デマ情報に惑わされないで!(手洗い編)

投稿日: カテゴリー 【純炭社長のつぶやき】

こんにちは。純炭社長の樋口です。
最近、「科学的根拠」という言葉を耳にすることが多くなりました。
駄菓子菓子、科学の片隅をちょっとだけカジったことのある純炭社長的には「科学的根拠」を求める姿勢に違和感を感じてしまうのです。

☞そもそも科学的根拠って?

ネット上で(それなりに社会的影響力がある方が書いた)こんな記事を読みました。「手洗いなんでコロナ感染には無意味だ!なぜなら私はまともに手など洗ったことがないが風邪を引いたことなど皆無だからだ!」

これを読んでどう思いますか?
発言者にしてみれば実体験に基づいた(他人はどうあれ)科学的に根拠ある事実なのでしょうね。
でも、180年前には↑の考え方は医学会の常識だったのです。

☞「手洗いと病気は関係ない」という(間違った)常識

1840年代後半、ウィーン総合病院の産科病棟に勤務していたセンメルワイス医師は3人に1人の産婦が産褥熱で死亡していることに気が付きました。驚くべきことに、この死亡率は、病院の産科ではない、一般的な助産婦による出産よりも3倍も高かったのです。
総合病院の医師たちは誇らしげに血の付いた白衣を着て、手も洗わずに次々と患者のあいだを回診し、検死解剖をしたままの姿で患者を診ていたのです。

そこで、センメルワイスは「死体を解剖したあとに、生きている患者を診察するときには白衣を脱ぎ、手を消毒薬で洗うべきだ」と主張したのです。たったこれだけのことで、産褥熱による死亡率は90%低下し、助産婦による出産と同じレベルになりました。

☞(それまでの)常識を覆すって難しい…

ところが!センメルワイスの成功は医学会を激怒させました。産褥熱の蔓延を衛生状態の悪さに結び付けたことで医師たちの高貴なプライドを傷つけただけでなく、「病気は悪い空気から発生する」という当時の医学的知識(=科学的根拠)に喧嘩を売ってしまったのです。

☞今では考えられない手洗いの常識

「手を洗うことで病気の蔓延を防げる」との現代常識は当時の医学会では異端であり、同僚の医師たちに疎まれたセンメルワイスはウィーン総合病院を解雇され、絶え間ない激しい批判によってうつ病を発症し、47歳の若さで精神病院で死を迎えることになったのです。旧来の通説やパラダイムに反する新しい知識への手に付けられない拒絶を哲学者は「センメルワイス反射」と呼んでいるそうです。(出典:築地書館、土と内臓-微生物がつくる世界-)

☞科学的根拠と言われるものの不確かさ

このように科学的根拠に基づいた(と信じられている)事象は必ずしも「真実」とは限らず、ましてや新型コロナウイルスに関する限られた情報(場合によっては捻じ曲げられた情報が混じっているかもしれません)から、いつまで学校を休校にするのか?いつまでイベントを自粛すればよいのか?などと科学的根拠を求めることに純炭社長は虚しさを感じてしまうのです。

☞今私たちがやるべきことは…?

自分のチカラで新型ウイルスの蔓延を阻止する!という確固たる決意

ベトナム保健省が作成したというコロナウイルス対策のYouTube動画が世界中で1200万回(3/11現在)視聴されています。
動画はこちら(結構いい曲です!ぜひ聞いてみてください!)
現時点で感染防御に関する科学的対策はこの動画内容に尽きると思います。また、終盤にある「ベトナムはコロナウイルスに勝つことを決意した」という字幕には感動してしまいました。

第二次大戦後の焼け野原から復興し、阪神淡路・東日本大震災など多くの天災を経験してきた日本人は、今回の危機に対しても知恵を出し合い、助け合って克服すると信じています。
不安やネガティブな感情は免疫力を落とし、腎臓にも負担をかけますので、「仮に感染したって重篤な肺炎にならなければタダの風邪。蔓延させない努力こそが大切!」と個人的に割り切って考えている純炭社長なのでした。

【純炭粉末公式専門店】は→こちら

 

純炭社長

投稿者: 純炭社長

純炭粉末の(株)ダステック代表取締役社長。中外製薬で腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の創薬に携わった後に、ESA製剤が不必要になる世の中(すなわち腎臓病が無くなる世の中)を目指して47歳で起業しました。元金沢医科大学腎臓内科非常勤講師。ケトジェニックダイエットシニアアドバイザー・AGE研究協会認定講師でもあります。「出す」健康法で健康寿命を延ばすのが夢! 最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとしてサラメシも提供しています(笑)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください