納豆って効くの?デマなの?実践編!

こんにちは、純炭社長の樋口です。
前回のブログ(腸内環境と呼吸器疾患の知られざる関係とは)では、マイクロバイオーム(人間に共生している微生物たち)と呼吸器疾患に関する論文を紹介しました。

☞マイクロバイオームって?

腸内に住む細菌はかなり有名で、良い細菌を育てるために発酵食品や食物繊維を積極的に摂っている人も多いのではないでしょうか。
実は、人間の体には腸以外にも体のあらゆる部位に細菌が住みつき、私たちの健康を守ってくれています。口の中やわきの下や皮膚なんかにもたくさん住み着いています。
さて、前述の論文では、腸内善玉菌が作る短鎖脂肪酸(酢酸・乳酸・酪酸・プロピオン酸など)が増えると、肺気腫の病変が軽減することをラットの実験で見出しました。腸の中で善玉菌が増え、短鎖脂肪酸を沢山作ってくれると肺の病気が軽くなる可能性があることが明らかになったのです。

☞短鎖脂肪酸を味方につけよう!

繰り返しになりますが、腸内環境を整えれば重篤な肺炎に罹りにくいという科学的根拠はありません。しかし、可能性はゼロではないと考えた純炭社長は、善玉菌と短鎖脂肪酸を増やす生活習慣に取り組むことにしましたので、その方法をご紹介します(ビオフェルミン製薬のホームページを参考にさせていただきました)。

その1.プロバイオティクス

善玉菌を含む食品を食べることをプロバイオティクスと言います。具体的には「発酵食品」と「善玉菌を含む整腸剤」です。かぶら寿司やだいこん寿司といった北陸を代表する発酵食品や納豆・ぬか漬けをメニューに取り入れています。他にも、ヨーグルトやキムチ(発酵させてあるもの)、チーズ、白味噌(麹が多い)なども良いですね。
整腸剤に関しては(商品名を出して良いものか?ちょっと迷いましたが)、個人的に愛用しているのは、ミヤリサン(酪酸菌)、ビオフェルミン(乳酸菌)、ビフィーナ(ビフィズス菌)です。

その2.プレバイオティクス

腸内に棲んでいる善玉菌のエサとなる食物繊維とオリゴ糖を食べることをプレバイオティクスと言います。具体的な食材としては、
●水溶性食物繊維:ごぼう、オクラ、里芋、長芋、オクラ、海藻、キノコ、納豆など
●オリゴ糖:ネギ、ニンニク、玉ねぎ、バナナ、豆類、ヤーコン、菊芋など
一つの食材に偏らず多種多様な食材を食べるように注意しています。

3.自律神経の乱れを整える
透析に入るのは何歳くらいの人が多いの?
旅先で便秘になったり、緊張すると下痢気味なったりと腸はとてもデリケート。副交感神経を優位にする以下の方法で、お気楽極楽な人生を心がけています。
●ウォーキングなどの適度な運動
●ぬるめのお湯でのんびり入浴(温泉もいいですね)
●10~20分の瞑想、中村天風流の(仏具の)お鈴の音を聞く瞑想法を取り入れています(音源は実際のお鈴ではなくデジタル音源)。
●大好きな晩酌は欠かせません(笑)

プロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に摂ることを「シンバイオティクス」と言いますが、ここに純炭粉末を追加した「マキシバイオティクス」という概念を提唱したいと考えている純炭社長なのでした。

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納豆って効くの?デマなの?

こんにちは。純炭社長の樋口です。

新型コロナウイルスに関するデマ情報でトイレットペーパーがスーパーから消えたり、納豆やヨーグルトが消える?という風の噂も聞こえてきます。その根拠は納豆で有名な茨城県で感染者がゼロだからだとかいう話も・・・・納豆大好きな純炭社長は誰も信じないことを願っています(笑)。

☞感染率と死亡率…?

