こわくないeGFRの管理方法

目次
数字に振り回されない、かしこい腎機能の見方

検査結果を聞くのは、何年通っていても慣れないものです。
先生に「大丈夫ですよ」と言われても、数字の意味が曖昧だと不安は残ります。
そこで、クレアチニン値をeGFRに変換してグラフ化する方法をためしてみませんか。
eGFRをグラフにするとどう違う?

クレアチニン値は体調や水分量でも変動します。
また、年齢や筋肉量によって数値の意味が変わってしまうので、クレアチニン値だけでは腎臓の元気度は測れません。
そこで、下の表を使ってeGFR(腎臓の元気度の目安)を調べてみましょう。


たとえば、75歳(男性)Aさんは、クレアチニン値が2.1だったとします。
男性用は上の表で、年齢(横軸)と、クレアチニン値(縦軸)が交わる箇所をみると、eGFRは25になります。
eGFRについての補足

eGFRは腎臓が100点満点中どれくらい働けているかを、わかりやすく数値化したイメージです。
ただし腎臓は消耗品なので、100点満点なの若いころだけ。健康な人でも少しずつ点数は下がります。
加齢とともに腎機能が落ちるのは自然現象なので、eGFRが落ちる速度に注目してみましょう。
eGFRが60点を切ると、腎臓病の指摘を受けますが、一般的には10点を切らないと透析にはなりません。
「低空飛行でも横ばいで維持する」という視点で、検査結果を受け止めてみてください。
流れで見ると傾向がわかる

お手元に、過去のクレアチニン値の分かる検査結果があれば、一緒にeGFRを確認してみましょう。
クレアチニン値の上下で一喜一憂するのではなく、eGFRに換算して半年~1年間の推移(流れ)をつかむことができれば大成功です。
記録が積み重なるほど、落ち着いて変化をとらえやすくなります。
eGFRをグラフ化すると見えてくること
eGFRをグラフにして記録していくと、数値の流れからさまざまなことが見えてきます。
①季節による変化が分かる

たとえば、上図のようにeGFRが変化していたとします。
夏場にすこし下がり、秋から冬にかけて数値が戻っている様子が見られます。
夏場は脱水の影響をうけやすく、暑さによる腎臓へのダメージが検査結果に表れることもあります。
このように、数値の変化には理由があることも少なくありません。
| 検査結果に影響の出やすい原因例 □風邪 □ワクチン接種 □骨折 □高血圧 □高血糖 □別の病気での入院 □薬が変わった □ストレス □便秘 □不眠 □脱水 など |
気になる変化があったときは、検査当時を振り返ることで、より落ち着いて受け止めやすくなります。
②腎機能の低下速度の変化がわかる

生活習慣を見直した後には、上図のような変化が見られることもあります。
加齢とともに点数は下がるのは自然な変化ですが、低下速度が緩やかに変わったことに気付く場合も。
クレアチニン値だけでは分かりづらい変化も、 eGFRでグラフにすることで可視化しやすくなります。
| 生活習慣みなおしリスト □水分補給 □安眠 □適度な運動 □ストレスを減らす □自律神経を整える □便秘改善 □食事(添加物やAGEsを避ける、食物繊維をとる、バランスの良い食事) など |
できている項目にチェックを入れてみましょう。
すべてを一度に整える必要はありません。
今できていることに気づくことも、大切な一歩です。
記録に役立つグラフをご用意しました

3月半ばより、eGFRを2年分記録できるグラフを商品に同梱(※)致しますので、ぜひご活用ください。
グラフで記録すれば、先生と答え合わせするのが楽しみになるかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね。
こちらが、実際にお届けするeGFR記録グラフの表紙です。
(※)グラフの配布は無くなり次第終了いたします。何卒ご了承ください。

今月号のメモ

①直近3回のeGFRを紙に書き出してみましょう。
②クレアチニン値しか分からない場合は、早見表からeGFR値を調べてみましょう。
(2026年4月号として配布したものです)
![]() ![]() | 弊社では、腎臓が気になる方へ 『腎機能を守るコツ』を分かりやすく発信しています。 弊社は、金沢医科大学で開発された、炭素材「純炭粉末(じゅんたんふんまつ)」の研究・製造販売を行っています。 炭の研究開発を行う製造メーカーだからできる、炭サプリの安全性も解説しています。 「腎臓 純炭粉末公式専門店」や「腎臓 炭サプリ」で検索いただければ『純炭粉末(じゅんたんふんまつ)』について、詳しい情報をご覧いただけます。 |
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- この記事を書いた人
- ゆっきー
いつまでも、生き生きと元気で暮らすには『心と体』双方のケアが欠かせません。
最新の健康情報や論文情報に目を光らせ、様々な角度から腎臓病に役立つ『きよら通信』として編集し、お届けいたします。
長年不眠症、腰痛持ち、食べるの大好きな万年ダイエッター(糖質制限ダイエット、ケトン体ダイエットも実践済)です。
気になることは実践することにしているので、食事・体の事・メンタルの事まで、経験に基づいた健康オタクでもあります。
フリーダイヤルでの相談にも、親身にお答えいたします。

