こんにちは。
純炭社長@糖質制限中の樋口です。
受験勉強の時など、眠気覚ましにコーヒーを飲みますよね。
しかし、一連の勉強をし終わった直後にコーヒーを飲むと記憶が残りやすいようです。
Nature Neuroscience 17, 201-203 (2014) によると
100人以上の被験者に絵を見せて、
描かれている物が屋内で使うものか?屋外で使うものか?
を答えた少し後に200 mgのカフェイン(又は偽薬)を飲んでもらう実験を行ったそうです。
翌日、いくつかの絵を見せて
「昨日と同じ絵」「始めて見る絵」「昨日の絵に似ている絵」
の3種類に分類してもらったところ、
カフェインを飲んだ被験者の方が正確に分類できたとのこと。
カフェインの量が少なかったり、
絵を見せられる1時間前にカフェインを飲んだ場合には、
記憶の定着効果は認められなかったそうです。
200 mgのカフェインとはどれくらいの量なのでしょう?
コーヒーなら約330 mL(約2杯)、玉露なら約125 mL(約1杯)
煎茶だと約 1リットル、紅茶だと約670 mL (笑)
受験や資格試験に取り組んでいるのであれば
勉強した直後にコーヒー2杯を飲んだ方が良さそうです。