さて、このところ、「新型コロナウイルスによる死者がイタリアやイランで多いのはなぜなのか?」と不思議に思っているのです。キスやハグの習慣は感染拡大には寄与するでしょうが、死亡率アップとは関係ないはずですよね。医療体制の問題なのか?はたまたウイルスが変異してしまっているのか?
日本でも、無症状だったり軽症ですむヒトと肺炎が重症化してしまうヒトは何が違うのか?若い人は軽症(とも言えないケースも出てきましたが)、高齢者や持病があるヒトは重症化しやすいと言われていますが、そのメカニズムは明らかではありません。

☞純炭社長の建てた仮説

そこで純炭社長的に(まったく科学的根拠なしに)、「肺に棲んでいる常在細菌の差?」という仮説を立てて調べてみると、興味深い論文にたどり着きました。
マイクロバイオーム(人間に共生している微生物たち)と呼吸器疾患に関する奈良県立医大・日本医大からの報告です。(友田恒一  木村弘『呼吸』eレポート 1(1) 37-43, 2017)

☞呼吸器疾患と微生物の関係とは

人体にはヒト細胞をはるかに上回る数の常在細菌が共生しており、肥満やアレルギー、精神性疾患などに影響を及ぼす、一種の臓器として働いていることが分かってきました。従来は下気道や肺(コロナウイルスが侵入して肺炎を引き起こす場所)は無菌であり、常在細菌は棲んでいないと考えられていましたが、細菌遺伝子の解析技術の進歩によって下気道や肺にも(数は少ないものの)常在細菌が存在することが分かってきました。

☞コロナウイルスと戦う常在細菌

呼吸器に棲む常在細菌にとって、コロナウイルスは縄張りを荒らす侵入者です。常在細菌の種類や数によってコロナウイルスを抑え込めなくなると肺炎が重症化するのではないか?と純炭社長は仮説を立てました。この仮説を証明するのは容易ではありませんが、自分の身体で仮説に沿った取り組みを行ってみようと考えた次第です。

☞腸内細菌叢が呼吸器の病気の引き金にも!?

前述の論文にはGut(腸)-Lung(肺) axis(ネットワークのような意味)という概念が紹介されています。臨床現場では腸内環境の変化が気管支喘息などの呼吸器疾患の病態と関連することが知られていました。例えば、「潰瘍性大腸炎などで腸内環境が乱れている慢性閉塞性肺疾患の患者は予後が悪い」といったように。

☞なんと善玉菌の作る成分で肺の病気が軽く!

友田らはラットを使った実験で、腸内善玉菌が作る短鎖脂肪酸(酢酸・乳酸・酪酸・プロピオン酸など)が増えると、肺気腫の病変が軽減することを見出しました。どのような仕組みかは分かりませんが、腸の中で善玉菌が増え、短鎖脂肪酸を沢山作ってくれると肺の病気が軽くなる可能性があることが明らかになったのです。

繰り返しになりますが、腸内環境を整えれば重篤な肺炎に罹りにくいという科学的根拠はありません。しかし、一見関係なさそうな腸と呼吸器には複雑な因果関係があるようです。
次回、善玉菌と短鎖脂肪酸を増やすにはどうしたらいいの?をお伝えします★

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デマ情報に惑わされないで!(手洗い編)

こんにちは。純炭社長の樋口です。
最近、「科学的根拠」という言葉を耳にすることが多くなりました。
駄菓子菓子、科学の片隅をちょっとだけカジったことのある純炭社長的には「科学的根拠」を求める姿勢に違和感を感じてしまうのです。

☞そもそも科学的根拠って?

ネット上で(それなりに社会的影響力がある方が書いた)こんな記事を読みました。「手洗いなんでコロナ感染には無意味だ!なぜなら私はまともに手など洗ったことがないが風邪を引いたことなど皆無だからだ!」

これを読んでどう思いますか?
発言者にしてみれば実体験に基づいた(他人はどうあれ)科学的に根拠ある事実なのでしょうね。
でも、180年前には↑の考え方は医学会の常識だったのです。

☞「手洗いと病気は関係ない」という(間違った)常識

1840年代後半、ウィーン総合病院の産科病棟に勤務していたセンメルワイス医師は3人に1人の産婦が産褥熱で死亡していることに気が付きました。驚くべきことに、この死亡率は、病院の産科ではない、一般的な助産婦による出産よりも3倍も高かったのです。
総合病院の医師たちは誇らしげに血の付いた白衣を着て、手も洗わずに次々と患者のあいだを回診し、検死解剖をしたままの姿で患者を診ていたのです。

