは1990年代から報告されていました。久留米大学の山岸先生によると、食事から摂取するAGEsを減らすだけで長寿遺伝子が活性化され寿命が延びるとのこと。少し前にカロリー制限すると長寿遺伝子(Sirt1)が活性化され長生きすると話題になりましたが、面白いことに、カロリー制限をしてもAGEsを多く含む食事をとっているとSirt1の活性化は打ち消されてしまうとのことでした。
体内でAGEsが作られないようにすることも重要ですが、食事由来AGEsに気を付けることの大切さを再認識しました。

④Klotho遺伝子の発見者であるサウスウェスタンメディカルセンターの黒尾誠先生からはCPPという新しい悪玉因子の報告がありました。
CPPとはリンとカルシウムが結合したナノパーティクル(微粒子)とfetuin-Aという蛋白質が結合したもので、血管や尿細管の細胞を傷つけます。
リンやカルシウムの摂取量が過剰であったり、糸球体の数が減り、糸球体一個当たりのリン濾過量が増えると原尿中にCPPが増えて、尿細管を傷つけるのではないか?との仮説でした。

⑤京都大学の柳田先生は尿細管障害がきっかけとなって、腎臓の間質を繊維化させる因子が産生されるのでは?と報告していました。
リン・カルシウム代謝の異常によって原尿中にCPPができ、尿細管障害を引き起こすという④黒尾先生の報告とつながります。
さらに、柳田先生は女性に腎不全少ないことに着目して、女性ホルモン(エストロゲン)が腎繊維化を抑制するのでは?との仮説のもとに、タモキシフェンによって腎繊維化を治療できる可能性を見出しました。

①~⑤を考えると、
①やはり塩分摂取を控えて血圧は高くしない方が良いでしょう。
②蛋白質と脂質の摂りすぎは控えた方が良いと思います。合わせて善玉菌を増やして悪玉菌を減らす。腸内でできてしまった尿毒症物質は速やかに排泄する。
③体内でAGEsを作らせないためには、糖分を大量に含む清涼飲料水を控える。食物繊維を食べてから炭水化物を食べて食後高血糖を防ぐ。そして、AGEsを大量に含む加工食品を控える。
④リンを大量に含むインスタント食品や清涼飲料水を控える。
⑤これは仮説に過ぎませんが、タモキシフェン同様、エストロゲン受容体に作用する大豆イソフラボンにも腎繊維化を防ぐ力が有るかもしれません。
  ここで注意が必要なのは、イソフラボンは腸内細菌によって分解を受け、エクオールという活性体に変化するということです。
  ところが日本人の半数はエクオールを作る腸内細菌を持っていません。
  自分がエクオール産生菌を持っているかどうか?は簡単な尿検査で調べることができます。
  また、大塚製薬はエクオール産生菌(ラクトコッカス20-92)の単離に成功しましたので、今後はエクオール産生菌と大豆食品を取ることが主流になりそうです。

以上の結果から私が推奨する食事は、
とっても月並みですが、
(塩分を控えた)大豆食品とEPA/DHAを多く含む青魚、たっぷりの野菜と控えめなごはん
という典型的な日本食になってしまいました。
栄養士の先生方のご意見をうかがってみたいものです。

透析医学会の備忘録はプライベートブログで紹介しております。

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あなたと私の腸内細菌叢

こんにちは!水曜担当のスタッフM子ですhappy01

本日の金沢は曇り空cloud
空気が湿っていて涼しく,過ごしやすい感じです♪

さてさて,今日のブログネタは何にしよう…と数日前から悩んでおりました。
 
130529医学のあゆみ表紙.jpg
ふと目をやると,「週刊医学のあゆみ」の2012年10月13日号「小児腸内細菌叢と病態形成」が…。
以前社長文庫から借りてまだ読んでいない雑誌ですcoldsweats01

早速ひとつめのお話から読んでみたら…まぁなんと目からうろこな!!
びっくりするようなお話がいっぱいです!

東京大学大学院服部 正平先生のご寄稿からいくつかM子が気になったポイントをご紹介いたしますと…

1)  ヒト1人にはおよそ1000兆個の常在菌が生息!

うち,腸内にいるのは100兆個と言われます。ちなみに我々の体を形作っている細胞数は約60兆個と見積もられています。体細胞より細菌の数の方が多い!!shock

2)  地球上には約70門の細菌種が見つかっているが,ヒト常在細菌叢の大部分はわずか4門で形成されている!

