うつ病や不登校は睡眠時低血糖が原因かも

こんにちは。

純炭社長@糖質制限中の樋口です。

睡眠の質が悪い

寝汗をかく

歯ぎしりをする

悪夢を見る

そんな悩みがあったら糖質制限が解決してくれるかもしれません。

日経ヘルス記事「歯ぎしり、寝汗・・・潜む意外な原因 夜間低血糖」によると、

睡眠中の急激な血糖値低下で

血糖値を上げるためのホルモン(アドレナリンやグルカゴン、コルチゾール)が動員され、

これらのホルモンが

闘争と逃走のための神経(交感神経)を刺激するので、

寝ているのに闘ったり逃げたりの大冒険となり、

睡眠の質を下げてしまうのだそうです。

血糖値3.jpg

血糖値の急降下はインスリンの効きが良い証拠。

糖尿病患者では(インスリンを打たない限り)起こらない現象です。

むしろ膵臓が元気でどんどんインスリンを作るM子のような健康体に起こりやすい!

ダステックの大食漢M子はどんぶり飯を2杯平気でたいらげる炭水化物好き。

その上、休みの日はだらだら寝つづけるというから絶対に夜間低血糖に違いない!

糖質制限や断食で睡眠の質が良くなると体感する人が多い理由がやっと分かりました。

そういえば、長年うつ病に悩まされ会社も退職してしまった方が、実は睡眠時無呼吸症候群だったことがあります。

睡眠の質が悪くて疲れがとれず、何もやる気が無くなってうつ病だと思い込んでいた(精神科の診断もうつ病だった)とのこと。

夏井先生の著書にも糖質制限で不登校が治った話が有ったように思います。

睡眠の質を上げてやればうつ病や不登校は確実に減ると思います。

睡眠の質を上げるためには、少なくとも夕食時にはごやんや麺類、パンなどを食べない(おかずだけ)。

砂糖や果糖ブドウ糖液糖が入った清涼飲料水は飲ませないことが大切です。

糖質制限は夜間低血糖を起こさないばかりか、

体重が急激に減少するので睡眠時無呼吸症候群も減るはずです。

その結果、うつ病や不登校が減り、日本の労働生産性も向上する!

すばらしい!

良く眠れない、

疲れがとれない、

とお悩みの方は1週間でいいので糖質制限をお勧めします。

勉学の秋? – 学ぶには贅沢な環境です –

皆様こんにちは!
水曜担当スタッフM子です!happy02

本日も金沢は気持ちの良い秋晴れです!sun

あぁ,お布団干したい(笑)

昨日は弊社の研究所長にマンツーマンで 「キレート」について学ぶ機会を得ました。

以前にも少し触れましたがキレートとは,金属イオン(鉄;Feや銅;Cuやマグネシウム;Mg,マンガン;Mn,その他いろいろ)を複数の手(電子の共有やひっぱり)でガシッと捕まえることをいいます。

私が大学等で実験の際に使っていた試薬にはキレート剤も含まれていました。

141029細胞例えば「遺伝子物質(核酸)」を細胞などから抽出する際に,細胞内に含まれる「核酸を分解する酵素」が働くと困ります。

抽出中にどんどん分解されちゃったら使えませんものねcoldsweats01

抽出作業自体もうまくいかなくなったりしますしbearing

こうした核酸分解酵素の働きには2価の陽イオン(Mg2+など)が必須だったりします。

なので,反応液の中にキレート剤も加えておき,これらのイオンをガシッと捕まえて核酸分解酵素に利用されないようにして目的の核酸が抽出操作中に分解されてしまうことを防ぐのです。

とまぁ実際に自分で使っていたにも関わらず,「キレート」の根本的なところはあまり理解しておりませんでしたcoldsweats01

しかし弊社にはキレート(正確には錯体化学)のスペシャリスト!が!!

大学教授を退官後,弊社で研究を進めている研究者(←過去のブログで登場しております)がいるのです!