そこで、センメルワイスは「死体を解剖したあとに、生きている患者を診察するときには白衣を脱ぎ、手を消毒薬で洗うべきだ」と主張したのです。たったこれだけのことで、産褥熱による死亡率は90%低下し、助産婦による出産と同じレベルになりました。

☞(それまでの)常識を覆すって難しい…

ところが!センメルワイスの成功は医学会を激怒させました。産褥熱の蔓延を衛生状態の悪さに結び付けたことで医師たちの高貴なプライドを傷つけただけでなく、「病気は悪い空気から発生する」という当時の医学的知識(=科学的根拠)に喧嘩を売ってしまったのです。

☞今では考えられない手洗いの常識

「手を洗うことで病気の蔓延を防げる」との現代常識は当時の医学会では異端であり、同僚の医師たちに疎まれたセンメルワイスはウィーン総合病院を解雇され、絶え間ない激しい批判によってうつ病を発症し、47歳の若さで精神病院で死を迎えることになったのです。旧来の通説やパラダイムに反する新しい知識への手に付けられない拒絶を哲学者は「センメルワイス反射」と呼んでいるそうです。(出典:築地書館、土と内臓-微生物がつくる世界-)

☞科学的根拠と言われるものの不確かさ

このように科学的根拠に基づいた(と信じられている)事象は必ずしも「真実」とは限らず、ましてや新型コロナウイルスに関する限られた情報(場合によっては捻じ曲げられた情報が混じっているかもしれません)から、いつまで学校を休校にするのか?いつまでイベントを自粛すればよいのか?などと科学的根拠を求めることに純炭社長は虚しさを感じてしまうのです。

☞今私たちがやるべきことは…?

自分のチカラで新型ウイルスの蔓延を阻止する!という確固たる決意

ベトナム保健省が作成したというコロナウイルス対策のYouTube動画が世界中で1200万回(3/11現在)視聴されています。
動画はこちら(結構いい曲です!ぜひ聞いてみてください!)
現時点で感染防御に関する科学的対策はこの動画内容に尽きると思います。また、終盤にある「ベトナムはコロナウイルスに勝つことを決意した」という字幕には感動してしまいました。

第二次大戦後の焼け野原から復興し、阪神淡路・東日本大震災など多くの天災を経験してきた日本人は、今回の危機に対しても知恵を出し合い、助け合って克服すると信じています。
不安やネガティブな感情は免疫力を落とし、腎臓にも負担をかけますので、「仮に感染したって重篤な肺炎にならなければタダの風邪。蔓延させない努力こそが大切!」と個人的に割り切って考えている純炭社長なのでした。

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腎臓とは関係ありませんが、スピード狂の医者は何科が多い?(笑)

令和2年初登場の純炭社長こと樋口です。
ちょっと遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、年末年始を忙しく過ごし、且つ、食べ過ぎ飲み過ぎで胃腸がつかれている方も多いと思いますので、新年初回ブログは面白ネタで始めたいと思います。

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問題1:極端なスピード違反で捕まる医者、高級車でスピード違反しちゃう医者はいったい何科?

正解:30 km/h超の極端なスピード違反で捕まりやすいのは精神科医、高級車でスピードを出し過ぎちゃうのは循環器科医。

解説:冗談のような本研究は、世界5大医学誌の一つとも言われるブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに掲載された研究結果なのです。アメリカのフロリダ州でスピード違反で捕まった医師5,372人(平均年齢48.9歳、女性16.9%)について調べた結果、制限速度よりも30 km/h以上の超スピード違反で捕まったのは精神科がトップ、高級ドイツ車やイタリア製スポーツカーなどに乗っていてスピード違反で捕まっちゃうのは循環器科医がトップだったとのこと。ちなみに高級車保有率が低いのは、救命医・小児科医・一般外科医・精神科医なんだそうです。精神科医はどんな車種でかっ飛んでいるのか気になります(笑)。
日本で同じ調査をしたらどんな結果になるんでしょうね。(出典:メディカルトリビューンweb版2019年12月24日記事)

