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ファスティング(絶食・断食)2日目

注意!安易なファスティング(絶食・断食)は命にかかわる危険性があります。
断食期間中にケトシドーシス(血液の酸化)に陥ったり、食事を再開する方法を厳密に管理しないと死に至る危険性がありますので十分ご注意ください。

こんにちは純炭社長の樋口です。
ファスティング(絶食・断食)を初めて24時間以上が経過しました。
17時間目位に空腹感を感じましたが、10分ほどで治まりました。

今のところ特に辛いことはありません。

人間のエネルギー源はブドウ糖です。
ブドウ糖は肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられていますが、その備蓄量はせいぜい1日分。

昨日と今日で15kmほどのウォーキングをしてきたので私の体内のグリコーゲンは枯渇している予定。

今、私の体内ではタンパク質を分解してブドウ糖を作っているはずです。
(タンパク質は脂肪よりも先に使われ始めます。脂肪からはブドウ糖を作れませんから)

ファスティングによって
喘息などの気管支疾患、
高血圧などの心血管病、
糖尿病などの内分泌疾患、
胃腸障害などの消化器疾患
が治癒するのは、ファスティングによって病気の原因となっている悪いタンパク質が分解されるからだという説があります。しかし、私はこの説には反対です。

なぜなら、通常の食事をしている健康者であっても体内のタンパク質は自己分解をうけているから(これをオートファジーと呼びます)。
一般的な日本人が1日に摂取するタンパク質は70グラム程度です。しかし、体内では毎日200グラムものタンパク質が必要とされるのです。
足りない130グラムはどこから来るのか?

そうです。オートファジーによって自分の体のタンパク質を壊して再利用しているのです。
しかも、どの細胞のどのタンパク質を分解するかはいい加減で、神経細胞以外は心臓の筋肉であっても気まぐれに分解されているようです。

ですから、ファスティングによってオートファジーが活性化してしまったら大切な臓器を自己分解してしまう可能性もあります。
飢餓状態に陥った体は、タンパク質を温存して、脂肪をエネルギー源に使うようになります。

ところが脂肪からはブドウ糖を作ることが出来ませんので、代わりにケトン体というエネルギー源を脂肪から作り出汁ます。
人間の血液は中性に保たれていますが、脂肪の分解が始まり、ケトン体が急激に増えると一時的に酸性に傾きます(この状態をアシドーシスと呼びます)。腎機能が正常であればアシドーシスは補正されるはずですが、この過程が病気の治癒には大切らしい。

アシドーシスの間は頭痛や吐き気など辛い症状が出るようですが、今のところ兆候はありません。
肉を食べてる夢をみるので、今はタンパク質分解のフェーズなのだと思います。

24時間の体重変化は87.7 kg→85.9 kg でした。

引き続き応援お願いします。

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純炭社長:樋口正人 代表取締役社長CEO
中外製薬で腎臓病治療薬(エリスロポエチン)の創薬研究に従事。金沢医科大学医学部腎臓内科非常勤講師を経て、2009年株式会社ダステックを創業。 長期服用を前提とした安心・安全な食用炭「純炭粉末」の研究開発や自社製造を続ける傍ら、腎臓病の知識・腎臓内科の受診のすすめ、腎臓をeGFRで管理することの重要性など、慢性腎臓病患者さんに対する情報発信、啓蒙活動に取り組んでいる。

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この記事を書いた人
純炭社長:樋口正人

株式会社ダステック代表取締役社長。
1985年3月:千葉大学大学院理学研究科生物学専攻 修了
1985年4月:中外製薬株式会社入社。新薬研究所配属腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の創薬に従事。
1998年4月~2001年3月:通産省工業技術院生命工学工業技術研究所(岡修一先生)技術研修員
1999年4月~2008年3月:筑波大学先端学際領域研究センター(山本雅之教授)客員研究員
2007年4月~2014年3月:金沢医科大学非常勤講師
2007年10月:中外製薬退社
2009年5月:株式会社ダステック設立
2015年5月:純炭粉末の米国特許取得(ADSORPTION CARBON, AND ADSORBENT Patent No.: US 9,034,789 B2)
2015年5月:純炭粉末の日本特許取得(吸着炭及び吸着剤 特許第5765649号)

「出す健康法」で健康寿命を延ばすのが夢!
最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとして社員さんの昼食を調理しています(笑)。

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