141029教科書
M子のレベルに合わせて…時々「生物学の人でもこれは…(学んでいるはずじゃ?)」とか,「これは高校の化学の…(学習内容だけど…)」といったつぶやきも耳にしながら coldsweats01,大変分かり易く「キレート効果」や「キレート滴定」等について教わりました。

なんと贅沢な時間~(>_<)

ちなみにこの日は共同研究先の企業の方から生物分野の新たなトピック…にわかには信じがたいすごい話…食生活で我々の遺伝子が変わる!???といった内容の文献群についても伺いました。

まだ消化不良でその内容には触れられませんが,今年の秋は読書の秋というよりは勉学の秋となりそうな予感…ってもうすぐ立冬ですけど!!と思いながらカップ麺をすすっているM子でした…delicious ← 食欲の秋は言わずもがなです…pig

金沢ブラック純炭つくね・・・実現するかな?

こんにちは。

純炭社長@糖質制限中の樋口です。

今週の日曜日、とある経営者の集いで知り合った西谷さんのお店を訪問してきました。

その名も「炭火やきとり どっかん」

日曜だったので小さな子供連れのファミリーが沢山。

カウンターに座ると私の名前が書かれた感謝状がお出迎え。
どっかん1.gifさすがにおもてなしの金沢です。

どっかんの自慢料理はつくね。

オーダーが入ってから、ご主人が手作りした生つくねを串に刺して

炭火でジューシーに焼き上げてくれます。

一番人気はチーズつくね。
どっかんチーズ.jpg 芯にトロトロのチーズがたっぷり入っているので、

「赤ワインが飲みたい!」と言ってしまいました(笑)
※ワインはボトルのみ。グラスワインはありません。

加賀レンコンと五郎島金時が入った金沢つくねは季節限定。
どっかん金沢.jpg しゃきしゃきした歯ごたえがいい感じ。

ちょっと強面の西谷さんは、話してみると穏やかで勤勉でいい人なんです。

自分のやきとりには旨みの強い石川県の地酒よりも、

さらっとした新潟の酒の方が合う!

という考えでお酒は新潟の銘酒「越州」。

新潟県人なら誰でも知っている「越州」は朝日酒造が作る久保田の姉妹酒なんですよ。
※ちなみに純炭社長は新潟生まれ
どっかん越州.jpg
日本酒が充実している金沢で、新潟の酒を出すこだわりは

自分のやきとりに自信を持っている証拠でしょうね。

そんな西谷さんに、

「純炭をつくねに混ぜ込んだブラックつくね、どうでしょう?」と提案すると、

「面白いかもね」と中々良い反応。

「純炭サプリの錠剤もメニューに入れてみようか」なんて嬉しい提案もいただきました。

炭火やきとりの店で炭を食べる!って面白くないですか。

以前にも何かの炭を使ってみたが、苦くて使えなかったとのこと。

竹炭や備長炭にはカリウムやリンをはじめとした様々な元素が入っているので、

苦みやえぐみが出るのかも知れませんね。

日本には食用炭というものは存在しないので、

食用に使うか否かは使用者の自己責任。

安全性試験や元素分析、大腸菌や一般生菌などの検査を行っているか?

