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きよら通信バックナンバー

腎臓病はeGFRをグラフにつけて上手に付き合おう

窓の外を眺めながら飲み物を飲む中年女性のイメージ画像

あなたの腎臓は今何点?

考え事をする中年女性のイメージ画像

食べる純炭きよら愛用のお客様、約8割は腎機能にご不安をお持ちかと思います。

さて、あなたは自分の腎臓のろ過機能が『どれくらい残っているか』を把握していらっしゃいますか?

未だにクレアチニン値しか説明してくれないお医者様もいるらしいのですが、クレアチニン値だけで本当に透析間近なのか?を、正確に判断する事はできません!

透析を過度に心配して“必要のない食事制限”を頑張りすぎ体調を崩す方が少なくありません。

怖がらずに『ご自身の立ち位置を正確に知る』ことが腎臓病と上手に付き合うコツなのです。

腎臓の元気度はeGFRでわかります

血液検査の結果表のイメージ画像

血液検査の結果表が手元にあれば、腎機能・腎臓の欄の数値を見返してみましょう。

クレアチニン値(CrやCreと表記されていることもあります)の欄の 近くにeGFR(推算GFR、推算糸球体ろ過量と表記されていることもあります)が見つかりますか?

eGFRは(簡単に言うと)腎臓の点数です

eGFRが35なら腎臓のろ過機能がおよそ35点(100点満点中)というように読みとれます。

ただし、学校のテストだと赤点のような点数でも、心配しすぎないでください。

なぜなら、eGFRは100点を目指す必要はなく、60点以上あれば検査上問題ありません。

また、個人差はあるものの、一般的には10点を切らなければ透析に入ることはないからです。

検査表にeGFRが見つからない場合は、以下の表を使ってeGFRを知ることができます。

【表の見方】

●男女で表が違います(男性は上図・女性は下図)ので、間違わないように見て下さい。

●縦軸のクレアチニン値と、ご自身の年齢が交差するところの数字が、今のあなたのeGFRです。

e-GFR年齢別早見表(男性用)のイメージ画像
e-GFR年齢別早見表-男性用-
e-GFR年齢別早見表(女性用)のイメージ画像
e-GFR年齢別早見表-女性用-
※eGFR早見表が見づらい場合は、こちらから計算できます。

また、弊社で発行している書籍(読むデトックス1・定価1,000円税抜)に同じ表を掲載しておりますので、よろしければお求め下さい。

該当書籍は、きよらの定期購入にお申込の方にプレゼントしております。
読むデトックスvol.1のイメージ画像

eGFRが100点満点なのは若者だけ!

水を飲む子供たち

腎臓は消耗品なので、100点満点なのは20代の若い元気な頃だけ。

加齢により少しずつ点数は下がり、60点を切ると慢性腎臓病と診断されますが、どうか悲観しすぎないでください。

仮に35点でも、すぐ透析ではありません。

100点を取ったプリントのイメージ画像

60点を切っていても、すぐに透析になるわけではなく、一般的に10点を切らなければ透析に入ることはありません。

低空飛行でも、15点以上を横ばいで維持できていれば、透析を回避できる可能性大です。

幸いにも腎臓病は痛みで苦しむようなことはない

森林で日光浴を楽しむ若い女性のイメージ画像

しかも、腎臓は少し悪くなったからと言って、痛くなるなどの自覚症状は基本的にありません。

過度に心配しすぎてストレスをためる方が腎臓には良くないので冷静にeGFRを見守ってください。

eGFRをグラフにつけて腎機能を維持する方法

eGFR管理表のイメージ画像

今回、eGFRの管理表を付録としておつけしています(ご希望の方は郵送可能です)。

eGFRは日本人平均で年間0.36ずつ低下すると言われています。

一方、高血圧や尿蛋白や糖尿病があると年間1~2ずつ低下することもあります。

ですので、ご自分のeGFRが年間を通してどれくらい低下しているかを観察しながら、薬や食事や生活習慣を見直していくことが大切なのです。

とは言うものの、eGFRの数値はちょっとしたこと(※)で上下に振れます!

毎回のクレアチニン値の検査結果で一喜一憂せず、年単位でeGFRの変化量を観察して下さい。

(※)eGFRが上下に振れるちょっとした原因例:

風邪、発熱、ストレス過多、不眠、便秘、下痢、脱水、ワクチン接種、手術や怪我による炎症、暴飲暴食、筋肉痛が起こる様な過度な運動、季節変動(この季節は悪く出やすい… 等個人差あり)

これらの原因がおさまれば、数値が戻ることも十分あります。

医師が教えてくれない「もうひとつのeGFR」

若い男性の医者のイメージ画像

ここまで説明したクレアチニン値で算出するeGFRは、「筋肉」の影響を受ける欠点があります。

クレアチニンは筋肉が動いた時に放出される物質なので、筋肉量が増えたり、激しい運動や発熱によってクレアチニン値が高値となると、eGFRは低下してしまうのです。

そこで開発されたのがシスタチンCで算出するeGFRです。

この方法は筋肉の影響を受けません(但し、高度腎障害では正確なeGFRを算出できない欠点もあります)。

筋トレで筋肉量が増えた方やたんぱく質制限で筋肉が減ってしまった方、小柄な女性などは保険で測定できるのでシスタチンCを測定してみてはいかがでしょうか。

(2025年1月号として配布したものです)

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この記事を書いた人
ゆっきー

美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
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