食べる純炭きよら通信vol.8(2020.2月号)
いつも食べる純炭きよらをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
純炭粉末公式専門店では、腎臓病情報をインターネットで配信中です。
パソコンがなくて見れない方の為に、毎月“きよら通信”をお届けします(*^^*)
目次
~先月号のおさらい~
先月号は“腎臓にやさしい食養生”についてのお話でした。
腎臓によくない食習慣をここでもう一度おさらいしてみましょう。
AGEに気を付ける
揚げ物やコンガリ料理、電子レンジ調理は控え、生や茹でる蒸す煮る料理がオススメです。
目指せ1日30品目
極端に走るのではなく、いろんな旬の食材から少しずつバランスよく栄養をとりましょう。
加工品や添加物を避ける
原材料を見る癖をつけ“アルファベット”や“●●剤”等と書かれている食品は避けましょう。
(例:アセスルファムK・アスパルテーム・●●エキス・グルタミン酸Na・リン酸Na・pH調整剤・乳化剤・結着剤)
もっと手軽に腎臓を養う方法ってないの?
電子レンジは使うなとか、いろんな食材を食べろとか、加工食品を避けろとか、なかなか面倒で続かない(+o+)なんて声も聞こえてきました。そんなあなたの為に、こんな食生活はいかがでしょう?
1日何品目の食材を摂っていますか?
低タンパク療法をするなら、1日20品目以上できれば摂るべし!と言われています。(もちろん低タンパク療法等の食事指導を受けていない人は30品目摂りたいところ・・・)
食事指導を受けている場合、やみくもにタンパク制限をしすぎたり計算するのが大変で、単一の食材に偏りがちです。また、食事指導を受けていない(する必要がない)人も“タンパク質とカリウムはダメ“と思いこんで食材が偏ってしまう人が多いのも事実です。
偏った食事を続けるとどうなるの?
単一の食材に偏った食事を続けると、体はどうなるのでしょうか?
必要な栄養素が足りなくなるので、筋肉があっという間に減ってしまったり、免疫力が低下して病気にかかりやすくなることも。栄養のバランスが取れていないと肉体だけでなく、精神的に不安定になることも知られています。
なんとなく元気が出ないなぁ…いつも気分が晴れないなぁ…というあなたは、もしかしたら必要な栄養が足りていないのかもしれません。
いつもの食事にチョイ足しのススメ
そこで、いつもの食事に少しだけ工夫して、品目数を増やす技を手に入れましょう!スーパーですぐ手に入る食材ばかりで、簡単なチョイ足し作戦(たった③つだけ)はこちら。
液体をチョロリ(酢と良質の油)
酢・・・三杯酢や寿司酢はNG、他の調味料の入っていない物を
減塩で味気ないメニューのお助けマン!また、酢を摂ることで血糖値の上昇を緩やかに出来ます。酢に含まれる成分が消化吸収を助けたり、腸内環境も整えてくれます。酢の物に使うだけでなく、サラダやスープ、焼き魚や揚げ物にかけたり、食前に水で薄めて飲むのもオススメ。
良質の油・・・亜麻仁油・えごま油・しそ油
青魚やナッツ類に多く含まれるオメガ3は、血管をしなやかにしたり、動脈硬化を予防するので毎日摂るのがベスト。毎日魚料理をするより、油から摂ると手軽で安価。毎食小さじ1杯程度プラスしてみましょう。
(但し、これらの油は熱に弱いので加熱調理NG)
乾物をパラパラ(無塩のものを選ぼう)
胡麻・海苔・しらす・青のり・あおさ・わかめ・天かす・かつお節・きな粉・ナッツ(くるみ・アーモンド・ピーナッツ・カシューナッツ等)
いつもの食事にパラリと少量かけるだけなら、リンやカリウムもそこまで気になりません。冷凍庫等で保存もきくのでとっても便利。
少し加えるだけで、風味が増したり、見た目にも食卓が華やかになりますよ。
特に無塩のミックスナッツがオススメ。砕いてサラダにトツピングしたり、すり胡麻のような感覚で白和えなどに加えたり、ヨーグルトにかけてもOK。
薬味をチャッチャ(なるべく生のものを刻んで)
紫蘇・ねぎ・にんにく・生姜・わさび・三つ葉・パセリ・みょうが・柑橘(絞り汁や皮を刻んで)
細かく切って常備しておけば、いつものお料理に加えたり、下味をつけるときにも手軽に使えてGOOD。生姜やねぎ・パセリ等は、みじん切りして冷凍しておいてもよいですね。薬味の風味が加わるだけで食欲もそそり、減塩効果もありますよ。
チューブで売っている薬味には防腐剤などの添加物が入っている場合があるので、できれば生のものを。
いつもの納豆もチョイ足し作戦で大変身!
市販の納豆に付属のたれ(添加物が多いかも?)をかけるよりも…
①亜麻仁油ちょろり→②胡麻とかつお節パラパラ→③ねぎと生姜をチャッチャで、ほんのすこーしお醤油をたらせば、添加物も抑えられて減塩にもなり、なにより満足度も大きいですね。
2月にオススメなツボ『井穴(けいせつ)』
寒さのせいで、冬場は自律神経が乱れがちです。そんな時は爪の生え際(←写真の青い点)を揉んでみましょう。このツボを揉むと、副交感神経が刺激されてGOOD。指1本あたり10秒ほど揉んでみてくださいね。
両手10本全部揉んだら、小指のツボ(腎臓にはおすすめ)をもう一度念入りに。
ぜひ試してみてくださいね(^o^)/
(2020.2月号として配布したものです)
「きよら通信vol.8-慢性腎臓病(CKD)で摂りたい腎臓を養う”チョイ足し食材”について」への1件のフィードバック