ボタニカル・ダイと純炭

いつもブログ更新が遅れてしまう純炭社長です。

先週の金曜日から日曜日まで福岡で開催された日本透析医学会に参加してきました。

透析患者様に対する純炭の効果を熊本中央病院の宮村先生が発表されたほか、

腎臓病の治療に関わる大変興味深い情報を沢山えることができました。

さて、話題は変わって皆様はボタニカル・ダイという言葉をごぞんじでしょうか?

ボタニカル・ダイとは化学合成された色素を用いずに、

すべて天然物を使った染料のこと。

この道15年のシオンテックさんの展示会が表参道で開催されていたので行ってきました。

人間は合成色素で染められたものと天然色素で染められたものを見せると、

ほぼ全員が天然色素で染めたものを選ぶそうです。不思議ですね。

IMG_0716展示会は東京・表参道駅B3出口から徒歩3分。

今日明日は天気が良さそうなので、

ぜひともお出かけ下さい。

弊社の「食べる純炭きよら」も展示されていますよ。

展示会は明日金曜日までsign03

IMG_0710ギャラリーにはいると、

様々なコーナーに分かれています。

野菜や花で染めたコーナー

紅や藍で鮮やかに染められたコーナー

生薬として使われる植物で染めたコーナー

面白いのは

日本全国の日本酒でYシャツを染めたコーナー

そして、コレsign01
IMG_0709古来から日本人の生活には欠かせない

竹炭や麻炭で染められた

モノトーンの世界は

心が穏やかになる癒しの世界です。

食べる純炭きよらの

カプセルタイプと錠剤タイプは

炭コーナーに展示されています。

IMG_0705炭屋担当のシオンテック久澤さん。

カメラのレンズが曇って

霞がかかったような写真になってしまいました。

チャーミングな久澤さんのお顔が

はっきり映っていなくて残念coldsweats01

シオンテック展示会は明日6月28日金曜日の午後5時までsign01

ボタニカル・ダイで染められた

柔らかな色彩で

癒されてみませんか。

 

糖化(AGE)と腎不全

こんにちは、純炭社長の樋口です。

前回のブログでは終末糖化産物(AGE)が老化や様々な病気に関係していることを書きました。

今週は各論その1としてAGEと腎不全とのかかわりをご紹介したいと思います。

腎不全とは腎臓の機能が低下してしまう病気です。

腎不全には急性と慢性があり、急性腎不全は比較的治りやすいのに対して慢性腎不全はじわじわと時間をかけて腎機能が低下していき最終的には血液透析を受けなければ生命維持は難しくなります。

この慢性腎不全、

最近では慢性腎臓病(CKD)と呼ばれ、日本人の成人の約8人に1人はCKDと言われています。

その患者数は実に1,330万人sign03

腎機能が低下する原因は、
・自己免疫や薬アレルギー
・高血圧
・糖尿病
などなど様々な原因があります。

しかし、血圧や血糖値が高くても全員が血液透析に至るわけではありません。

では分かれ目は何なのでしょう?

こんな論文があります。

PNAS_AGE

 

 

1997年に発表された米国科学アカデミー紀要(PNAS)には経口的に摂取したAGEが糖尿病性腎症のリスクファクターとなることが記載されています。

少なくとも食事由来のAGEは腎臓に負担をかけることは間違いないようです。

金沢医科大学の竹内先生らは非糖尿病性の保存期腎不全(透析予備軍)の患者に

経口吸着炭薬を投与すると、血液中のToxic-AGE(毒性のもっとも強いAGE)が減ることを見出しました。

彼らは食事由来AGEを腸管内で吸着し便中に排泄することが、腎機能低下を抑制するのではないか?と予想しています。

また、PEDF(色素上皮由来因子:pigment epithlium-derived factor)という物質とAGEの関係が注目されています。

腎臓に存在するメサンジウム細胞やポドサイトという細胞はPEDFを作って各種のストレス(酸化ストレス・糖化ストレス)から腎臓を守ろうとしています。

ところが、AGE/RAGE(AGE受容体)が活性化されるとPEDFが作られなくなってしまい、腎臓の炎症や繊維化が進展するのでは?と考えています。

食事由来AGEはAGEとRAGEの結びつきを増やす方向に働くことから、PEDFの産生低下を招くと予想されます。

CKDの腎機能低下を抑制し、透析に入らずに寿命をまっとうできる方法が望まれています。

血液透析は週に3回の通院を余儀なくされ、1回に3~4時間の透析を受けなければなりません。

当然、仕事など社会生活に支障が生じます。

一方、血液透析にかかる治療費は全額公費で賄われるため患者負担はゼロですが、

約37兆円の国民総医療費のうち、4%(1兆円以上)が透析医療に使われています。

CKDから透析に移行するのを防ぐことは、

患者と国の両方にとってとても大切なことなのです。