きちんと確かめて使って欲しいものです。

つい先日も、あるパティシエが

「木炭パウダーを使うと日持ちが悪くなる気がする」

と言っていました。

鉄などのミネラル分は細菌の繁殖を助けるので、

あながち気のせいとは言えません。

純炭を使った金沢ブラックつくねが

炭火やきとり どっかんのメニューに並んでくれたら嬉しい限りです。

純炭社長の研究日誌9、副作用事件勃発

こんにちは。

純炭社長@糖質制限中の樋口です。

カテゴリ「理系研究職の生き方」では沼津東高校で行った「職業を知るセミナー」の内容や

生徒さんからの質問+私自身の研究者としての経験を書き綴っています。

今日は「仕事をしていて、楽しいことや苦労することは何ですか?」

という生徒さんからの質問にお答えする形で副作用のことを書きたいと思います。

エリスロポエチン(EPO)は腎性貧血治療薬として有効性が高く、尚且つ、

安全性も高い優れた医薬品として患者さんに大変喜ばれていました。

ところが発売後9年を経過した1999年ころから、

アメリカのジョンソン&ジョンソンが販売しているエプレックス(EPO製剤の一種)を投与された患者に

赤芽球癆(せきがきゅうろう)という重篤な副作用が頻発したのです。

赤芽球癆は何らかの原因で赤血球が作られなくなる病気です。

エプレックスを投与された患者ではエプレックス(遺伝子組み換えEPO)に対する抗体ができ、

その抗体が患者の体内で作られる内因性EPOの作用までも抑え込んでしまったため、赤芽球癆が発症していたのです。

エリスロポエチン製剤にはキリン・アムジェングループが作ったエポエチンアルファ(日本での商品名はエスポー)と

中外・ジェネティックインスティテュートグループが作ったエポエチンベータ(商品名エポジン)の2種類が存在します。

欧米の副作用報告を見ると圧倒的にエポエチンアルファ(しかもジョンソン&ジョンソン製)で赤芽球癆が頻発していたため、

エプレックスの安定性に問題があるのではないか?と考えられていました。

しかし、対岸の火事だと放置しておくわけには行きません。

中外製薬の育薬研究部では副作用が発生した場合を想定して、3種類の検査方法を確立して国内での副作用出現に備えていました。

そして、2003年6月。ベルリンで腎臓関係の国際学会(EDTA)が開催されている最中、

ついに副作用の可能性のある患者さんが発見されたのです。

医薬品は厳密なルールの上に副作用報告が義務付けられており、予期せぬ重篤な副作用の場合は、

メーカーが副作用の可能性を知った日から15日以内、

予見できた重篤な副作用の場合には30日以内に厚生労働省に届け出なくてはなりません。

エポジンを担当していた主だったメンバーがベルリンに行ってしまっていたため、

急遽、私が会社を代表して山口県の病院に行くことになりました。

ところが訪問先はアンチ中外製薬で知られた血液内科の先生。

噂では、息子さんが中外製薬研究職の就職試験で落とされてしまい、その後、キリンの研究所に入社したとか・・・・

最悪の場所で最悪の副作用が発生した訳です

平身低頭、誠心誠意を込めて協力をお願いし、保管されていた治療期間中の血清サンプルを分けていただきました。

エポジンの副作用と断定するためには赤芽球癆発症前後でエポジンに対する抗体で生じているか?を調べなければなりません。

ところが、副作用の疑いのある患者さんは県内外の3つの病院を転院し、

EPO製剤も中外のエポジンとキリンのエスポーの両方が投与されていました。

私は転院先の全ての病院を回り、事情を説明して、血清が残っていないか探してもらい、

保管されていた全ての血清サンプルを集めました。

放射性同位元素で標識したエポジンやEPO依存性細胞株など長年のEPO研究で蓄積してきた研究ツールを駆使して検査した結果、

間違いなく赤芽球癆発症直前から抗エポジン抗体ができていることか確認でき、30日以内に副作用報告することができました。

育薬研究部が設立されずにEPO研究が途絶えてしまっていたら、このような迅速な副作用対応は不可能だったでしょう。

後日談ですが、最初に訪問したアンチ中外の先生は、誠心誠意検査して対応したところ、

中外製薬への不信感は解け、その後親しくお付き合い頂ける関係になったそうです。

苦難は幸福の門ですね。

石川県のサケマルシェってなんだ?

こんにちは。

純炭社長の樋口です。

昨日は石川県の酒蔵が一堂に会したサケマルシェに行ってきました。

IMG_1972.JPG正式名称は「石川の地酒と美食の祭典」というらしい。

日本酒が苦手な人でもバーテンダー協会も出展していたのでカクテルも楽しめます。

美食は有名寿司屋や金沢おでん、イタリアンなどがずらり。

おもてなしで有名な加賀谷も出展していました。

3000円で1マルシェ券を20枚購入するとワイングラスを渡されます。

後は、好きなお酒と料理をマルシェ券と交換するだけ。

IMG_1967.JPG

常きげんの限定大吟醸は

5マルシェ(750円)

牛筋煮込みは6マルシェ
(900円)
ちと高いぞ(笑)

IMG_1970.JPG1マルシェ(150円)で飲める日本酒も各酒蔵で用意されており、

おつまみも1マルシェで買えるものもありました。

み~んな芝生広場に座り込んで飲んでます。

周りはみんな酔っ払い(笑)

楽しいイベントです!(1日で終わるのもったいない)

11月1日に七尾会場でも開催されます。

全国の日本酒ファンの方、参加してみてはいかがでしょう?

