純炭粉末お炭つきのブラック食品

こんにちは。

純炭社長@糖質制限中の樋口です。

世の中にはブラック食品がけっこう出回っています。

例えば、「ブラックラーメン」「ブラックシュークリーム」「ブラックシフォンケーキ」「ブラック肉まん」

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でも、日本には食用炭というものは存在しないんです。

ということは食べても安全であることを証明する基準もありません。

ですからどんな素性の炭を使うかは使用者の自己責任なんです。

これって、プロの料理人さんも意外に知りません。

「同じ食用炭を仕入れているのに毎回出来栄えが違って困っている」と話してくれた製麺所のオーナーは大量のカリウムやリンが入った食用炭があることを知りませんでした。食用炭のロットによってカリウムやリン量が変われば、麺に練りこんだ時のpHも変わるので、出来栄えが変わってしまうのも納得できます。

更には、食用炭と銘打って売られている商品でも細菌検査や重金属検査を行っているとは限りません。

純炭社長が作っているダイエタリーカーボン® 純炭粉末は一般生菌、大腸菌検査はもちろん、有害な重金属・ダイオキシン検査や放射能検査、変異原性試験、急性毒性・亜急性毒性試験、発がん性があるベンゾピレン検査も行っている安全安心な炭。ロットごとに試験成績書を発行しています。

下の写真はスタッフのブログに出てくるパン屋さん「ソレイユ」の岩田マスターが焼いてくれた純炭フランスパンで作ったカナッペ(カナッペを作ったのは純炭社長です)。トッピング食材が映えるでしょ(笑)

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こちら↓の写真は美人料理研究家の藤野幸子さんが焼いてくれた純炭粉末配合のストウブパン。

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どちらも純炭粉末お墨付きのブラック食品です。

あとは辻口シェフがどんな風に使ってくれるか期待してます。
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純炭社長の研究日誌11、純炭粉末との出会い

こんにちは。

純炭社長@糖質制限中の樋口です。

カテゴリ「理系研究職の生き方」では9月に沼津東高校で行った「職業を知るセミナー」の内容や

生徒さんからの質問への回答などを書きつづっています。

今日の質問は、

「炭を食べるなどという想像もつかない発送、逆転の発想はどこから生まれましたか?」

中外製薬を退社したのち、金沢医科大学のベンチャー企業で働き出した私は

理科機器会社の社長が持ち込んだ炭に出会いました。

その社長は発熱体として炭を利用していましたが、

その炭を血液と混ぜて何が吸着されるか?を測定したところ、

クレアチニンや尿素窒素といった腎機能を示す数値とともに

リンの値も下がっていることに気付きました。

腎不全治療ではクレメジンという活性炭の薬と

リン吸着剤の2種類の薬が処方されます。

しかし、両方とも飲みにくい薬で便秘の副作用も強いという欠点がありました。

もし、この炭が本当にリンを吸着する能力があるのであれば、

今まで二つの薬を飲んでいた患者さんが一つの薬で済むようになるのではないか?

ところが、理科機器会社の社長が持ち込んだ炭は

中国産の布を原料に使っており、発がん性のある染料などが含まれている危険性がありました。

そこで、我々は竹、綿花、おがくず、海藻、コーヒーなど様々な材料を炭にして吸着実験を繰り返しました。

竹を電気炉で炭化させた際には、竹に含まれるカリウム元素が電気炉に残留してしまい、

その後に焼いた材料の表面にカリウムが付着するアクシデントにも見舞われました。

試行錯誤を続けて分かったことが三つありました。

一つ目は、リン吸着能を持つ炭には炭素の他にカルシウムが多く含まれていたこと。

二つ目は、炭化させる原料に含まれている物質(植物細胞に大量に含まれているカリウムや植物の生育環境に存在したと思われるヒ素や鉛など)は炭化させても炭の中に残留すること。

三つ目は、竹や木などの天然物を原材料にするかぎり、品質管理が不可能であること。

仮に竹を材料として炭を作る場合でも、産地が違えば竹に含まれる物質も違います。

また、同じ地域の竹であってもシーズンごとに組成が変わる可能性もあります。

農薬などが近くで使われれば残留農薬の心配もあります。

そこでたどり着いた原材料が

食品や医薬品にも使われている不溶性食物繊維の一種「結晶セルロース」でした。

「食べる純炭きよら」に配合されている純炭粉末は結晶セルロースを日本、米国、韓国で特許を取得している特殊製法で炭化した安心安全な炭なので、長期間安心してお飲みいただけるのです。