こんにちは、純炭社長の樋口です。
「純炭粉末の食べる純炭きよらプレミアムを寒天でゼリー状に固めて食べても大丈夫ですか?」始めてご購入いただいたお客様からこんな質問をいただきました。
目次
きよらをアレンジして食べるのはアリ?
純炭粉末公式専門店では毎日のように様々な質問やご相談にお答えしていますが、今回の純炭寒天ゼリーに関してはちょっと考え込んでしまいました。
お客様が聞きたかったのは「寒天ゼリーを作る時の加熱処理によって性質が変わることはないのか?」という点だったのですが、この問いに対しては「熱処理によって性質が変わったり変性したりする心配はありません!」と即答できます。
純炭粉末は加熱では変化しません!
なぜならば、
① 純炭粉末は1,000℃以上の高温で製造しているので、100℃前後の加熱処理で性質が変わることはありません。
② 腸内善玉菌の餌になるイヌリンや難消化性デキストリンも熱には安定な物質なので、100℃前後の加熱処理で性質が変わることはありません。
③ きよらプレミアムに1兆個(ヨーグルト約100個分)配合している乳酸菌(EC-12株)は加熱処理された死菌なので、100℃前後の加熱処理で性質が変わることはありません。
乳酸菌は加熱していいの?
ヨーグルトメーカーを敵に回すつもりは毛頭ありませんが、ヨーグルトや乳酸菌飲料に入っている乳酸菌やビフィズス菌の大半は胃酸や胆汁酸で死んでしまいます。運よく生き延びた乳酸菌やビフィズス菌も、腸の中で増えて定着するわけではなく、乳酸や酪酸といった体に良い物質を腸内にバラまきながら、あなたの腸の中に元々棲みついていた善玉菌に「頑張れよ~!悪玉菌に負けるなよ~!」とエールを送りながら便と共に排泄されます。
途中で死んだ乳酸菌は役に立たない?
では、途中で死んでしまった乳酸菌やビフィズス菌は無駄死になのか?というと決してそうではありません。死んでしまった菌の成分は腸管免疫を刺激して、善玉菌を増やしたり腸内環境を整えたりして人間の健康に寄与してくれるのです。
余談ですが、「なぜ企業は生きて腸まで届く〇〇と宣伝し続けるのでしょう?」という問いに対して腸内細菌研究の第一人者である光岡知足先生は『企業は生きたまま菌を腸へ届けるために大変なお金をかけています。過去に自分たちが死菌は効かないと言ったことに縛られているのでしょう。』と答えています。
プレミアムの乳酸菌は加熱済!
というわけで、純炭粉末の「食べる純炭きよらプレミアム」には加熱処理によってきちんと品質管理された乳酸菌(死菌)をたっぷり1兆個配合しているのです。更に余談ですが、他社製品のパッケージにある100億個、1,000億個の方が1兆個よりも多く見えてしまうのがちょっと残念。10,000億個って書いたら消費者庁におこられるかな?(笑)。
結局寒天ゼリーにしても良いの?
話を純炭寒天ゼリーに戻すと、加熱によってきよらプレミアムの性質に変化が生じないことはお伝えしましたが、純炭社長が気になったのは「寒天ゼリーに封入された状態で純炭粉末などの成分はきちんと働くことができるのか?」という点です。
ヒトは寒天を消化吸収できない
寒天を消化できる酵素を持った腸内細菌をお腹の中に飼っていなければ、寒天ゼリーはそのまま排泄されます(物理的に細かくなることはあるでしょうが)。
しかし、悪玉菌が作る尿毒症物質(インドールなど)は寒天の網目サイズよりも小さいので寒天の中に入り込んで純炭粉末に出会うことができます。腸内細菌も寒天の中に入り込めるサイズなので、イヌリンや難消化性デキストリンを食べに行けるはずです。なので寒天ゼリーにしても大丈夫です!
寒天とプレミアムに使っている乳酸菌の相性は?
問題は「食べる純炭きよらプレミアム」に配合されている乳酸菌です。乳酸菌は小腸の免疫細胞を刺激して人間の健康に寄与するわけですが、菌体成分が寒天に封入されていると効率よく免疫細胞を刺激できなくなる可能性があるのです。
結論としては…
結論としては、純炭粉末自体は寒天で固めても問題ありませんが、「食べる純炭きよらプレミアムに配合されている成分を遺憾なく働かせるためには寒天ゼリーは避けた方が良い」ということになります。顆粒が飲みにくい場合には、胃の中ですぐに分散するタイプの服薬ゼリー(龍角散製品など)に混ぜたり、ヨーグルトに振りかけて食べる方法がよいかもしれません。
水に混ぜるならペットボトルでどうぞ
水に溶かす(懸濁する)場合にはペットボトルに入った水(200 mL程度)にきよらプレミアム1包を投入し、キャップをしめて軽く振ると、キレイに懸濁できますよ。ぜひ試してみてくださいね。