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腎臓病対策医師との付き方

信じてはいけない!健康診断 プレジデント2020.1.3号 【書評】(難易度:初級)その1

こんにちはゆっきーです。
今月号のプレジデント(2020.1月号)
『信じてはいけない!健康診断~医者に頼らない生き方~』を買ってみたので、腎臓病でお悩みの皆様に役立ちそうなところを少しだけご紹介したいと思います!

「あなたは健康ですか?」と聞かれたら?


この本(雑誌)の見出しの文章が衝撃的でした。
アメリカ人に「あなたは健康ですか?」と聞くと、何割の人が健康だと答えるでしょう。実に9割の人が自分は健康だと答えると言います。
逆にこの質問を日本人にしたら・・・なんと健康だという人はたった3割というから驚き!(ゆっきーもこのような仕事柄、かなり健康には気を付けていますが、胸を張って健康だと答えられるかというと…お国柄かもしれませんが謙遜してしまいます)

そもそも健康の定義とは?


世界保健機関(WНО)の提唱する健康の定義は「病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態であること」とされています。
確かに、健康診断の結果が全て正常であっても、気分がすぐれなかったり、心配事があったり、生きがいを感じられなかったりしたら健康とは言えないのですものね。それにしても、アメリカ人って本当にポジティブ思考なんだなぁ(笑)

健康を診断するとは?


ちょっと過激な表現ですが、「医者が病気をつくる」という言葉があります。健康な人を(様々な検査によって)病気ということにしてしまう医療の側面も無いとは言えません。このプレジデントでは「日本人が陥る健康不安の正体」と題して解説しています。
例えば、血圧の基準値について。1999年にWHOが高血圧の判断基準を「上160以上、下95以上」から「上140以上、下90以上」に引き下げました。しかしこの段階で新基準に合わせると死亡者数が増えるという確かな試験結果があったにもかかわらず、その研究は無視されたのだそうです。基準を厳しくした結果、高血圧患者数は増大し、その結果、血圧を下げる薬の販売額が大幅に増加したとのこと。
また、誰もが気になる肥満に関しては、日本ではBMIが25以上だと肥満と診断されます。しかしながら、筋肉量や年齢を加味する必要があったり、男性ではBMI25~27の死亡率が最も低い(女性は23~25)という研究結果もあります。健康に害があるわけではないのに”肥満”と診断したほうが何かと都合がよい・・・・という大人の事情もあるらしいです。

がん検診の功罪とは?


X線検査やCT検査、バリウム検査などによる被ばくも、良いのか悪いのか、この様な雑誌でよく取り上げられる話題です。こちらの雑誌では、検査のメリットよりもデメリット(検査をしていても死亡率に変化がなかった、手術する必要のない癌もどきを切った為に寿命を縮めてしまった・・・等)について詳しく書かれています。

健康診断は必要?不要?


だからといって、健康診断を受けなくても良いと思っている訳ではありません。腎臓病のように自覚症状のないまま進行してしまう病気もあるので、定期的な健康診断は絶対に必要です!この雑誌を読んで、検査結果の事も、雑誌に記載されていることも、すべて鵜吞みにせずに、よく自分で考えること、自分の体が発する声(サイン)に耳を澄ますことが大切なんだなぁと感じ入ったゆっきーなのでした。

少し長くなってしまいましたので、続きは次回!
ちなみに、このプレジデント誌面でも腎臓病の数値(尿酸値・クレアチニン値)に関しては、『健康診断で引っかかっていても気にしなくても良い』とはどこにも書いてありませんでしたよ。

次回、プレジデント書評その2では「腎臓病で気を付けるべき検診の数値(空腹時血糖値・HbA1c)」についてご紹介したいと思います(^o^)/

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この記事を書いた人
ゆっきー

美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
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