糖質制限中の純炭社長も、この時ばかりは糖質解禁。

石川県の日本酒振興に一役買わせていただきました(笑)

IMG_1971.JPG

農水省が糖質制限を否定?

こんにちは。

純炭社長@糖質制限中の樋口です。

糖質セイゲニストの間で国が公式に糖質制限を否定したというとんでもないニュースが駆け抜けました。

ニュース源はここ。
https://blogos.com/article/97006/

10月16日の農林水産委員会の議事録に書かれているそうです。

医師のみならず国会議員の中でも

糖質セイゲニストが増えているのだそうです。

健康が何よりも大切な職業にあって、

糖質セイゲニストが拡大していることは、

糖質制限が本物である証拠です。

糖質制限は農業・医療・食品業などに

パラダイムシフトを起こし得る、大事件です。

それ故に、これからはネガティブキャンペーンが増えるでしょう。

しかし、反対勢力が騒ぐということは

糖質制限が間違っていない証拠!

それだけ、ポテンシャルも論理的裏付けが画期的である証拠です。

糖質制限は日本を救う!という意識でがんばりましょう。

純炭社長の研究日誌8、うさんくさい?

こんにちは。純炭社長@糖質制限中の樋口です。

カテゴリ「理系研究職の生き方」では

沼津東高校で行った「職業を知るセミナー」の内容や

生徒さんからの質問+私自身の研究者としての経験を書き綴っています。

生徒さんから「研究テーマはどうやって見つけるのですか?」という質問がありましたが、

大学や入社したばかりの企業研究者は教授や上司から研究テーマが与えられます。

一方、研究者として独り立ちするころ(30歳以降)になると自分で研究テーマを探すことになります。

社会的ニーズがあること、他人がやっていないことを考える訳ですが、企業研究者としては(一応)利益も考えなくてはなりません。

市場調査を行い患者数や既存薬の売り上げを調べ、

既存薬の市場満足度(1日の投薬回数や効果が出る人の割合、飲みやすさ、注射時の痛みなど)なども調べます。

臨床試験のやりやすさも考えなくてはなりません。

例えば、血液透析に入るのを予防するような薬は

長期間患者さんを観察しなければならないので時間も費用も掛かり難しい臨床試験になってしまいます。

創薬(新薬を作る)と育薬(既存製品を育てる)の兼務として研究職に復帰した私は、二つの研究テーマを考えました。

1)創薬はEPO(赤血球を作る薬)と同じ作用を持つ経口薬を作ること。

2)育薬はEPOを注射しても赤血球が増えてこない症例の原因究明をすること。

当時、EPOで赤血球を作る実験系を利用して細胞内部のシグナル伝達や遺伝子発現の様子が活発に研究されていました。

そこで分かったのは、EPOは細胞の外側に突き出しているEPOの受容体(EPOと結合するタンパク質)2個と結合しないと赤血球は出来ないということです。

1個のEPOに2個の受容体が結合することがきっかけとなって細胞の中に「赤血球になれ!」という命令が伝わるのです。

EPOは受容体を2量体化するために存在するのだったら、EPOを使わないで受容体を2量体化させられないか?

とスタッフ部門で悶々としながら考えていました。

しかし、研究担当役員から言われた一言は「そんなこと本当に出来ると思っているのか?」

まあ、アイデアが斬新であればあるほど他人にはうさんくさく聞こえるものです。

ところが、私が研究職に復帰した約1カ月後に私のコンセプトを見事に証明してくれる論文がサイエンス誌に掲載されたのです。

アメリカのaffymaxというベンチャー企業がEPO受容体に結合する14アミノ酸からなるペプチドを発見しました。

それを2量体化して細胞にふりかけたところ、EPO受容体同士が2個のペプチドでつながれて赤血球を作るシグナルが発せられたのです。

画期的な発見でしたがペプチドは消化酵素で分解されてしまうので経口薬にはなりません。

注射薬として開発するのは(既にEPOの注射薬が販売されているので)意味がありません。

私は低分子化合物の中からEPO受容体を2量体化させる物質を探し出そうと考えていました。

そこで、遺伝子組み換えでEPO受容体の細胞外領域(水に溶けるEPO受容体)を作製し、

片方を放射性同位元素でラベルし、もう片方は放射線を受けると光を発するビーズに結合させて、

簡単に受容体の2量体化を測定できる実験系を作ったのです。

自分の幸せ感+他者への思いやり⇒最強免疫!?