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問題2:良く眠る良い子(?)を生むために妊娠中に食べた方が良いのは次のどれ?
A:味噌汁、B:ヨーグルト、C:チーズ、D:納豆

正解:A:味噌汁

解説:富山大学大学院公衆衛生学講座の杉森成美先生が約7万2000組に母児で検討した結果、妊娠中に味噌汁の摂取量が多かった母親から生まれた子供は、少なかった母親から生まれた子供に比べて、1歳時点で睡眠不足となる割合が少なかったとのことです。ちなみに、ヨーグルト・チーズ・納豆では摂取量と睡眠不足の間に関連はなかったそうです。(出典:メディカルトリビューンweb版2019年10月28日記事)

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問題3:早産を防ぐための食べた方が良いのは次のどれ?
A:味噌汁、B:ヨーグルト、C:納豆

正解:ぜんぶ◎ですが、味噌汁が良さそう

解説:この研究も富山大学(産科婦人科)からの報告です。約7万8000人の妊婦さんで検討した結果、妊娠前から味噌汁・ヨーグルト・納豆といった発酵食品を摂っていると早期早産を減らすことができるらしいとのこと。
味噌汁の場合、週1回以下しか味噌汁を飲まない妊婦さんに比べて早期早産のリスクが、「週1~2日」で約42%減、「週3~4日」で約31%減、「週5日以上」で38%減。面白いことに週に1日の味噌汁摂取で良く、沢山味噌汁を飲めば良いという訳ではない点に注目です。
ヨーグルトの場合には「ほとんど食べない」女性に比べて「週5回以上」で38%減、納豆は「週3回以上」で40%減。ヨーグルトと納豆は、それなりに回数を食べ続ける必要がありそうです。
注意点として、妊娠34~36週の後期早産には3食品摂取との関連は無いこと、妊娠後の摂取では早産の予防効果はないとのことなので、日ごろからの摂取を心がけてくださいね。(出典:メディカルトリビューンweb版2019年5月23日記事)

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いかがでしたか?
第1問目は医療関係のお客様、第2~3問目は年頃のお嬢様やお孫さんをお持ちのお客様を頭に思い浮かべながら書いてみました。
本年も自らの体で試した実験結果や皆様からのご質問などを素にして情報発信していく所存なので、「あんなこと書いて」「こんなことも書いて」といったご要望をお待ちしております。
ご要望はこちらのフォームまで!

令和2年が皆様にとって素敵な1年になりますことを心からお祈りしています。
そういえば純炭社長はねずみ年なので今年は年男でした(笑)。

いつもこんな感じで電話相談に対応しております↑

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ガンマリノレン酸は腎臓に良いのか?

こんにちは、純炭社長の樋口です。

弊社が運営している純炭粉末公式専門店には、
「ガンマリノレン酸のサプリメントを食べる純炭きよらと一緒に送ってもらえますか?」という電話が度々かかってきます。
良かれと思って摂っているサプリメント、本当に大丈夫?
※写真はイメージです

大学で生化学をかじり、製薬会社の研究所に勤務していた純炭社長的には
「ガンマリノレン酸の摂取はアラキドン酸を介して腎血流量を増やす一方で、アラキドン酸は腎機能低下の原因とされる炎症も亢進させる。長期のガンマリノレン酸摂取は腎機能に対して良い方向に働き続けるのか?はたまた逆なのか?」と考えていました。

そんな中、本日(2019年3月7日)のメディカルトリビューンWEB版に「糖尿病ではオメガ6脂肪酸摂取が高血圧リスクに」という記事か掲載されました。

記事の内容を紹介すると、
『金沢大学の研究チームが日本人600名以上で調べた結果、健康な人ではオメガ6脂肪酸摂取は高血圧の予防と治療に有用な可能性があるが、ヘモグロビンA1c(HbA1c)が6.5%以上の糖尿病患者ではオメガ6脂肪酸を多く摂るほど、高血圧が多かった。』
ということでした。

