③たかが風邪、その甘さから血尿に!慢性腎臓病と風邪の関係

投稿日: カテゴリー ●腎臓病とのお付き合い(闘病記)

こんにちは、腎臓病歴38年の齋藤茂樹です。

初めてたんぱく尿を指摘された30代前半、私は朝7時に会社にでかけ、夜の10時に帰宅という生活が当たり前でした。
今のように週休2日ではなかったので土曜日も会社で仕事。
当然のようにストレスも多く食事も不規則、睡眠不足も十分にとれない生活を送っていました。

たんぱく尿はあるものの、クレアチニンや尿素窒素は正常だったので、泌尿器科の院長先生は「この様子だと全く心配ない」を言ってくれていました。
月に1回の検査を行いながら企業戦士として多忙な日々を重ねること6年、40代に差し掛かった私は今までに経験したことのない真っ赤な血尿を見て愕然としたのです。

風邪をひいているにも関わらず仕事に追われていた私ですが、あまりにも体がだるく、寒気もするので会社を休むことにしたその日、自分の尿が真っ赤に染まっているのを見て気が動転し、すぐに泌尿器科に駆け込みました。

血液検査の結果では腎機能は正常。
とりあえず血尿を止める薬と風邪の炎症を抑える抗生物質が処方され、耳鼻咽喉科で風邪による上気道感染の治療を受けるように言われました。
後で知ったのですが、私のように腎臓に何らかの異常がある人間が風邪や上気道感染にかかると、IgA腎症やネフローゼ症候群といった腎疾患に進んでしまうことがあるそうです。
私の場合も上気道感染が引き金となり、血中クレアチニンの上昇が始まりました。
今日のブログであなたに伝えたいことは、「風邪を甘く見ないで欲しい!」ということです。

血液検査が正常でも、たんぱく尿が持続的にみられる状態では、風邪や歯周病などによる鼻・喉・歯茎の炎症を食い止めなければなりません。
・風邪をひいたら会社を休んで安静を保つ!
・歯周病は放置しないできちんと治療する!
・ストレスを抱えて生活をしない!
これができるかできないかで慢性腎臓病の予後が大きく変わってくるのです。

今にして思うと、この時もっと自らの身体をいたわっていたら・・・と猛省するのですが、今となっては後の祭り。
クレアチニン:1.8
尿素窒素:21
それでもまだ、泌尿器科の院長は「まだ大丈夫」と私を安心させるのでした。

次回に続く

バックナンバーはこちら
②たんぱく尿から始まった私の腎臓病人生

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純炭社長

投稿者: 純炭社長

純炭粉末の(株)ダステック代表取締役社長。中外製薬で腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の開発に携わった後に、ESA製剤が不必要になる世の中(すなわち腎臓病が無くなる世の中)を目指して47歳で起業しました。元金沢医科大学医学部非常勤講師。ケトジェニックダイエットシニアアドバイザー・AGE研究協会認定講師でもあります。「出す」健康法で健康寿命を延ばすのが夢! 最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとしてサラメシも提供しています(笑)。

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