長い進化の過程で,ヒトの環境に適応した一部の菌種が増えているのですね~

3)  双生児(遺伝的に同一),家族間(生活環境が似ている)の腸内細菌叢の類似性は他人の間の類似性と区別できるほど高くない。
人はそれぞれ独自の腸内細菌叢を持つ!遺伝的素養や生活環境が似ていても腸内細菌叢には違いが…!

なんと~!eye
双子でも,また同じような生活をしている家族間でも腸内細菌叢は違うのですね~!?
なんだかびっくりです。

4) 腸内細菌叢の菌種には個人差があるが,遺伝子組成に大きな個人差はない。

必要とする腸内細菌の働き(機能)の面からいくと,ヒトはみな同じようなものを求める…でもその遺伝子(働き,機能)をどの菌種のものから得ているかは個人差があるってことですかね?

とはいいつつも,

5)  「乳児と離乳食以降の大人」は腸内細菌叢の構成が随分異なる。また,『「タンパク質・脂質等栄養状態がよく,摂取する食物の種類が多い民族」と,「地域的には離れていても食事が低タンパク質・単純な糖質摂取と似ている2種の民族」の3種間の比較』では食生活が近い者同士の腸内細菌叢が似ている。

食事の成分や食習慣はどういった腸内細菌叢を持つかに大きな影響があるようです。

文中には「大人の腸内細菌叢は総じて頑丈で,一生を通じて大きく変化しない」とありました。

ってことは,おなかの調子や腸内細菌たちの働きで影響を受けているといわれるさまざまな疾患を,宿主である個人の好ましい状態にするには,個々人が現在持つ腸内細菌叢の種類間の生存競争を,好ましい菌種優勢に持っていくことが大切!という話の説得力が増すのかな?smile

であるならば,そのための一手段として,生育環境を好ましい状態にすると考えられる純炭吸着剤を上手に使っていくことが大切なのではなかろうか~confident

腸内細菌はヒトに欠かせない共生生物ですが,一方でこれらがタンパク質を構成するチロシンからp-クレゾール,トリプトファンからインドールなどをつくり,これらは血中に移行して尿毒性物質となるということはよく知られています。

純炭はこうした物質を腸管で吸着し体外へ排出する働きもあり,こういったものを上手に利用することで,腸内細菌とよりよいお付き合いをしていくことが大切なのではないでしょうか?

ちなみに日本人特異的な腸内細菌の遺伝子として海苔などの水生植物の多糖類を分解する酵素があるそうな。
日本人の80%は持っているけれど,欧州の方は2,3%しか持っていないんですって!(これは仏の研究者チームによりnatureという最高峰の論文雑誌に掲載された文献のようです)

服部先生のところでも日本人に特徴的な細菌遺伝子をみつけていらっしゃるそうで,今後徐々に発表されていくことと思われます。

2008年から日本,米国,欧州,英国,豪,カナダなどが参加のヒト常在細菌叢の解明を目指した国際コンソーシアムが組織されたり,これとは別に米国とEUでは各々独自の国家プロジェクトがあったり…腸内細菌や人体の常在菌はかなり注目されているようです!

分子生物学や情報処理の技術革新が進んで,細菌自体の単離ができなかったり培養ができなくても,遺伝子情報を,しかも大量のデータを得て取り扱うことができるようになりつつあります。
その結果,こうした分野も解析が進められつつあるようで…新たなことがこれからもどんどん明らかになっていきそうでわくわくしますねlovely

今後も気になる話を随時ご紹介できればと思っております~happy02paper

腸内の善玉菌を増やして健康になりましょう!

