日本でも人気のある辛ラーメンを製造する韓国の食品メーカー「農心」など4社9製品で、発がん性物質ベンゾピレンを含んだかつお節を粉末スープに使用していたとされる問題。
日本の厚生労働省は自主回収を命じました。
ベンゾピレン(ベンゾaピレン)は化学式C20H12で表される、5つのベンゼン環が結合した物質です。
強力な発がん性を有するベンゾピレンは、タバコの煙やバーベキューなどで焦げた食物に含まれる他、炭や木酢液にも含まれる可能性があります。
ベンゾピレンは曲者で、同じ原料であっても炭化条件によって出来たり出来なかったりします。なので、焼成温度が毎回違っていたり、原料に含まれるカリウムやリンの量が違っていたりするとロットごとにベンゾピレン量が異なる可能性があるのです。
ダステックが製造するダイエタリーカーボン 純炭粉末は可能な限り不純物を含まない品質管理された純粋な炭を目指して竹炭や備長炭とは全く異なる原料と製法で製造しております。
純炭粉末の原料は品質管理された結晶セルロース。その結晶セルロースを温度制御された電気炉で焼成するので、毎回同じ品質の純炭粉末が製造できるのです。
もちろん、ベンゾピレンも検出されておりません。
今回の問題はスープに使われたかつお節が原因とのことですが、かつお節は茹でた鰹を煙で燻して作ります。この煙の中にベンゾピレンが含まれていたのでしょうか。と言うことは燻製も危ない?
ベーコンを自家製で作る私としてはショッキングな事件でした。