①ガンマリノレン酸はオメガ6脂肪酸です。
②慢性腎臓病患者の多くは糖尿病を患っています。
③高血圧は腎機能を低下させる原因です。

ガンマリノレン酸を飲むと血行が良くなるのは、血管拡張作用に加えて、ひょっとすると血圧が上がったことによる血流量増加も寄与しているのでは?
少なくとも糖尿病性腎症の方はガンマリノレン酸サプリやオメガ6脂肪酸を多く含むサラダ油などに注意した方が良いのかもしれません。

どんな油が体によいのか?はゆっきーの書評ブログ「サラダ油」をやめれば脳がボケずに血管も詰まらない」で紹介されていますが、ここでも良くでてくる油の豆知識をまとめておきますね。

≪オメガ3脂肪酸≫
炎症を鎮める良い油
炎症をしずめる体に良い油です。成分的にはアルファリノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)など。いわしや鯖などの青魚やアマニ油、エゴマ油などに多く含まれています。

≪オメガ6脂肪酸≫
安価な油は摂りすぎ厳禁
炎症を引き起こしたり血圧を上げる可能性があるので摂り過ぎに注意が必要とされる油です。成分的には、リノール酸やガンマリノレン酸。サラダ油などの植物油に多く含まれています。

≪オメガ9脂肪酸≫

オメガ3やオメガ6とは違い、体内で作ることができる脂肪酸なので頑張って摂らなくてもよいのでは?という感じの油です。成分的にはオレイン酸など。オリーブオイルに多く含まれます。オリーブオイルを多用している方は「ちょっと待って!そのオリーブオイルは大丈夫?」も読んでみて下さい。

ちまたには「〇〇は◇◇に効く」という情報があふれています。
先日もお客様との電話で「プロポリスを飲めば血圧を下げる薬は飲まなくてもよい」と言われて高額なサプリを購入し、血圧の薬をやめてしまったら、気が付いた時には腎機能が23%にまで下がってしまったと嘆いていらっしゃいました。

情報もモノもあふれている現代社会。
玉石混交の情報をつなぎ合わせて、噛み砕いて、自分の頭で消化して、自分なりの仮説を立てて、実践してみて、体がどんな風に反応するのか?というPDCAサイクルをぐるぐると回すことがビジネスのみならず、健康にとっても大切なのだな~と思う今日この頃です。

ガンマリノレン酸の腎保護メカニズムにはとても興味を持っているので、更に調べてみたいと思います。

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老化を促進させるAGE(糖化物質)から体を守る方法とは

こんにちは。AGE研究協会認定講師でもある純炭社長の樋口です。

昨日(12月10日)の夜、香箱蟹を肴に晩酌していると、なんと健康番組でAGEが取り上げられているではありませんか!実は純炭粉末公式専門店では「毎月10日は糖化測定の日」と題してAGEの無料測定会を開催していたのですが(現在は休止中ですが、ご予約いただければ金沢市の弊社にて測定できます)、昨日も某国会議員の政策秘書さまがAGE測定にいらっしゃり、糖化の説明をしたばかりだったので「なんとタイムリーな!」と驚いてしまった次第です。

純炭ブログでは6年以上前からAGEや抗糖化を紹介してきました。
これらの記事を読んでいただければ、「AGEとは何か?」、「どうやったらAGEから体を守れるのか?」を知っていただけると思います。
酸化が先か、糖化が先か?
ファストフードに含まれるAGEs
AGEリッチ食品で病気が悪化
砂糖は1日どれくらい食べて大丈夫?
砂糖、糖類、糖質、炭水化物、違いはなに?AGEを作りやすいのは?
果糖からは毒性が強いAGE(toxic AGE)ができやすい
NHKが報道しないもうひとつの糖化(最近はきちんと報道しています)
糖化(AGE)と病気
糖化(AGE)と腎不全(慢性腎臓病)
日本の加工食品に含まれるAGEs!
●ベーコンエッグで腎臓病に?
食事から入ってくるAGEを減らすコツ
などなど・・・

鋭い方はAGEsとAGEという表記が混在していることに???と思うかもしれませんね。
そうなのです!AGEの後ろのsは複数形のエス!
AGE(糖化物質:正式には終末糖化産物)は何十種類もの物質の総称なのです。