前回のブログでは腸内環境がうつ病や多動児にも関係している可能性を書きました。
それ以外にも加齢ととも現れる様々な病気が腸内環境の乱れに関係していると言われます。

腸年齢という言葉があるように、腸を若く保てば全身を若く健康に保てます。
でも腸の老化とはどういう現象なのでしょう?
皮膚にシワが刻まれるように腸の中もシワシワになってしまうのでしょうか?
答えはノー!
腸の細胞は数日に一回入れ替わるほど細胞分裂が激しいので、常に生まれたてのツルツル状態です。

下の図は加齢とともに腸内細菌がどのように変化するかを示したグラフです。
ビフィズス菌減少.jpg
赤ちゃんはお母さんのお腹の中で無菌状態で育ちますが、
出産と同時に様々な菌にさらされます。
(※幼いうちに様々な菌にさらされることが免疫力の正常な発達には必
 須と考えられています)

赤ちゃんの腸の中は善玉菌であるビフィズス菌がほとんどですが、
加齢とともにビフィズス菌が減少し、
逆に、悪玉菌であるウェルシュ菌や大腸菌が増えてきます。

この腸内細菌の変化が腸の老化と呼ばれる現象です。

言い換えれば、腸の中のビフィズス菌(善玉菌)を増やし、
悪玉菌を減らしてやれば腸は若返るわけです。

腸を若返らせるために何をすれば良いのでしょう?

多くの方が「乳酸菌飲料を飲む」「ヨーグルトを食べる」と答えるでしょう。
しかし、生きて腸まで届く善玉菌を食べたり飲んだりしても、それらの菌の大半は腸内に定着せずに排泄されてしまうことはあまり知られていません。

戦争.jpgのサムネイル画像乳酸菌飲料やヨーグルトに含まれる”乳酸菌”や”ビフィズス菌”は、腸の中で乳酸・酢酸・酪酸といった”酸”を作ります。

この”酸”によって腸の中に棲みついていた”そのひと固有の善玉菌”が増えてくる訳です。
はたけ.JPG
 腸内環境を畑に例えると、

作物は”その人の腸内に棲みついていた善玉菌”

乳酸飲料やヨーグルトは作物を実らせるための肥料という位置づけになります。

しかし、どんなに良い苗と良い肥料を用意しても、

土に悪い菌が棲みついていては豊作は期待できません。

腸内に棲みついた悪玉菌はアンモニアやインドール・スカトール・フェノールといった臭くて毒性の強い腐敗物質を作り、善玉菌(作物)の成長を妨げます。

そこで登場するのが炭のような吸着材sign01

悪玉菌が作る腐敗物質を吸着除去して、作物が育ちやすい土に変えてくれる土壌改良剤のような役割です。

腸年齢を若返らせるには、
①腸内に蔓延している腐敗物質を取り除き、
②生きて腸まで届く乳酸菌・ビフィズス菌で酸を供給し、
③善玉菌の餌になるオリゴ糖を補給する
といった三段階が効果的です。

乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いので、胃酸が中和されている食後に食べるのが効果的ですよhappy01

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腸内環境と精神疾患|食べる純炭

こんにちは、食べる純炭きよらブログ月曜日担当のヒグモンです。

1999年の映画「シックスセンス」を見たことありますが?
ブルース・ウィリスの渋く切ない演技が印象的だったホラー映画です。
面白かったな~驚愕のラストでしたよね(まだ見ていない方のために結末は絶対に書けません)。

さて、映画シックスセンスで描かれる第六感は死者が見えるという感覚でしたが、
医学の世界では内臓知覚という第六感が注目されています。

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、脳に次いで神経細胞が多い臓器です。
腸内の刺激は意識として感じることはできませんが求心性ニューロン(脳に向けて興奮を伝える神経)を通じて前頭前野(記憶や学習に関係する部位)に情報が蓄積されて、意思決定の際に重要な役割を果たすと考えられています。

我々は何か行動を起こす時に、すべてを自分で考えて決めていると思いがちです。
しかし、脳科学の分野では「人間の行動は意識が決めているのではない。意識は単なる傍観者である!」という考えが常識となっています。
意識は傍観者.jpgのサムネイル画像
たとえば、朝食時にコーヒーを飲もうとしてカップに手を伸ばすとき、
「コーヒーが飲みたい」「カップを取ろう」と考える前に、
すでに筋肉はカップに向かって手を伸ばす準備を始めているのです。

養老孟司先生も言っています。
「意識(心)ができることは行動を起こすことではなく、異常な行動を止めさせることだけ」
この言葉を聞いてなるほど~と思いました。

話をもとに戻しましょう。
人間は行動を起こす時に自分では意識できない脳の活動に支配されています。

この「意識できない脳の活動」に腸内環境や腸内細菌が影響を及ぼしているのです。

人間を構成する細胞は全部で60兆個程度ですが、腸内には100兆個(最近の研究では1000兆個とも言われています)もの腸内細菌が住んでいます。
腸にどんな細菌が棲みつくか?によって太りやすいなどの体質も決まると言われています(痩せる腸内細菌もご覧ください)

