たくさん薬を飲んでいる場合は、腎臓に負担をかけている可能性アリ!
食べる純炭きよら通信vol.10
いつも食べる純炭きよらをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
きよら通信担当のゆっきーが、腎臓病お役立ち情報をお届けします(*^^)v
目次
薬が沢山あって大変?
よく、お電話のご相談で『朝昼晩と多くの薬を飲んでいるが、きよらはいつ飲めばいいのか?』というご質問をお伺いします。
腎臓にご不安な方でも、高齢の方は沢山の薬を飲んでいることが多いです。
また、きよらをお召し上がりのお客様は健康意識が高い方が多く、お薬以外にも沢山のサプリメントを飲んでいる方も。
それって多剤服用?
あなたは6種類以上の薬を飲んでいませんか?
厚生労働省では2018年に、
『多くの薬を飲んでいることによる健康被害が高齢者に引き起こされている』
とし、減薬をするよう医療機関へ方針をうちだしました。
具体的には6種類以上の服薬があることが目安ですが、75歳以上の約3割は10種類以上の薬を飲んでいると言われています。
※ただし自己判断で服薬を辞めるのは危険です。必ず医師に相談してください。
処方薬が多すぎるとどうなるの?
お医者さんが処方した薬でも、沢山の種類を飲んでいると、こんな弊害が!
似たような薬を複数飲んでしまう |
症状が改善しているのに服薬し続けてしまう |
薬の副作用なのに、さらに別の薬でカバーし続けてしまう(処方カスケードと言います) |
頑張って毎日薬を飲んでいるのに、かえって健康を害してしまうなんて、悲しい話ですよね。
薬が6種類以上になると、有害作用を起こす割合が1割も増加すると言われています。
薬が病気を治すわけではありません。
薬は病気を治すのではなく、治療の補助的なもの。病気を治す本当の力は自身の中にある治癒力です。
薬には必ず副作用があるので、薬に頼り過ぎないという意識も大切です。
こんな心当たりはありませんか?
漫然処方 | とりあえずお薬出しておきますねと薬が出される状況 |
お土産処方 | せっかく病院にきたし、とりあえず薬が欲しいと求める |
こんな病院でのやり取りが続くと、ますます薬が増える原因となります。
患者側としても『むやみにお薬を欲しがらないようにする』という事を意識して病院にかかりましょう。
お薬の健康被害から身を守るにはどうしたらいいの?
気付かぬうちに多剤服用に陥らない為に、出来ることがあります。
以下の3つのポイントを実践してみて下さい。
①お薬手帳を活用しよう
調剤薬局や診療科目ごとに分ける必要はないので、お薬手帳は一冊にまとめましょう。
市販薬やサプリメントも記載し、どんな薬が手元にあって飲める状況か情報共有しましょう。
腎臓内科以外でお薬をもらう場合は、「腎機能に不安がある」という旨をきちんと知らせ腎臓に負担がかからない種類の薬を処方してもらう様にしましょう。
例)解熱鎮痛剤は“エヌセイズ(NSAIDs)”ではなく“アセトアミノフェン”を処方してもらう等。
②体調不良時の飲み方も確認しましょう
下痢や発熱等の体調不良時も継続して服薬するべきか、必ず確認しましょう。
入院時はすべての薬をチェックしてもらえるチャンスなのでまとめて確認してもらいましょう。
例)降圧剤による体調不良時の血圧の下がり過ぎには注意が必要です。
③かかりつけ薬剤師さんをつくろう
何でも相談できる薬剤師さんが一人いると、とても安心です。
病院では診療科目をまたいで相談することが難しい場合もあるので、そんなときは薬剤師さんを頼りましょう。
※ただし、自己判断で服薬を辞めるのは危険です。必ず医師に相談してください。
4月はストレスが多い?
3日寒さが続いたら4日暖かい日が続くという意味の『三寒四温』『花冷え』『寒の戻り』など春の冷え込みを表す言葉がいくつかあります。
寒暖差によって体温調節機能がうまくいかなくなると、自律神経が乱れ、花粉症、免疫系の病気、鬱のようなこころの病気にもかかりやすくなります。
できるだけ体を冷やさないように、首元や足元はしっかり防寒してくださいね。
深呼吸で体を整えよう!
知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっていると、4月の病気にかかりやすくなってしまうことも。
深呼吸をすると、リラックス効果・内臓の活性化・血行促進・疲労回復などいいことづくめです。
効果的な深呼吸は『腹式呼吸』をする事。
息を吸ったときにお腹が膨らみ、吐いたときにお腹をへこませることを意識し、起床時と就寝前の1日2回チャレンジしてみましょう。
~腹式呼吸の方法~
① | 10秒くらいかけてゆっくり口から息を吐きましょう。 しっかりと最後まで吐き切ることがポイント★ |
② | 5秒くらいかけて鼻からたくさん空気を吸いましょう。 |
③ | ①②を10回ほどゆっくりと繰り返してみましょう。 |
不安定な春の気候に負けないように、自律神経を整えて、リラックスしてすごしてみてくださいね(*^▽^*)
(2020.4月号として配布したものです)
- この記事を書いた人
- ゆっきー
美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
また、お電話で商品をご注文のお客様は”ゆっきー”が電話対応させていただくことも。お客様に安心してご購入いただくことを信条としていますので、ご相談から世間話までお気軽にどうぞ♪いつも元気と笑顔がモットーです( *´艸`)
「たくさん薬を飲んでいる場合は、腎臓に負担をかけている可能性アリ!」への1 件のフィードバック
[…] ~先月号のおさらい~ 先月号は『お薬沢山飲んでませんか?』というテーマでした。 たくさんのお薬があると、副作用による健康被害の心配があります。 薬の飲み過ぎによる健康被害から身を守るためには… ①お薬手帳の活用 市販薬も記入し、腎臓に負担の少ない種類の薬を処方してもらいましょう。 ②体調不良時の飲み方を確認 下痢や発熱時にも飲み続けて大丈夫なのか確認しましょう。 ③かかりつけ薬剤師さんを作ろう 診療科目をまたいだりして医師に相談しづらい場合は薬剤師さんを頼りにしましょう。 お薬との向き合い方について、今一度確認してみましょう。 […]