記憶力を高めるコーヒーの飲み方
こんにちは。
純炭社長@糖質制限中の樋口です。
受験勉強の時など、眠気覚ましにコーヒーを飲みますよね。
しかし、一連の勉強をし終わった直後にコーヒーを飲むと記憶が残りやすいようです。
Nature Neuroscience 17, 201-203 (2014) によると
100人以上の被験者に絵を見せて、
描かれている物が屋内で使うものか?屋外で使うものか?
を答えた少し後に200 mgのカフェイン(又は偽薬)を飲んでもらう実験を行ったそうです。
翌日、いくつかの絵を見せて
「昨日と同じ絵」「始めて見る絵」「昨日の絵に似ている絵」
の3種類に分類してもらったところ、
カフェインを飲んだ被験者の方が正確に分類できたとのこと。
カフェインの量が少なかったり、
絵を見せられる1時間前にカフェインを飲んだ場合には、
記憶の定着効果は認められなかったそうです。
200 mgのカフェインとはどれくらいの量なのでしょう?
コーヒーなら約330 mL(約2杯)、玉露なら約125 mL(約1杯)
煎茶だと約 1リットル、紅茶だと約670 mL (笑)
受験や資格試験に取り組んでいるのであれば
勉強した直後にコーヒー2杯を飲んだ方が良さそうです。
- この記事を書いた人
- 純炭社長:樋口正人
株式会社ダステック代表取締役社長。
1985年3月:千葉大学大学院理学研究科生物学専攻 修了
1985年4月:中外製薬株式会社入社。新薬研究所配属腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の創薬に従事。
1998年4月~2001年3月:通産省工業技術院生命工学工業技術研究所(岡修一先生)技術研修員
1999年4月~2008年3月:筑波大学先端学際領域研究センター(山本雅之教授)客員研究員
2007年4月~2014年3月:金沢医科大学非常勤講師
2007年10月:中外製薬退社
2009年5月:株式会社ダステック設立
2015年5月:純炭粉末の米国特許取得(ADSORPTION CARBON, AND ADSORBENT Patent No.: US 9,034,789 B2)
2015年5月:純炭粉末の日本特許取得(吸着炭及び吸着剤 特許第5765649号)
「出す健康法」で健康寿命を延ばすのが夢!
最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとして社員さんの昼食を調理しています(笑)。