お客様からいただくご質問の中に安全性や副作用に関するものがあります。
・純炭粉末には副作用はありませんか?
・食べる純炭きよらには発がん性はありませんか?
昔から魚の焦げを食べるとがんになると言われてきました。焦げ=炭というイメージがあるために発がん性が心配されるのだと思います。
しかし、魚や肉の焦げ部分に含まれる発がん性物質はヘテロサイクリックアミンやニトロソアミンといった窒素酸化物(含有化合物)であるのに対して、(純度の高い)炭は炭素でできているので、全く異なる物質なのです。
もう少し細かく説明してみましょう。
魚や肉のタンパク質はアミノ酸からできています。
アミノ酸は窒素(N)を含むアミノ基を持っていますが、加熱調理中に生じた窒素酸化物とアミノ基が反応してヘテロサイクリックアミンなどの発がん性物質を生じます。
ダイエタリーカーボン純炭粉末の原料である結晶セルロースは水素(H)、酸素(O)、炭素(C)からできており窒素(N)を含みません。当然、アミノ基も含みませんのでヘテロサイクリックアミンが生じる危険性もないわけです。
一方、パンダの主食である竹などの樹木はタンパク質や糖類、金属元素を含んでいます。ですから竹炭や備長炭などの樹木を材料とした炭には注意が必要です。
別の種類の発がん性物質にベンゾピレン(ベンゾaピレン、3,4-ベンゾピレン)があります。これはヘテロサイクリックアミンとは違って窒素を含まず、炭素と水素だけで出来ています。
昨年秋、韓国の食品メーカーが販売したラーメンのスープからベンゾピレンが検出され、大きく報道されたことは記憶に新しいと思います。
弊社が製造するダイエタリーカーボン純炭粉末からはベンゾピレンが検出されないことを(財)日本食品分析センターが確認しています。
発がん性以外の安全性に関しても試験を行っています。
急性毒性試験:ヒト一日推奨量の250倍量を一度にラットに食べさせても安全であることを確認しています。 |
28日間連続投与試験:ヒト一日推奨量の50倍量を28日間ラットに食べさせても安全であることを確認しています。 |
変異原性試験:がんなどの原因となる遺伝子突然変異を起こさないことを確認しています。 |
更に福島原発事故で心配されている以下の放射性物質も検出されないことを確認しています。
セシウム-137 |
セシウム-134 |
ヨウ素-131 |
ちなみに、イカ墨とは違うの?というご質問もありますが、
イカ墨は人間の日焼けの原因にもなるメラニン色素なので炭ではありません!笑
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