そればかりか、腸内細菌は精神発達や自閉症・うつ病などにも関係していると考えられています。

ネズミを無菌状態で育てるとストレス耐性が無く”多動”になります。これは注意欠損多動性障害に似た症状だと言います。
無菌マウスにビフィズス菌を植え付けるだけでストレス耐性は正常レベル回復します。
この変化はビフィズス菌による腸管刺激が脳の前頭前野に伝わりストレスに耐えうる発達を促しているのではないかと考えられています。
戦争.jpgストレスというと”いじめ”などの精神的なものばかりを考えがちですが、腸内細菌や日々の食事がとても大切なので、子育て世代のお母さんはお子さんをできるだけ外で遊ばせ、土に触れる機会を多くした方が良さそうです。

清潔すぎる環境で子育てをするとストレス耐性が弱くなる可能性があるわけですが、日々の食生活や過度の精神的ストレスで腸内の悪玉菌が増えると、
ビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌が減ってしまい、脳の活動にも影響が出る可能性があります。

次回は腸内環境を健やかに保ち、病気を寄せ付けない方法をご紹介したいと思います。

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食べる純炭 きよらブログ 初投稿!

こんにちは!
ブログ初登場のスタッフMです happy01

秋晴れの快晴sunだったお天気が一転!
午後には強風と時折激しい雨が…shock
日本海が荒れています!
umi0007-001.jpg
 

金沢はもうすっかり冬ですねー…

そんな中,弊社の「食べる純炭 きよら」のブログ投稿に関する社内講習会が開催されました(笑)
過去に経験のあるブログやフェイスブック等のアップ方法とは違うため,若干戸惑いますが…まぁなんとかなるでしょう!

先般,畠山 昌則教授(東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻)のチームが「ピロリ菌が胃の細胞を未分化にする作用を持つ」との研究成果を発表されたとか!
文献にあたっていないので詳細を把握しておりませんが,おもしろそうなお話ですear

「食べる純炭」と「ピロリ菌」,実は少し関連する実験結果があるのですが…いつか詳しいスタッフが解説してくれるかもしれません!(笑)

学術的な話も背伸びして手を伸ばしつつ…??,メインは「心にうつりゆくよしなし事をそこはかとなく書き綴って」いこうと思っております♪

「食べる純炭 きよら」ともども,末永くお付き合いのほどよろしくお願い致しますっhappy02

やせる腸内細菌

30代からダイエットを心がけているのですが

体重は高止まりのまま20年変わっておりません。

このところ「糖質制限ダイエット」が大評判ですが、

糖尿病予防には効果的だとは思うものの、

長期的にみると乳がんや大腸がんが増えるのでは?と心配しています。

(その理由は別の記事に書きますね)

さて、日経ヘルスプルミエの取材でお世話になった記者さんから、

「先日いただいたサンプルを試してみたら食生活を変えずに体重が減ってきた!」

との嬉しいメールをいただきました。

その記者さんのお母さまや出産後のお姉さまも試して頂いているご様子。
 


ブログ読者の中にも体重減った!と言って下さる方がいますが、

全ての方で体重が減る訳ではなさそうです。

(その証拠に私の体重には変化がないcrying
 


では、ナゼ個人差がでてくるのか?を腸内細菌から考えてみました。
 


人間の腸の中には100兆個の腸内細菌が住んでいます。

この数はナント!人間を構成する全細胞の約2倍(ヒト体重50kgの場合)。

自分の細胞よりも多くの腸内細菌がお腹の中に住んでいるのです。


もしかしたら、人間というのはガンダムのようなロボットで、

腸内細菌がアムロの様に中から操縦しているのかも知れませんよ(笑)


ところが、まんざら笑い話でもないという研究報告が

サイエンス誌に掲載されています。

生活習慣病マウスの腸内細菌を正常マウスに移植すると、

糖尿病や肥満がうつるという報告。(Science 2010 Vol.329 228-231)


食べ物の嗜好は腸内細菌が決めているという噂があります。

チョコレートが好きな人のお腹には「チョコレート菌」が住んでいて、

この菌が「チョコレート欲しいよ~」と叫ぶと人間はチョコレートを食べたくなるとか(笑)