こんにちは!
生憎の雨模様 ,昨晩も雨でオリオン座流星群 は見られなかった金沢から~
水曜担当スタッフM子です

今週は見返していた「日本抗加齢医学会雑誌」の中のとある記事が気になったのでご紹介~!

Anti-Aging Medicine 2014,vol.10(2)の中で,慶應義塾大学の坪田 一男教授がおもしろい文献をご紹介なさっていました。

原著(元の論文)は以下のとおりです。
Fredrickson BL,et al
A functional genomic perspective on human well-being.
Proc Natl Acad Sci USA,110:13684-13689,2013

自分(の欲求が満たされた際)の幸せを感じている場合「=個人的快楽的幸せ」には炎症性サイトカイン(pro-inflammatory cytokine)の遺伝子群発現が約2割上昇している。そして抗体関連遺伝子群が2割ほど発現低下している。

一方,ボランティアや他者への親切等で自分にもちょっとした幸せ感を感じる「=社会的幸せ」の場合,タイプⅠインターフェロン関連の遺伝子発現が1割ほど,抗体関連の遺伝子発現が3割ほど上昇していた。

とか。

「遺伝子発現の上昇」とは,一般的にはその反応が活発化しているとか,関連の物質が体内でたくさん合成されていると表現してよいと思います。

141022自然.png
この実験結果の考察では,

人類の遺伝子が定まったような太古の時代,

個人的快楽を追求していた個体は他個体との接触が少なく,自然との接触が多いため細菌感染等から防御する炎症性サイトカインの遺伝子発現が上昇するのでは?

一方,社会的幸せを追求する個体は,他個体と集団でいる場合が多く,仲間から風邪などウィルス性の感染を受けるリスクが高かったため,抗体関連遺伝子群が発現上昇するのでは?

というものだそうです。

考察内容を支持するならば,「太古の習慣」が現代の我々の「超短期的な遺伝子発現」にすら影響を与えているということにもなるのでしょうか。

いろいろ気になる点があるのですが,そもそもちょっとした気分の違いで遺伝子発現がグッと変化するということは,やはり煎じ詰めれば「病は気から」とか「気力で病気をやっつける!」という話の信憑性が高いということかと。

逆に精神的な不調に対して,まずは物理的(肉体的)刺激を与え,精神へよい波及効果をもたらすということも知られてきていますよね。(うつ病への運動療法など)

141022血球.png一方,この研究結果については炎症性サイトカイン関連遺伝子群の発現上昇をどう捉えるかで意味合いが結構違うような気がします。

炎症性サイトカインの上昇が細菌感染の事前防御として有用と考えるか,或いはガンなどを誘発するよくないものとしてとらえるか…。
(過去に弊社代表が関連する話題をブログに挙げていたような…)

自己欲求を満たす幸福 + 他者への親切に伴う幸福

⇒ 細菌感染防御 + ウィルス感染防御 の最強免疫獲得!?

或いは,

⇒ ガン化リスク + アレルギーや自己免疫疾患リスクの上昇!?

…あらあら,そもそもは前向きな良い話のはずが,えらくネガティブな話になってしまったcoldsweats01

私は自己欲求充足上手の典型的な「個人的快楽的幸せ」 感じまくり人間なので,体内では炎症性サイトカインの遺伝子発現が強い状態だと予想されます。

…ガンには注意しなきゃかなcoldsweats01

「ヒトはご機嫌で幸せであると長生きする」とのことですが,何でご機嫌になるか・幸福を感じるかは人によって随分違いますよねconfident

その人の幸福要因がどんなものであれ,(他人にかける迷惑が極力少ない範疇で)幸せを感じられる毎日を過ごせば身体にはよさそうですsmile

そして「人のために何かすることが自分の身体によい影響を与えているかも!?」ということは覚えておくと良さそうですwink

前者は得意なので,もう少し人にやさしくを心がけようかな…と思った本日のM子でしたconfidentheart04

純炭社長の研究日誌7、再び研究職へ復帰

こんにちは。

純炭社長@糖質制限中の樋口です。

中外製薬は他社にないユニークな薬が多いのですが、製品改良が下手なため、

せっかく開拓した市場を失ってしまったり他社に奪われてしまうことが多かったのです。

武田など大手は最初に発売した薬の売上が下がってくると、

製剤改良で1日1回で済む類似薬を出して市場を守る戦略(ライフサイクルマネジメント)が得意でした。
なぜ、中外は薬を出したら出しっぱなしにしてしまうのか?