さて、昨日(2018年12月10日)のTV番組「名医のTHE太鼓判」では、前半でAGEが病気や老化を促進し、生姜を食べるとAGEが減ることを紹介していました。また、後半では元貴闘力が赤味噌に含まれるメラノイジンで血圧を下げる場面を報じていました。駄菓子菓子、メラノイジン=AGEであることは一言も触れられなかったですね。

トーストの焦げ目だってメラノイジン(メイラード反応によってできる物質=AGEs)

”赤味噌の”メラノイジンには血圧を下げる効果があるのかも知れませんが、AGEの仲間でもあるので、赤味噌をよく食べる地方のAGE測定も行って欲しかった~!と思ったのは純炭社長だけでしょうか・・・

TV番組で「〇〇が健康に良い!」と報じられるとスーパーから〇〇が消える現象がおこりますが、諸刃の剣という言葉があるように、赤味噌ばかり食べていると血圧は下がるかも知れませんが10年・20年後にはAGEが溜まって血管が硬くなってしまうかも知れません。また、AGEを減らすと紹介されていた生姜ですが、生姜に限らず、植物エキス(ハーブやスパイス等)にはAGEが体内で生成されるのを抑制することが知られていますし、特にブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンはAGEを抑制する効果で有名です。

更には健康に良いと信じて毎日食べている意外なものにAGEが大量に含まれていた!なんてこともあります(詳しく知りたい方は→日本の加工食品に含まれるAGEs!)

物事を色々な角度から見てみることが大切だと思う今日この頃です。

過去のブログで詳しく紹介していますが、AGEは糖とタンパク質が結合して離れなくなってしまったもの(脂質やDNAもAGE化します)。タンパク質や脂質・DNAなどは体内で何らかの重要な役割を担っていますが、そこに糖が結合してしまうと、構造が変化して役割を果たせなくなるばかりか、炎症の原因にもなってしまうのです。

最後になりますがAGEから体を守るためには、
①血糖値を上げない(糖質制限)
②AGEを沢山含む食事をひかえる(低温料理)
③腎機能を保つ(AGEは腎臓から排泄されます)
の三つが大切です。

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糖尿病性腎症、こんな時にはがんを疑え

こんにちは。

4年前の抗加齢医学会で糖質制限に出会い、体重は89㎏→75㎏に減少。
がんの原因になる内臓脂肪も劇的に減ったのですが、ダステックサラメシを作るようになってから徐々に体重が増加している純炭社長の樋口です。

さて、医学情報サイト「メディカルトリビューン」のメルマガに
”糖尿病、こんな患者はがんを疑え”
というショッキングな見出しが掲載されていました。血液透析にはいる慢性腎臓病患者の半数以上は糖尿病を患っているので、クレアチニンだけでなく、発がんリスクに関係する検査項目も知っておいた方が良さそうです。

以前から糖尿病患者はがんを発症しやすいと言われていましたが、特に肝臓がん、膵臓がん、大腸がんで統計学上あきらかなリスク上昇が認められました。

なかでも膵臓がんは進行が速いので注意が必要。
「糖尿病の経過中に思い当たる原因がないのに血糖コントロールがうまく行かなくなったら、まず膵臓がんを疑うべき」とコメントしているのは国立がんセンターの大橋先生。
【糖尿病患者の膵臓がんチェックリスト】
①糖尿病家系ではないのに糖尿病を発症
②65歳以上
③糖尿病発症前後に2kg以上の体重減少
④発症前のBMIが25未満
①に加えて②~④の1つ以上に該当する場合は膵臓がんの検査を受けた方が良さそうです。

実は純炭社長も浦田クリニック(金沢)の人間ドックで初めて膵臓がんと胆嚢がんの検査を受けてきました。検査方法は腹部MRIで膵管と胆管の状態を立体画像で観察するというもの。

早期のがんでも膵液や胆汁の流れが妨げられるため、管の太さに異常が生じるのだそうです。

また、赤血球数やヘモグロビンが徐々に下がり続ける場合は消化器系のがんを疑った方が良いとも書かれています。しかし、腎機能が低下している場合には造血ホルモンであるエリスロポエチンの不足によっても貧血が進行します。そんな時にはMCVという検査項目を見てみましょう。

MCVとは赤血球の大きさです。エリスロポエチン不足による貧血はMCVは変化しませんが、大腸がんや胃がんで出血があると鉄が不足してMCVは低下(赤血球が小さくなる)します。

