食べる純炭きよら通信vol.19(2021.1月号)
いつも食べる純炭きよらをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
きよら通信担当のゆっきーが、腎臓病お役立ち情報をお届けします(*^^)v
☝腎臓病で気を付けるべき4つの注意点
腎臓によい食生活ってどうしたらいいの?
ネットの情報に振り回され自己判断で食事制限を行っていませんか?ネットの情報は誰にでも当てはまるわけではないので、注意が必要です。
腎臓病食はむやみに制限せず、自分の腎臓の状態や全身の栄養状態に合わせて選択する必要があります。
冷凍のお弁当は便利ですが、電子レンジでチンするのはAGE的に心配です。またカロリー確保のために揚げ物を増やすのも考え物。今月号のきよら通信は、純炭社長が推奨する「腎臓病食で気を付けるべき4つの注意点」をご紹介しますので参考にしてください。
その①たんぱく質について(制限する量は自己判断できません!)
➢たんぱく質で腎機能は悪化するの?

食べ過ぎはよくありませんが、腎臓の数値が引っ掛かったからと言って、すべての人がたんぱく質制限をするべきではありません。たんぱく質は、体を構成する大事な栄養素で、摂取不足が続くと自身の筋肉を分解して使ってしまい、どんどん痩せ衰えてしまいます。
➢どれくらいたんぱく質制限をしたらいいの?
年齢や体型(どれくらい筋肉があるか)などによっても、減らすべきか?減らすべきではないのか?が変わってきます。
自己判断でたんぱく質を避けず、病院の先生に自分はどれくらいたんぱく質を摂るべきか(※)聞いてみましょう。
(※)注意
肉や魚の重さイコールたんぱく質量ではありません!表示されている重さの約1/5がたんぱく質量と覚えておいてください。例:200gの肉に含まれるたんぱく質量は40gとなります。
➢たんぱく質の多い食材(主に肉、魚、卵、豆類、乳製品など)の賢い選び方

加工食品ではなく、食材の原型がわかるものを。練り物や加工肉等は添加物が多く腎臓に負担がかかるので向きません。
また、効率がよい栄養補助食品を利用するのもおすすめ。なぜなら、必須アミノ酸などのバランスの良いたんぱく質でないと、体内で効率よく使えません。
体重が減ってしまったり、元気が出ない人はたんぱく質不足かも?腎臓病用のプロテイン等を利用してみるのも◎
その②カリウムについて(先生に言われていない人は制限は必要ありません)
➢カリウムを避けないと、腎臓が悪くなる?
それは誤解です。カリウム自体が腎臓を悪くするのではなく、腎臓が悪くなると余分なカリウムを排出できなくなり、心臓に負担がかかるので「カリウムを減らしましょう」と言われるのです。
カリウム排出量は個人差が大きいので、血液検査でカリウム制限が必要か判断します。お医者様がカリウム制限を指示していなければ、無理に制限する必要はありません。
➢カリウム制限の工夫
カリウムは野菜や果物、芋類に多く含まれますので、1日当たり 野菜200g+芋50g+果物100g が目安になります。カリウムは水に溶けやすいので、ゆでるとカリウム量を減らすことができますが、野菜によって減り方が大きく異なります。
葉物野菜は50%以上減らすことができますが、アスパラは10%、なめこは9%、カボチャは6%しか減りません。また、肉や魚もカリウムが多いので、焼いたり揚げたりするよりも、茹でたり煮つける調理方法がおすすめです。
➢カリウム制限の注意点

ビタミン不足に配慮しよう
野菜をゆでたり水にさらすと、水溶性ビタミンやミネラルも減ってしまいます。必要に応じてマルチビタミン&ミネラルなどのサプリを活用してください。
青汁や野菜ジュースはNG
健康に良いと言われる青汁や野菜ジュースなどはカリウムが多いので控えめに。
果物はバナナ・メロン・キウイ・ドライフルーツ(干し柿も×)は控えましょう。
変わりに、リンゴ・温州みかん・梨・デラウエア・すいか等なら比較的カリウムが低めで〇
その③カロリー摂取について(エネルギー不足にならない為に!)
➢揚げ物を食べるように言われていませんか?
油ものは、カロリーが高いので効率よくエネルギーが摂れるかもしれませんが、選び方を間違えると腎臓が泣いてしまいます。揚げ物や油を使って加熱調理したものには腎臓に負担をかけるAGEがたくさん増えてしまいます。
➢油ものの賢い選び方

・揚げ物には腎機能を落とすAGE(糖化物質)がたくさん!毎日食べるのは控えましょう。
・サラダや納豆に油をかけるなら、亜麻仁油やえごま油を選びましょう。
・MCTオイルなどの消化吸収が速く体の負担の少ない油を活用しましょう。
・オリーブオイルを選ぶならエクストラバージンを選びましょう。酸化しやすいので小瓶がGOOD!
その④調理方法について(腎臓に優しい食事を用意しよう)
➢せっかく選んだ食材も調理方法で台無しに?

腎臓病に配慮した冷凍食品や、腎臓病用の低たんぱく米をチンして食べていませんか?また、前述のカロリー摂取の為に揚げ物を毎日食べたりしていませんか?
揚げ物のような高温加熱をするメニューや、電子レンジを多用する食生活は、腎臓に負担をかけるAGE(糖化物質)が多く腎臓泣かせ。調理方法次第で腎臓に良い食べ物を選んでも、腎臓に悪いメニューへと早変わりです。
➢腎臓にやさしい調理方法は

・電子レンジの温めは避け、なるべく湯煎する
・焼く、炒めるより→茹でる、蒸す
・高温調理の前に酢やレモンをなじませてから調理する
なるべくAGEを作らせないような調理方法を心掛けてみてくださいね。AGEについては詳しくはこちらの書籍で解説しています。純炭粉末公式専門店にてお求めいただけます♪ご注文はこちらの純炭粉末公式専門専門店店まで

ぜひ、今回ご紹介した4つの注意点を確認してみてくださいね(^^)/
(2021.1月号として配布したものです)