薬を出したことのある研究者が全く別のテーマに移ったり、研究現場から移動させられてしまうからなのです。
そこで、既存製品の改良や、医師との臨床研究を通じて営業(MR)と一緒に医療現場を回る研究者を育成する

製品育成研究所の設立を企画しました。

研究所や営業本部のトップを説得して回ったところ、簡単には進まないだろうと思っていた予想を裏切りとんとん拍子で話が進み、

1996年7月には営業本部の中に製品育成研究部(今の育薬研究部)が出来てしまいました(驚)。

なぜ研究本部ではなく営業本部なのか?

それは研究職を営業的に活用しようと思ったからです。

製薬会社の営業はMR(エムアール)と呼ばれ、医師に自社製品の情報を届けるのが仕事です。

薬を直接販売することや価格交渉することは有りません。(医療機関への薬の販売は医薬品卸会社が行います)

情報を届けると言っても毎日違う情報を届けられるわけがありません。

医師との良好な関係を築くために過度の接待やサービスが蔓延していた時期もありました。

しかし、医師と製薬会社の癒着が問題となり接待やサービスが業界自主規制で縮小していく中で、どうやって他社との差別化を図るのか?

そこに研究職の新しい使い方があると考えていました。

研究所に籠って実験をしているのが優秀な研究職という風潮がありましたが、それでは臨床ニーズは掴めません。

尚且つ、医師側も毎回同じパンフレットを持ってくるMRよりも研究職の人間と話したい、一緒に研究したい、

自分の研究を手伝ってほしいというニーズがあるのです。

医師に好かれるMRは「優秀な研究職を連れてきてくれるMR」という話も後に聞きました。

製薬会社には学術という部署があります。

学術部は元研究職が多く、論文を読んでMRや医師向けの情報を発信する部署ですが、研究機能は有りません。

ですからどうしても耳学問だけになってしまいます。

自社オリジナルな情報発信や研究のお手伝いなどは出来ません。

私が作りたかったのは研究機能を持った学術部だったので、営業本部の中に設置されたのは狙い通りでした。

1997年7月、私は創薬探索部門と育薬部門の兼務として研究職に復帰することができました。

純炭社長の研究日誌6、研究職くび!

こんにちは。
純炭社長@糖質制限中の樋口です。

TPO研究でキリンビールに完敗した私は研究職からスタッフ部門に移動させられました。

製薬会社の研究所には様々な部門があります。

・新薬開発も最も上流にあたる探索部門
・製剤化の研究をする部門
・薬物動態を研究する部門
・安全性を研究する部門
・製造プロセスを研究する部門

実際に手を動かして研究する研究職以外にも、

・総務(給与や勤務管理、採用、購買など)
・実験動物の飼育管理部門
・研究管理
・知的財産(特許)

などのフタッフ部門があります。
血小板を増やすトロンボポエチン(TPO)研究でキリンビールに完敗した結果、
血液グループは解体され、私は研究管理を行う創薬企画推進部への転属を命じられました。

1995年1月1日付、35歳の時でした(その数日後に阪神淡路大震災が起きる)

この人事には抵抗しました。

担当部長に直訴して取消しを画策しましたが、
一旦公になってしまった人事は取り消せないという(大会社にありがちな)論理で、
泣く泣く研究現場を離れました。

研究管理スタッフの仕事は研究職のお手伝いです。

市場調査や他社の開発状況を調べて研究職にフィードバックしたり、
大学との共同研究契約の締結を行ったり、
特許出願のお手伝いをしたり・・・・
私が最も嫌いな仕事でした。

うつうつした気分のまま転職も考えましたが、
「いや、転職を考える前に社内に自分の居場所を作ってやろう!」
と決意したのです。