透析を回避するために透析と向き合ってみることも大切なのでは?
こんにちは、ゆっきーです。
透析には絶対になりたくない、透析に入るくらいなら・・・
というご相談をよくお伺いします。
目次
お医者さんが『透析』と話す理由
「このままだと透析だよと」お医者さんに脅されて、心配で心配で夜も眠れないなんて方もいらっしゃいました。
でも、”敵を知り己を知れば百戦あやうからず”って言うじゃないですか。
お医者さんが”敵”という訳ではありませんが、お医者さん側の事情や透析の実情を知ることで恐怖心がなくなるかもしれません。
お医者さんの説明義務かも
さて、お医者さんはどういうタイミングで「透析」という言葉を持ちだすのでしょう?
実は、日本腎臓学会が出版している診療ガイドラインには、「eGFR(検査結果には推定GFRと書かれていることもあります)が15~30(mL/分/1.73 m2)に至った時点で、透析療法や腎移植の準備のための情報を伝えた方が良い」という内容が書かれているのです。
CKDステージG3b~5診療ガイドライン2017 日腎会誌2017 ; 59(8) : 1208-1212
診療ガイドラインとは標準的な治療を行うための指針のようなものなので、お医者さんとしては、eGFRが15~30になったから一応は説明しておかないと!という使命感で「透析」という言葉を持ちだしているのかも知れません。
決して脅かしたり、生活習慣を叱るつもりで言っているのではないと思うので、寛大に受け止めてあげて下さいね。
透析=怖いは思い込みかも?
・腕に太い針を刺すので痛いんでしょ?
・週に2-3回何時も拘束されるんしょ?
・普通に働けなくなる?
・旅行にも行けなくなる?
そんなネガティブなイメージが浮かんでしまうので、「透析なんて嫌だ!」と思ってしまう方がほとんどだと思います。たしかに、大きな不安を抱え込んでしまうのも無理はありません。
でも、透析を正しく理解して適切に対処すれば、今までの生活をすべてあきらめる必要はありません!
透析のプラス面
透析を始めると、心身の不調が軽減される場合が多い。
腎機能が低下して尿毒症になってしまうと、だるさや痒み、食欲不振、息苦しいなどの症状が出てきて、身体も心も辛くなってしまいます。でも、透析することで身体に溜まった老廃物を取り除くことが出来るので、辛い尿毒症症状は軽くなることが多いです。
仕事や趣味をあきらめる必要はありません。
どんな透析を選択するかで、今までの生活のすべてをあきらめる必要はありません。夜間に透析をしてくれる病院や、条件さえ整えば在宅で透析をするという選択肢もあります。旅行先でも透析を受け入れてくれる病院は少なくないので、海外旅行だって楽しむことも可能です。充実した人生を元気で楽しむために、「透析」を利用してやる!という前向きな発想転換はいかがでしょう。
さまざまな医療費助成制度がうけられます。
透析になるとたくさんの医療費がかかるのではと心配になるかもしれませんが、様々な助成金制度があり、自己負担が少なくて済みます。透析によって人生をあきらめる必要はありません。地方自治体の除籍制度や健康保険への申請で得られる制度はもともと有している権利です。ぜひ活用しましょう。
きちんと手続きをすれば毎月の自己負担は0~1万円程度と言われていますよ。
透析は”敵”ではなく、うまく付き合っていくべき”相棒”です。
悲観しすぎずに、プラスの面に目を向けてみませんか。
- この記事を書いた人
- ゆっきー
美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
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