糖化って何?毎月10日は糖化の日!
目次
「糖化ストレス」という言葉を聞いたことがありますか?
「酸化ストレス」のタイプミスではありません。
いま、酸化よりも怖い糖化が話題になっているのです。

酸化と糖化の違い
「酸化」とは酸素と結びついて錆びついてしまうこと。
錆びた水道管はボロボロになった血管をイメージさせますよね。
でも、酸素を吸って生きている我々の身体には酸化を防ぐ酵素がたくさん用意されていて、簡単に錆びつくことはありません。
なんてったって、生物46億年の進化が作り上げた強固なシステムですから。
ところが「糖化」は飽食の時代が招いた現代病

生物46億年の歴史の中で、糖(砂糖などの甘いものだけでなく、ご飯やパンなどの炭水化物も含みます)でお腹を満たせるようになったのは、たったの1万年。(※)
我々現代人の身体は、有り余る糖を上手に処理できない「背広を着た縄文人」なのです。
「糖化」とはたんぱく質や脂質、DNAなどの遺伝子に糖が結合して離れなくなってしまう現象。

鶏の照り焼きを作ろうとしてちょっとフライパンから目を離したら、砂糖まみれの表面が茶色くベタベタに焦げてしまったようなイメージです。
血管の中で、糖化物質がべたべたと張り付いていたら‥‥と想像すると、ちょっと怖いですよね。
実際に血管が糖化すると、動脈硬化や心血管病の原因となります。

そして、糖化によって作り出される老化の原因物質がAGE。
「エイジ」でも「アゲ」でもありません。
「エージーイー」と呼ばれる糖化物質です。
AGEとはたんぱく質などに糖がガッチリと結合してしまい、たんぱく質本来の機能を妨げてしまったり、万病の元である炎症を引き起こしてしまう悪者なのです
AGEは腎機能が落ちる原因です

糖尿病が原因の腎臓病では、高血糖にさらされた体中の血管がAGE化してしまいます。
腎臓は細かい血管の集まりなので、血管のたんぱく質がAGE化して弾力を失うと、腎機能が低下してしまうのです。
「自分は糖尿病ではないのでAGEは関係ない」と思わないで下さい!
AGEは腎臓からしか排出されません。腎機能の低下はAGEの排出をさまたげて負のスパイラルを加速させる原因になります。
近年増加傾向にある原因不明の腎臓病の原因は、ひょっとすると、このAGEが片棒を担いでいるのではないか?と純炭社長は考えています。
事実、食事に含まれるAGEが腎臓病を悪化させる原因であるとの論文もあるのです(米国科学アカデミー紀要、1997年94巻6474-6479頁)
腎臓以外にAGEが溜まると・・・
○骨に溜まると骨粗しょう症の原因に
○血管に溜まると動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞の原因に
○肌の内部のコラーゲンがAGE化で肌の弾力や保湿機能を失いシワシミの原因に
AGEが体内に溜まる経路はこの2つ
1)内因性要因(上昇した血糖値により体内のAGE化が進む)

口から糖質(ごはん・パン・麺類などの主食や、果物・スイーツ・せんべい・清涼飲料水など)を摂取すると、体に取り込まれて血管を通って体内に栄養として糖分が行き渡ります。
そして食後に血糖値が上がります。血管内の糖(血糖)と体を構成するもの(血管はタンパク質)が体温の熱で反応し糖化物質が発生します。
この食事による血糖値の上昇が急激であればあるほど、体は糖化のリスクにさらされます。血糖値が上がりすぎない食事を心がけることが大切です。
2)外因性要因(食事の中に含まれるAGEが腸から吸収される)

食べものの中には糖とタンパク質が共存しています。
これらの食材を加熱すると糖とタンパク質が結合してAGEができます。
茶色くて香ばしい匂いのする焼き色こそ、老化の原因物質AGEなのです。
食品中のAGEは腸から吸収されて炎症を引き起こし、体内でのAGE産生を促進します。
直火で焼いたり、油で揚げたり、電子レンジで加熱するなど、食材を高温で調理するほどAGEが沢山できるのです。
AGEを溜めない3つのコツ

1)血糖値を上げない食生活を心掛ける。
血糖値を上げる食材は炭水化物だけです。
糖質を摂りすぎない、血糖値が上がりづらい食事を心がけましょう。
また、ストレスは体内の糖新生(タンパク質から糖を合成すること)を亢進させて血糖値を上げてしまうので、過度のストレスには要注意です。
2)食事からのAGE摂取を減らす。

AGEの吸収を抑える物質として食物繊維があります。
AGEが沢山入っているステーキや焼き肉、揚げ物を食べる時には食物繊維が多い副菜をお供にしましょう。
また、調理温度を低くしてAGEが少ない料理を作る工夫も大切です。
ステーキや焼き肉が続いたら3日目はしゃぶしゃぶにしましょう(笑)
③アンチAGE食品を活用。

ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンはAGEを作り難くすると言われています。
また、肉や魚を加熱調理する前に、レモンや酢を塗るとAGEの生成を少なくできます。
また、体内のAGEは腎臓から排泄されるので、腎機能を落とさないように水分を十分摂りましょう。
毎月10日は糖化の日!

毎月10日に、インターネットにて5,000円以上ご注文いただくと、食べるきよら12粒入(非売品)をプレゼントいたします。
まとめ買いや、2個セット割引きでご注文の方も対象です。
但し以下の方には糖化の日のプレゼント対象外となりますのでご了承ください。
・ダスペットをご購入の方
・定期購入の方(毎月10日の定期購入の方にこちらのプレゼントはつきません)
・割引購入価格の方(同様の価格でお届けしますが、こちらのプレゼントはつきません)
ご注文はこちらからどうぞ!

- この記事を書いた人
- ゆっきー
美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
また、お電話で商品をご注文のお客様は”ゆっきー”が電話対応させていただくことも。お客様に安心してご購入いただくことを信条としていますので、ご相談から世間話までお気軽にどうぞ♪いつも元気と笑顔がモットーです( *´艸`)
「糖化って何?毎月10日は糖化の日!」への2 件のフィードバック
私は、永年淡泊尿が出ていて、腎臓外来、他病院で色々調べてもはっきりわからない、身体、足の浮腫みに悩まされてきました。体重が増え続け、困っていた時に、インターネットで墨を食べる事で腎臓の改善を知り、光を感じました。
コメントありがとうございます。
純炭粉末きよらが匿名様のお身体にあうことをスタッフ全員がお祈りしております。
3か月ほどお続けいただき、気が付いたことなどをお知らせいただければ幸いです。