なぜ糖尿病でこれらのがんが増えるのか?は、がんの種類によって理由が異なるようですが、その一つとして「腸内細菌叢の変化によって胆汁から発がん性物質が作られる可能性」が挙げられていました。
胆汁は食べ物に含まれる脂肪を消化吸収するために必要な物質ですが、腸内の悪玉菌によって、肝臓がんの原因となるデオキシコール酸や大腸がんの原因となるリトコール酸に変化してしまうのです。

発がんリスクを下げるためには、
●内臓脂肪を減らすこと
●腸内環境を整えること
が大切だとはわかっているものの、年末年始はついつい・・・・・

と自分を甘やかさずに、年内に4kg減を目指す純炭社長なのでした。

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炭火焼き料理で慢性腎臓病や心血管死亡リスクが上昇?

こんにちは。純炭社長の樋口です。

医療従事者向けの新聞(メディカルトリビューン)2018年9月7日の記事「炭火焼き料理で心血管死亡リスクが上昇?」を『ええっ~!?」って感じで読みながら、慢性腎臓病(CKD)との関係性や糖化物質(AGE)のことが頭に浮かんできたので、今日のブログタイトルにしてみました。

2018年8月25日~29日にミュンヘンで開催された欧州心臓病学会でオックスフォード大学のDerrick Bennett氏が報告した内容です。

結論としては「炭火焼き料理を食べることがNGという訳ではなく、炭や薪などの固形燃料を使うことが心血管病のリスクを高める!」という内容でした。(食べる側の人間にとってはほっとする結論ですが、やきとり屋さんやうなぎ屋さんにとってはギョッとする内容ですよね)

炭火の何が問題なのか?までは言及されていませんでしたが、純炭社長が考える原因物質の(少なくとも一つは)、ずばり糖化物質(AGE)です!

心腎連関という言葉があります。
「心疾患」・「腎臓病」・「貧血」は密接に関連していて、どれか一つが悪くなると他の二つにも悪影響を及ぼします。また、AGEは慢性腎臓病を悪化させる原因の一つでもあります。

AGEに関しては何度もブログで紹介してきましたが、おさらいすると「タンパク質や脂質」と「糖」がガッチリと結合して離れなくなってしまったものです。

糖尿病の血液検査でヘモグロビンA1c(HbA1c)という検査項目がありますが、これは赤血球の中にあって酸素を全身に運ぶ役割を担っているヘモグロビンに糖が結合してしまったものです。

体内のタンパク質や脂質は、なにかしらの機能を果たしていますが、そこに糖が結合してしまうと機能が失われてしまい老化や病気の原因になる訳です。

さて、炭火とAGEはどう関係するの?と思われますよね。

炭の原料である樫や竹などの植物にはタンパク質と糖が含まれます。これを燃やしたり炭化させ熱エネルギーをかけたらどうなるか?おそらくAGEができます。

タバコの煙にはAGEが含まれますが、おそらく炭や薪を燃やした際に生じる煙の中にもAGEが含まれていて、これを吸引することによって体内AGE蓄積につながり、心血管死亡リスクが高まるのだろうと推察する訳です。

というのも、ミイラのAGEを測定した研究があり、王族のミイラのみならず粗食な一般人ミイラにも大量のAGEが検出され、その原因として洞窟生活で火を使うことによって生じた煙が原因だろうと考えられているからです。

では、純炭粉末にもAGEが存在するの?という点が気になりますよね。
でもご安心下さい。
純炭粉末の原料は「高純度結晶セルロース」という非常にキレイな食物繊維です。
セルロースは炭素・酸素・水素だけでできており、タンパク質や脂質を含まないので、焼成の過程でAGEは生じません。自分自身が毎日飲み続けたいという想いで開発した純炭粉末へのこだわりです。

ちなみに、今朝測定した純炭社長の糖化度年齢は51歳相当。
実年齢のマイナス7歳でした(笑)

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3月の第2木曜日は世界腎臓デー!