2011年10月29日に放送された”世界一受けたい授業”の中でも、

腸内細菌研究の第一人者である理化学研究所の辨野先生が

やせる腸内細菌と肥る腸内細菌の話をしていました。
 

人間の腸内細菌フローラは生後間もなく形成されますが、

どんな菌が住みつくか?は個人差があり千差万別。

偶然(あるいは家系的に)、やせる腸内細菌が定着した人は、

多少食べすぎても肥りにくい体質を獲するらしいですよ。
 


ダイエタリーカーボンには腸内環境を酸性化して、

善玉菌が増えやすい環境を整えてくれます。
 

ですから、ダイエタリーカーボンによって体重が減った方は、

もともと、腸内にやせる菌を飼っていたのでしょう。

ところが、日頃のストレスや偏食・食品添加物などによって、

やせる菌が活動しにくい腸内環境に陥っていたのでは?と考えています。


また、お母さんが太っていますと、子供も太っている場合が多いものです。

従来は同じものを食べているからと言われていました。

しかし、同じ食習慣(好き嫌い)や太りやすい体質は、

腸内細菌が決めているのかも知れません。


ご両親が太っていないのに、子供が太っている場合は、

何らかの理由で「やせる腸内細菌」が抑え込まれている

可能性もありますので、腸内環境を正常化することで、

ダイエットも成功しやすくなるのではないでしょうか。


以上は文献情報から考察した私の仮説です。

腸内環境とアレルギー

ヨーグルトなどで腸内環境を整えると、

・アトピー性皮膚炎が軽くなった

・花粉症が治まった

という話をよく耳にします。


もちろん、個人的な感想で、感じ方は人それぞれなのですが、

「なぜアレルギー症状が治まったと感じたのか」を考察し、

語ってみたいと思います。


人間は細菌やウイルスから身を守るために高度な免疫システムを進化させてきました。

その全容は今の科学をもってしても謎が多いところですが、

アレルギーや喘息は

Th1(ティーエイチワン)細胞と

Th2(ティーエイチツー)細胞という

2種類のヘルパーT細胞のバランスが崩れることによって引き起こされると考えられていました。
 


ところが、Th17という新しいヘルパーT細胞が注目されています。

Th17細胞は慢性関節リウマチや潰瘍性大腸炎といった重篤な自己免疫疾患を引き起こす悪玉T細胞です。

このTh17細胞がアトピー性皮膚炎患者の血液中や

皮膚炎を起こしている場所に沢山集まっていることが京都大学皮膚科によって報告されました。
 


Th17細胞はIL-17(インターロイキン17)を放出し、

これを受け取った表皮角質細胞がIL-8(インターロイキン8)や

ケミカルメディエーターと呼ばれる炎症惹起物質を放出して痒みや炎症を引き起こすという訳です。
 


したがって、Th17細胞の機能を抑制したり、

Th17細胞ができないようにしてしまえば自己免疫疾患やアレルギーが抑えられるはずです。

実際のところ、慶応大学の吉村先生はTh17細胞産生に関わるEomes(エオメス)蛋白を発見し、

これを使ってTh17細胞のでき方を調節しようと試みています。

また、大手製薬会社である協和発酵キリンは、

Th17細胞が作るIL-17の機能を抑える完全ヒト抗体を医薬品にしようと研究に励んでいます。
 


ところが、Nature(2011年7月28日号Vol.475 No.7357)に、

悪玉Th17細胞が小腸で再教育を受けて、

過剰な免疫反応を抑える抑制性のT細胞に変化することが報告されたのです。
 


ここからは私の想像の世界ですが、

現代人(特に先進国)に花粉症やアトピー性皮膚炎が多いのは、

食品中に含まれる保存料や発色剤などで、小腸の腸内細菌フローラに乱れが生じ、

悪玉Th17細胞を腸に呼び寄せられなくなっているのではないか?

その結果、炎症反応がダラダラと続いてしまうのでは?
 

弊社が開発したダイエタリーカーボンは、

ソルビン酸などの保存料や、

亜硝酸ナトリウムのような発色剤を吸着するだけでなく、

腸内環境を酸性化し、善玉菌を増やすことが確認されています。
 


今後はTh17細胞との関係を調べることで、

ダイエタリーカーボンの作用を解明できるのではないか?

との作業仮説のもとに研究を進めて行きます。