秋の食材を上手に~野菜果物編~
こんにちはゆっきーです。
前回は秋の味覚、旬のお魚の良いところをご紹介しました。
今回は続編の野菜果物編です(/・ω・)/
秋に美味しくなる野菜果物ってどんなものをイメージしますか?
さつまいも、里芋、ごぼう、れんこん、かぶなどの根菜類
椎茸、舞茸、しめじ、松茸などのキノコ類
無花果、柿、栗、銀杏なども秋のイメージがありますね。
味だけでなく栄養価も季節によって違ってきます。
(ちなみに管理栄養士さんなどが献立を考える際に使われる『日本食品標準成分表』にもちゃんと旬についての記載があります)
また、四季のある日本において、旬の素材は栄養価以外にも季節ごとの体の不調を整えたりリズムを整えるために働いてくれます。
さて、秋が旬の食材にはどんな働きがあるのでしょうか?
★さつまいも★
実は収穫直後は甘くないさつまいも。一ヵ月ほど熟成させてから売り場に並びます。
さつまいもと言えば食物繊維が豊富なイメージですね。
イモ類の中でもダントツに含有量が高くジャガイモのおよそ2倍!
最近注目な成分が『ヤラピン』という成分(切り口からでるあの白い液体です)
これはさつまいもにしか含まれていない成分で、体内で腸の蠕動運動を促進し便を柔らかくしてくれる効果が期待できます。
この『ヤラピン』は皮の付近に豊富に含まれています。よく洗ってから煮たり、蒸したものを皮ごとマッシュしてサラダにしたり、皮だけ細切りにしてきんぴらのように炒めて食べるのもオススメです。
★栗★
じつは、普段食べているホクホクの部分は実ではなく種だとご存知でしたか?種を包んでいる鬼皮が果実にあたり、さらに外側のイガイガが殻にあたるそうです。
栗にはミネラルの一種であるマンガンが多く含まれています。マンガンはクルミやアーモンドなどのナッツ類に豊富で、代謝を促進させる効果があります。また、カルシウムとともに骨の形成にかかわるミネラルでもあるので骨粗鬆症予防にも効果的。
他のナッツ類(クルミやアーモンド)に比べて脂質が少なくヘルシーなのも特徴。
渋皮にはたくさんのポリフェノールが含まれており、体内の活性酸素を除去することが期待できるので老化防止やガン予防にも。甘露煮などでとると渋皮も一緒に食べることが出来ますよ。
★銀杏(ぎんなん)★
秋になると黄色く色づくイチョウの実で、なんと中生代より太古の姿のまま生きている一属一種の植物なんです。
秋にイチョウの木から落ちた果実の外側部分はくさ~い匂いを放ちます(直接触ると肌に炎症を起こす場合があるので拾うときは気をつけてください)
食べ過ぎるとアンチビタミンB6物質(MPN)によるビタミン欠乏症になる恐れがあり中毒による嘔吐や痙攣などを引き起こす恐れも。このMPNは熱に弱いので加熱すると減少します。大人でも一日10粒程度までにしておきましょう(子供の場合は1-2粒が目安。但し子供が好む味ではないのであまり心配はいらないかも?笑)
有効性分としては昔から民間療法的に有名なのは喉のトラブル(咳、喘息、たん)に効果的だそう。銀杏に含まれる青酸配糖体という成分が肺を温めて鎮静化させるとの事。
★柿★
昔から『柿が赤くなれば医者が青くなる』ともいわれ栄養豊富な果物として親しまれてきました。柿にはビタミンCは豊富で1個(180g)食べるだけで一日分のビタミンC推奨摂取量をクリアできるほどです。免疫力アップや抗酸化作用も期待でき風邪予防にも最適です。柿に含まれる『シブオール』はアルコールの吸収を阻害する働きやアルコールの分解排出を促進する働きがあります。この為柿は二日酔いの妙薬ともいわれます。また、日本古来のドライフルーツである干柿にすると栄養成分がさらに凝縮されます。便秘の解消や腸内環境を整えるなら干柿の方が食物繊維が手軽に摂れるのでオススメです。食べ過ぎると体を冷やす食材でもあるので一日2個迄にしておきましょう。
今だけの旬の味覚、上手に取り入れてみてくださいね♪子供のころは柿も銀杏も好きではなかったゆっきーですが、歳をとるにつれて美味しく感じるようになりました!笑 いつでも食べられる食品だけでなく今だけの味わいを楽しみたいものですね(*^▽^*)
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