こんにちは。純炭社長の樋口です。

2018年3月8日(木曜日)。今日は世界腎臓デーです。

腎臓病なんて自分には関係ないと思っている方が多いのではないでしょうか?
(私もそのひとりです)。

でも、血糖値や血圧を気にしている方は多いはず!
(私もそのひとりです)。

腎機能の低下を早期に発見するためにクレアチニンやeGFRの検査を受けて下さい。

実は、慢性腎臓病から透析になってしまう原因は糖尿病や腎高血圧
が圧倒的に多いのです。
実に日本の成人の8人に1人が慢性腎臓病の状態と言われています。

世界腎臓デー

やっかいなのは、自覚症状がないままに腎機能が低下し続けること。
そして、劇的に腎機能を回復させる治療薬がないこと。

腎臓が働かなくなったら、透析を受けるか、腎移植を受けるか
どちらかを選択しないと生きてはいけません。

透析は3~4時間の血液透析を毎週3回も受けなくてはならず
「透析に入るくらいなら・・・・」、「死ぬまで透析は絶対に避けたい!」
という声をよく耳にします。

透析を避けたいのは患者だけでなく、国も同じ。
透析にかかる医療費は年間400~500万円ですが、患者負担は年間12~24万円。
差額は全て国が負担しているので、約32万人の透析患者に要する医療費は1兆円をかるく超えてしまいます。

なので、早期に慢性腎臓病を発見し、生活習慣を見直すことで
透析に至らないようにすることがとても大切なのです。

毎年、日本透析医学会総会でダステックが展示ブースを間借りしている
IKEAJ(イケアジェー)では、米国腎臓財団が開発した早期発見プログラム
“KEEP”を日本に導入し、無料で腎機能をチェックしてくれています。

クレアチニンやeGFEの検査も行ってくれますので、世界腎臓デーを機会に
ご自分の腎臓に意識を向けて、IKEAJの門を叩いてみて下さい。

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腎機能が低下した時の水分補給は?コーヒーは避けるべき?

こんにちは。

純炭社長@糖質制限中の樋口です。

ダステックではお客様に対して、

「脱水症状が繰り返されると慢性腎臓病のリスクが高まるので
しっかり水分補給して下さいね」
とお願いしています。
(関連記事はこちらをクリック)

特に冬場の隠れ脱水には気が付きにくいので注意が必要!

「水分補給にコーヒーやお茶を飲むと、カフェインによる
利尿作用で脱水が進んでしまうこともあるので、
できるだけノンカフェイン飲料にして下さいね」


とおススメすることも多々あります。

ところが!

昨秋の米国腎臓学会でポルトガルの医師が、

「慢性腎臓病患者でもカフェイン摂取量が多いと死亡率が減少する!」
という結果を報告しました。

最近、コーヒーの効果効能が次々と報告されています。

・1日のコーヒー摂取量が多いほど全死亡率が低下する
(2017年欧州心臓病学会)

・1日2杯以上のコーヒーで女性のウツが減少
(2011年ハーバード大学)

・1日4杯以上のコーヒーで口腔・咽頭がん死亡リスクが半減
(2012年米国がん協会)

・1日4杯以上の非喫煙女性で脳卒中リスクが43%低下
(2009年Circulation)

・1日3~4杯のコーヒーを飲む日本人で心疾患、脳血管疾患、
呼吸器疾患の死亡リスクが36~43%低下
(2015年東京大学・国立がん研究センター)

ですが、

・55歳未満はコーヒー1日4杯以上で全死亡リスクが増加する
(2013年Mayo Clin Proc)
という真逆な報告もあります。

慢性腎臓病は比較的高齢になってから発症する病気です。

「55歳未満で腎機能の低下が指摘された方は1日4杯を限度に、
55歳以上であれば気にせずにコーヒーを摂取した方が良い」
という世の中がやってくるのかも知れません。
今日の常識が明日の非常識になる世の中ですので(笑)。

ただ、コーヒーを飲んだら倍量程度のお水を飲んで、
利尿による脱水を防ぐ必要はあるように思います。

腎臓と水分補給

コーヒーを飲む人と飲まない人では慢性腎臓病発症リスクは違うのか?
に関してはダステック研究員M子のブログをご覧ください。

コーヒー摂取と慢性腎臓病の関係は?

 

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