ダイエタリーカーボン純炭粉末からはベンゾピレンは検出されません
日本でも人気のある辛ラーメンを製造する韓国の食品メーカー「農心」など4社9製品で、発がん性物質ベンゾピレンを含んだかつお節を粉末スープに使用していたとされる問題。
日本の厚生労働省は自主回収を命じました。
ベンゾピレン(ベンゾaピレン)は化学式C20H12で表される、5つのベンゼン環が結合した物質です。
強力な発がん性を有するベンゾピレンは、タバコの煙やバーベキューなどで焦げた食物に含まれる他、炭や木酢液にも含まれる可能性があります。
ベンゾピレンは曲者で、同じ原料であっても炭化条件によって出来たり出来なかったりします。なので、焼成温度が毎回違っていたり、原料に含まれるカリウムやリンの量が違っていたりするとロットごとにベンゾピレン量が異なる可能性があるのです。
ダステックが製造するダイエタリーカーボン 純炭粉末は可能な限り不純物を含まない品質管理された純粋な炭を目指して竹炭や備長炭とは全く異なる原料と製法で製造しております。
純炭粉末の原料は品質管理された結晶セルロース。その結晶セルロースを温度制御された電気炉で焼成するので、毎回同じ品質の純炭粉末が製造できるのです。
もちろん、ベンゾピレンも検出されておりません。
今回の問題はスープに使われたかつお節が原因とのことですが、かつお節は茹でた鰹を煙で燻して作ります。この煙の中にベンゾピレンが含まれていたのでしょうか。と言うことは燻製も危ない?
ベーコンを自家製で作る私としてはショッキングな事件でした。
- この記事を書いた人
- 純炭社長:樋口正人
株式会社ダステック代表取締役社長。
1985年3月:千葉大学大学院理学研究科生物学専攻 修了
1985年4月:中外製薬株式会社入社。新薬研究所配属腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の創薬に従事。
1998年4月~2001年3月:通産省工業技術院生命工学工業技術研究所(岡修一先生)技術研修員
1999年4月~2008年3月:筑波大学先端学際領域研究センター(山本雅之教授)客員研究員
2007年4月~2014年3月:金沢医科大学非常勤講師
2007年10月:中外製薬退社
2009年5月:株式会社ダステック設立
2015年5月:純炭粉末の米国特許取得(ADSORPTION CARBON, AND ADSORBENT Patent No.: US 9,034,789 B2)
2015年5月:純炭粉末の日本特許取得(吸着炭及び吸着剤 特許第5765649号)
「出す健康法」で健康寿命を延ばすのが夢!
最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとして社員さんの昼食を調理しています(笑)。