病は気から?透析を遠ざける感情のコントロール方法
食べる純炭きよら通信vol.11
いつも食べる純炭きよらをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
きよら通信担当のゆっきーが、腎臓病お役立ち情報をお届けします(*^^)
目次
心の持ち方が人生の長さを決める
このご時世(5月には五月病という言葉もありますね)、景気や将来の見通しが悪く、不安な気持ちにとりつかれてしまってはいませんか。
人間には喜怒哀楽といった感情がありますが、ときに感情は制御不能になることもあります。
怒りや不安のエネルギーは、腎臓の機能を弱めます。
大切なのは、どの感情にも極端に偏り過ぎないことです。
怒りや不安による腎臓への影響
人間は怒りや不安を感じると、アドレナリンというホルモンがでます。
このホルモンは、血糖値を上昇させたり、血圧や心拍数を上げたりするので、ですぎには要注意です。
実は、感情が安定している人は長生きであるという研究結果もあるのです。
アドレナリンがですぎないようにコントロールするには、どうしたらよいのでしょうか。
病は気から
仏教用語で「心身一如(しんじんいちにょ)」という言葉があります。
これは、心と体は一体のもので、分けることはできない、一つのものの両面であるということを意味しています。
西洋医学では心と体を切り離して病気の治療をしますが、東洋医学で心と体のつながりを重視するのは、この心身一如の考えからきていると言われています。
心と体はつながっている
例えば、こんな場面を思い浮かべてみてください。
大きく背筋を伸ばして空を仰ぐと、心が軽く前向きになったという経験はないでしょうか。
また、笑顔でスキップをしているときは悲しい事を考えられない…という話もあります。
感情をコントロールする方法
ネガティブな感情をコントロールするのは、意外と簡単だったりします。
脳は単純で、ちょっとした動作でコロッとだまされてしまうんですよ。
①口角をあげて笑顔を作る | 口角をきゅっとあげる(または箸を横向きにくわえる)と、笑顔に似た表情になります。 笑顔を意図的に作るだけで、幸せホルモンであるセロトニンが分泌され、不思議と楽しい気分になってきます。 また、口角を上げることで、表情筋が鍛えられるので、ほうれい線が消え顔色が良くなりいいことづくめ! イライラ不安な時こそ、だまされたと思ってやってみてください。 (いまならマスクをしているので、意図的にニコッとしていても怪しまれません!笑) |
②体を動かす | 軽めのジョギングやウォーキング、サイクリング等、一定のリズムで体を動かす運動がオススメです。 このようなリズム運動は、心のバランスを整えるセロトニンが分泌されるので、不安に駆られているときも効果的。 20分運動するだけで、1日効果が持続すると言われています。 |
体の声に耳を傾けてみませんか
こんな生活習慣も、気持ちをどんよりさせる原因の一つなんです。
・甘いものの摂り過ぎ | 血糖値が乱高下して、情緒不安定に。 |
・食品添加物やジャンクフード | 脳の機能を低下、腸内環境にも悪影響。 |
・睡眠がとれていない | 睡眠不足は自律神経のバランスが崩れ、イライラのもとです。 |
・腸内環境の乱れ | 腸内環境が良好だと免疫力UP、精神的にも安定しやすくなります。 |
なんと、ネガティブな感情を遠ざける方法は、透析を遠ざける基本と一緒!
心の健康=腎臓の健康でもある、という事がわかります。
5月にオススメのツボ
今月のツボは手のひらにある“労宮(ろうきゅう)”というツボです。
場所は手を握ったとき、中指と薬指があたる部分の間にあります。
そのツボを反対の手の親指で、いた気持ちいと感じる強さで10回ほど揉んでみましょう。
このツボは精神を安定させてくれます。
ストレスが溜まっているときに押すと痛く感じます。
おわりに
“気は長く 心は丸く 腹立てず 口つつしめば 命長かれ“
という言葉がありますが、よく出来た言葉ではないでしょうか。
いつもこんな心の持ち方で、穏やかに過ごしていきましょう♪
(2020.5月号として配布したものです)
- この記事を書いた人
- ゆっきー
美味しいものを食べることと、山登りが趣味の”ゆっきー”です。
きよら通信やブログはゆっきーがお届けしています。
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