こんにちは、純炭社長の樋口です。
突然ですが、FacebookというSNSをご存じですか?
目次
腎臓病患者さんが実践するマッサージとヨガ
私が参加しているFacebook内のグループに「腎臓病と一緒に」という集まりがあります。
透析に入った方、入る前の方、腎移植を行った方など、ご本人やご家族が様々な情報を交換しているサイトです(非公開グループなので参加申請が必要です)。今日はこのグループで役立ちそうな情報サイトを見つけたのでご紹介します。
腎臓に効く足つぼ「湧泉」
東洋医学では、腎機能が低下すると足裏にある「湧泉(ゆうせん)」というツボに、痛みを感じる硬いしこりが現れると言われています。湧泉は足の指を曲げたときに足裏にできる「人」の形をしたくぼみの中央部分。
「湧泉」の揉み方
床に座って、両手の親指の腹で「湧泉」のツボを左右それぞれ5分づつ、軽く押しもみすると腎臓に良いそうです。押す強さは力を入れるのではなく、心地よさを感じる程度にするのがポイント!
足の中指を回すのもオススメ
「湧泉」の他にも足の中指をグルグルと右回りに10回、左回りに10回、中指を反らすようにして大きく回すと、下肢に滞っていた水分が腎臓に戻りやすくなると言われているそうです。
「湧泉指圧」も「中指回し」も就寝前に行うのが良さそうですよ。
詳しくはこちらのサイト『東洋医学からみる慢性腎臓病の予防法(足裏揉み・中指まわし)』をご覧ください。
腎臓に効くヨガについて
腎機能が8%しか残っていないのに透析を回避しているリュウ・ウェイ(劉薇)さんは腎機能を保つために以下のヨガポーズを紹介しています。
1)膝立て金魚のポーズ
2)甲田光雄式金魚運動
3)蝶(がっせき)のポーズ
4)ラクダのポーズ
5)アザラシのポーズ
ツボやヨガが腎臓病に良い理由
ツボ刺激やヨガが腎臓に良いのは何故なのでしょう?実は腎臓という臓器は100gあたりの血流量が最も多い臓器なのです。
腎臓では大事なホルモンが作られる
私が開発にたずさわった腎性貧血治療薬「エリスロポエチン」は赤血球を増やすホルモンですが、体内では腎臓で作られています。
一方、赤血球は骨髄で作られます。なぜ、腎臓で造血ホルモンを作り、わざわざ一度血流にのせて、造血の場である骨髄に運ぶ必要があるのか?と不思議に思っていました。その答えは血流量にあるのです。
腎臓には酸素濃度をはかるセンサーがある
大量の血液が流れ込む腎臓には、血液中の酸素濃度をモニタリングするセンサーがあり、酸素が足りなくなると「エリスロポエチン」を作って、酸素を運ぶ役割をしている赤血球を増やそうとする仕組みです。
ツボ刺激やヨガで腎臓の血流を良くすることが腎機能の回復につながるのかも知れませんね。
”腎臓を揉む”って話の真偽のほどは?
また、巷では『腎臓を揉むとよい』などという本や情報がありますが、これに関してはこちらのサイト『腎臓を揉むと健康になるは本当なのか?』にて、とてもよく解説されています。
そもそも、腎臓というのは筋肉で覆われていて臓器自体を揉むというのは少し難しい臓器です。また、結石や水腎症の人は、安易に揉むと危ない場合もあります。
腎臓周辺にはツボがある
ただ、腎臓がある周辺(お腹周りや背中や腰にかけて)にはいろいろなツボがあるので、やさしくなでる(さする)ようにするのは良いとの事。東洋医学での「腎」と西洋医学での「腎臓」はすこし概念が違うものなので、そういった情報を混同しないようにしないといけませんね。
足つぼマッサージはすぐにでも出来そうな情報でした!ぜひ、お風呂上りや寝る前などにやってみてくださいね。
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じゅんたん愛飲者です。数値eGFR creatが23ほどです。就寝前の足裏マッサージ実行いたします。今年76歳になりますが、減塩も厳しく心がけ不安とたたかいながらも人生を楽しく過ごす事にわらって過ごしてます。いつも発信していただくメッセージに元気を頂いております。
ただ、いつもタブレットに入力するのに、苦労しています。
常に同じだったらありがたいのですが、簡単な見方はないのてましょうか?
高齢者にも簡単に目にはいればと節に願います。
匿名様
コメントありがとうございます。
「足裏マッサージと減塩、そしてストレスをためずに笑ってすごす」は素晴らしいです!
これからも続けて下さいね。
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お世話になっています。きよらを続けています。CKDの中程度ですが…何とか横ばいを維持しています。腎臓に良いツボ、早速やります!他にも色々な情報有難うございます!
先ほど近くの薬局で、身体測定会があり、AGEsを測定してもらいました。スコアは0.59a.u.でC評価、やや多いレベルとの事。甘いもの、炭水化物も気をつけていますが…腎機能も弱ってるので、少し不安です。最近は夕食後、30分程度のウォーキングもする様にしています。
また色々な情報を楽しみにしています。
匿名 様
いつも大変弊社製品をご愛顧いただきましてありがとうございます。
腎臓病ではストレスが大敵です。手軽に試せるツボ押しなら普段の生活に取り入れやすいですね。
AGEを測定なさったとの事、AGE値はすぐに下がったりはしづらいのですが半年ごとくらいに計測するとよいと思います。
また、AGEは体に入れない、作らせないことが大切です。
高温調理でAGEが作られてしまいますが、肉や魚を焼く前に酢やレモンを塗ってから焼くとAGEを少なく抑えられます。
また、血糖値が上がると体自体が糖化してしまうので、血糖値が上がりづらい食事の工夫(炭水化物は最後に食べる、ねばねば食品や酢を活用する等)も効果的です。
これから夏場になり、クレアチニン値が上がりやすくなる時期ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。
夏場の対策等は追ってメールマガジンにて配信いたしますのでせひご覧くださいね。